にしはる

アーティスト/スリランカ在住/メダカとウーパールーパー飼い

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マガジン

  • スリランカの日々

    スリランカで過ごす日々を実直に更新していきます

  • アーティスト/田舎暮らしの日々

    アーティストが田舎で過ごす日々をnoteに綴ります。 アーティスト/演出家/メダカとウーパールーパー飼い/田舎暮し 紅茶と宝塚歌劇、ピンク色と紫色が好きな人間

  • キラキラ世界のできごと

    キラキラ世界→田舎暮らし→キラキラ世界と住む場所を転々とするアーティストの日常です。

  • 滞在制作 @埼玉

    埼玉県熊谷市での滞在制作時に執筆した記事です。

  • マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)

    MAWで執筆したnoteをまとめています。滞在場所は南伊豆。

最近の記事

洗濯物を数えて、今日も偉いと自分を褒める

一時帰国中はスリランカに戻りたくなさ過ぎて、何度もトイレのカレンダーの日付を見ては、日付が今日限りで止まることを願ったし、夜はスリランカでもう一回生活していけるのか不安になって泣いた。 ヤンチャな生徒を一人づつ狙い撃ちするためにBB弾でも買って持って行こうかと、最後の最後まで悩んだけど、結局荷物の中に入れなかったことすら褒めてほしい。(こういうこと言うから気性が荒いとか言われるんだ) スリランカに戻る飛行機では、出発前にも泣き、トランジット先の空港でも泣き、なんかどうにかして

    • 一時帰国の備忘録 後編

      前回に引き続き、日本に一時帰国した時の出来事を備忘録としてまとめる。 前半はこちら↓ 昼間に会った先輩が「移動の疲れは時間じゃなくて距離に比例する」と言っていた通り、妹宅に到着後は完全にもぬけの殻になった。その様子をみた妹が「お姉ちゃん、今日は私のベットで寝ていいよ」と言う。私の妹も優しくなったもんだ。 日本に帰ってきて、詩とか短歌って言葉の意味というより、音で作られてるって気付いた。そりゃ詩人は面白い音(言葉)を忘れないようにメモを持ち歩くようになるし、短歌を作ってる

      • 一時帰国の備忘録

        シンガポール経由で日本に一時帰国して早数日。感じたり思うことを少しずつまとめていく。 地下鉄に乗っていたら、昔同じバレエ教室でレッスンをしていた子に再会した。彼女は高校生ぐらいで海外のバレエ学校に留学して、そのまま外国のバレエ団に就職してバレエを踊っていたような子だったが、今はバレエも辞めて日本で働いている。 私が3週間ぐらい一時帰国している、と言うと「その感じ、留学してた時と一緒で懐かしいわ。もう1日たりとも無駄にしたくなかったし、戻る時の空港では号泣してた」と彼女は言っ

        • つかの間のシンガポール旅

          3週間ほど休暇を取り、日本に一時帰国する。今回はシンガポール航空を使ったので、シンガポール経由で帰るのだが、せっかくならシンガポールのアートとか見たいよなと思い、日本行きの飛行機を1日ズラしてシンガポール観光をすることにした。 シンガポールに行く前はちゃんと電車に乗れるか?タクシーでボッタくられないか?なんて色々心配していた。しかし、シンガポールは思いのほか行動するのが便利で、何不自由なく行動できたことに驚いた。(恐らく普段のスリランカ生活でハードルが激下がりしているからだ

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        記事

          ホームステイを脱出したい

          半年ほどスリランカ人の家にホームステイして、何度も家を変えたいなぁ…と思うことがあった。しかし、ここ最近やっぱりこの家に2年間住み続けるのは無理じゃない?と思うようになってきて、新居を本格的に探そうと考え始めている。 チョコレートが大好きだと思われるホストファミリーの娘ちゃん(12歳) 以前、彼女にチョコレートのドーナツをあげた所、「エパー」(ダメ、いらない)と言われた。しかし、冷蔵庫に置いていた私のチョコレートは相変わらず食べる行為が、あまりにも理解できず、ホストマザーに

          ホームステイを脱出したい

          スリランカの結婚式に参加する

          お世話になったシンハラ語の先生の結婚式にお呼ばれすることになり、はるばるケーガッラまでやって来た。 早朝にケーガッラの美容院を利用し、髪のセットをしてもらう。 最初の儀式をしている時、新婦側であるシンハラ語の先生がご両親にプレゼント?みたいな物を渡す時に泣いていたのに、私もうるっと来てしまった。 新婦さんは沢山メイクもして、本当にきれいだったし、参加している自分まで幸せになった気がして、結婚式って良いもんだなぁって思う。

          スリランカの結婚式に参加する

          ピンナワラの象の孤児院&ケーガッラ(ケゴール)訪問

          ピンナワラの象の孤児院 コロンボからバスに乗って約3時間。ケーガッラに到着したら、バスに乗り換えてピンナワラまで向かう。ピンナワラ行きのバスが分からず、近くでバスを待っているであろう人に「ピンナワラ行きのバスはどこ?」と聞くと、そのバスが停まっているバス停まで案内してくれた。その人はスーツを着ていたので、きっと仕事に向かっている最中だったのだろうに、優しい。 ピンナワラに到着すると、象に注意の標識が現れる。スリランカは地方によっては孔雀に注意の看板もあるため、こういう所は

          ピンナワラの象の孤児院&ケーガッラ(ケゴール)訪問

          初めての長距離移動

          初めてローカルバスに乗ってコロンボからラトゥナプラに向かう。幸いなことにコロンボからラトゥナプラは1本で行けるバスがあり、それに揺られながら3時間ほど時間を過ごしていると、ラトゥナプラに到着することが出来る。 バスに乗る前は色々とドキドキしたが、乗ってしまえば正直どってことないことの方が多かった。もちろん、スリとかは気を付けなくてはいけないのだが、長距離路線だからなのか、コンダクターさんがしっかりしているイメージで、私も乗ってすぐに「ここに座りな」と席を教えてくれた。 I

          初めての長距離移動

          スリランカでゴールドのピアスを買う

          スリランカでピアスを開けて以降、ピアス穴が安定するのを待ちながら、色んな場所で可愛いピアスがないか物色することが多くなった。 しかし、ピアスを思い切って開けたは良いものの、そこまで可愛いと思えるピアスに出会っていないのが現状で、結局日本の通販サイトとかで見た可愛いピアスを衝動買いする結末になっている。 「これでいいのか?」とバカボンの歌が何度も頭の中で流れながらも、イマイチ安定しているのかしてないのか分からないピアス穴に、よく分からない安い素材の金属を入れて、金属アレルギ

          スリランカでゴールドのピアスを買う

          初タームの最後の授業

          日本に一時帰国する直前に色んな仕事が舞い込むのは、正直日本でもスリランカでも変わらない。 最後に残っていたillustratorの授業は結局、私が一時帰国する直前のギリギリまでやることになった。しかし、ここまで半年授業をやって来て、最後は自分の変化すら感じてしまった。 1日目 朝から胃腸炎でダウンし、授業スタートは明日からとなる。 2日目 最後の授業、やりなれた生徒達だと思っていたのに、初回で授業を行った時以上にやんちゃで治安が基本的に悪い。しかも、お昼時には荷物を取

          初タームの最後の授業

          胃腸炎になった話

          たぶん胃腸炎になったのは人生で初めてだと思うので、記録がてらnoteに綴ってみる。(全快した今でも、正直原因は分かっていない) 1日目 夜、日本人の人とのミーティングを前にKottu meを3分ぐらいで食べる。そこから、胃の膨張感を感じ始め気