kaz_oshikiri
不定期みちのく潮風トレイル相馬からの逆コース
勢いで住むことになってしまった賃貸住宅、ブランドール八幡ⅠのDIYメモ えっ、賃貸なの?、って聞かれるやりたい放題DIY(若干プロも) 原状復帰なしって素晴らしい
これまでの障害というか、乗り越えなければいけない課題を越え、いざスタートとなった時にまたひとつ課題が現れます。 一つ目は内なる障害、建築設計事務所がデザインするということです。これは一概に障害とは言えず強みにもなることなのですが、うまくコントロールできないと諸刃の剣になり替わり、味方諸共切り裂きます。 当時の担当者が描くデザインは、当然ながら建築的に評価が受けられるデザインを目指してくるので、プランを一目見た時の収益性の悪さに一瞬唖然としてしまいます。 しかしそれは反面、住み
さて、前回で東松島版ゆるいコレクティブハウスの輪郭が見えてきたところで、机上の空論、事業計画を策定します。 賃貸住宅がまったくない地域なので、市場調査は基本的に不可能です。 すっかり喫茶ランドリーさんに先を越されてしまっていましたが、以前から温めていたテナント、カフェとコインランドリーはコミュニティー施設にカテゴライズされると思っているので、メーカーや業者さんに相談してみると、皆揃ってNGの返答。 それはそうです、ふつうにマーケティングで語れば、どんな業種だって地方では
最近、自分がよくシェアしている野蒜ケ丘サスティナブルコモンズとは、いったいなに?という人もたくさんいるだろうと思い、少し書いてみようと思いました。 野蒜ケ丘とは、宮城県東松島市にある、奥松島に近い高台移転地になります。 3.11の震災前は宮城県内でも有数の観光客者数を誇ったであろう海水浴場、野蒜海岸付近の地区の方たちが移転宅地する場所として造成されました。 JR仙石線の東名駅、野蒜駅も一緒に移転し、同じ移転地内にJRの駅が2つもある、稀有な住宅団地となっています。 そ
10回目の3月11日 仕事の日だと気が紛れるので、いつも通りの帰宅を ふとOAUの「帰り道」を聴きたくなり、でもって柄にもなく空なんか見上げてしまった OAUのLIVEを観に行ったことがある人であれば、この曲の歌詞に込められた思いを感じ取れてると思う もともと宮城出身ではないし、震災当時は山形から通っていたし、近しい人を失ったわけでもないのだけど、歌詞が沁みる あっという間の10年だった でもまだまだ終わらない 自分が関わっているプロジェクトは少なくとも再来年ま
先日、山形県新庄市のフリーマガジン、季刊にゃ~ のサイトを覗いていたら、親戚のおじさんが最上の偉人Tシャツになっていることを発見! https://kikan-nya.stores.jp/items/5f44d3b7223ead12ad4fed7b これは、一目置いている(なぜ上から目線?)新庄市在住のデザイナー、吉野さんの手によるものだけど、衝撃が大きかったのはもちろんのこと、おかげで実家に連絡する口実もできたことは感謝しかない そしてバックナンバーを読めば、これまで全然
東日本大震災、月命日の2月11日、5ヶ月ぶりにみちのく潮風トレイルを再開。 前回終着の山元町山下駅から亘理駅までの区間コース。 海を離れ、里山を縦走するコースとなるので山好きとしては嬉しい。 先ずは山に向かって町を歩き、有名建築家が設計した山元町役場の敷地を通過。 亜鉛溶融メッキ好きにとっては、まあ、よい建物です(それだけ?) 深山山麓少年の森の入口にある門をくぐり、深山山頂へ。これまでになく潮風トレイルの案内が設置されていて、コース選択を迷うことない。 途中ご神体を
DIYのできる賃貸住宅という、ちょっと不思議な住み方をしていると、ふつうの賃貸住宅には戻れる気がしない。 そもそも、民間の賃貸住宅はオーナーさんが受け取る利益によって成立しているので、やれ金利だ表面利回りだのにらんだ結果生み出されるもので、ふだんそういう仕事をしている自分がここにいたりもする。 でも、振り返って考えると、やはり顔の見えないオーナーさんにはお金を払うのもなんか嫌だし、やっぱり自分の好みの部屋に住みたい、となれば、改修が可能な物件に住むしかないのだけど、別の家に住
弊社と東松島市の3社の工務店(ゴトウ建設工業・櫻井建設・村上工務店)が組成する野蒜ケ丘コミュニティ・プランニング合同会社が無事東松島市との土地の決済を終え、ようやく野蒜ケ丘コレクティブハウスのプロジェクトが本格スタート 胸にSDGsのバッジを着けるような高尚な人間ではないですが、人一倍エシカルを標榜するパンクな自分としては、(なんかエシカル・パンクって言葉、よくないですか?)このSDGsを体現できる、特にソフト面での成果を目指していこうと思う 写真の模型左端にはあっという
ふだん、地下鉄構内を歩いてもまったく気にならない掲示物の数々だけど、なぜか一枚のポスターは目に留まった 地下鉄の構内でポスターの前で足を止めたのは本当に初めて オリヴィエーロ・トスカーニ写真展 NAKED. 、、、たぶん、呼ばれた気がする やはり巨匠、歳を重ねても、そのパネルに使用されている写真のキレが半端ない 内容は、パラリンピック イタリア代表選手たちのポートレイトが大胆に配置されている展示会 会場は岡山県矢掛町と仙台市のホストタウンのみ、しかも無料! 何かにつけて文
この日は気が重かった。 トレッキングやトレイルなどのアウトドア活動で気が重いということはほとんどないのだけど、この日、9月19日は気が重かった。 曇り空の天候のせいではない、その理由は、待ち受けるコースがほぼ平坦な直線コースであること! それも仕事でそれなりの回数を重ねて車で行っているので、まだ復興半ばの道を延々と歩くことが分かり切っていたことが大きい。 そんな気持ちを振り払いつつ、前回ゴールした新地駅をスタート。 トレイルコースに戻るべく西を目指します。 一つ目の目
コロナ禍により停滞していたみちのく潮風トレイル北上コースを再開したのは、まあまあ落ち着いてきた8月22日(この投稿から2ヶ月以上前!) 公共交通機関でその日のスタート地点へ、ゴール地点から帰る自主ルールを決めているので、なかなか密になりにくいとはいえ、電車を使うにも気を使っていた。(このルール、確実に石巻を越える辺りから、自ら首を絞めそうなことは間違いない) 今回は前回ゴールの、JR常磐線駒ケ嶺駅からスタート。 先ずはコース復帰を目指して駒ケ嶺城址(臥牛城)へ向か
ストーリーズにUPしてた写真のまとめ 5月の連休は奥羽越列藩同盟の再来のごとく越境禁止の旗印が掲げられたので、山形にも帰らず、J-Waveで流れてるところの「がんばろうウィーク」として、ステイホームを決め込んだ。 流れるSNSは、やれマスクはあーだ、PCRはどーだ、と本質的な議論のない表面的な意見が並び、負のオーラを感じて疲れるので一時閲覧休止。 そうすると、この住んでいるDIY可賃貸マンションでしばらく手を付けていなかった部分が気になってくる。 材料と道具を見れば、当時使
相馬をスタートし寄道コースを巡った結果、相馬に戻りちっとも前進しなかった前回(0) さあ、新たにスタートして、福島県相馬市から青森県八戸市を目指そう。 基本的には月1回。 スタートとゴールの位置が登山とは異なり、同じ場所に戻らないため、基本的に公共交通機関と脚のみで動く。 グレートトラバースの田中さんみたい脚だけでなんてことは絶対ムリ。 前回同様、JR常磐線(祝!9年ぶりの全線開通)相馬駅からアウトレット感のある微妙にレトロなワンマンバスで海に向かい、松川浦環境公園をスタ
2020年2月9日、何を血迷ったか、みちのく潮風トレイル全踏破しない?、の甘い言葉にうっかり乗ってしまい、福島県相馬市を起点にスタート。 JR常磐線相馬駅からバスに乗り、スタート地点の松川浦環境公園へ。 そこには、流出してしまったろうと思っていた、前職時代に構造体を出荷した管理棟が津波に耐えてなんと引き続き利用されていた。 前職時代、何度も仕事で通った相馬、そして震災後初めて足を踏み入れる。ここがスタートって、なんか不思議な因縁も感じつつ、、、 今回はペースが分からないた
前回、日没で断念したフローリングの残り3列を張り終えました。 墨など当然出さずに張っているので、やはり最後は若干斜めになり微調整が必要になります。 少しずつ、少しずつ段階的にフローリングの幅を丸鋸で落としていき、ごまかしながらとうとうフローリングが完成しました。 丸鋸でのフローリング縦カットもだいぶ上手くなりました。 やっと部屋らしくなってきた感じです。(上の青いスタイロ部分は相変わらずまだ漆喰を塗っていないところ、故にいまだ養生生活) ソファはGOINGOUT FU
ご無沙汰していました。 夏の猛暑は今年から引っ越した、このブランドール八幡1のエアコンにより無事乗り切ることができました。 しかし、まだ施工途中の漆喰や、できればカーテンやロールスクリーンを取り付ける前に手作りインナーサッシに挑戦しようなどと考えているため、日差しがそのまま入ってくる状態が続いています。 断熱改修した部屋に直接熱射が入るこの部屋は、最悪の断熱改修工事実例になり、寝る時にエアコンを停止する自分は朝は汗だくの毎日でした。 そんなブランドール八幡1のDIYで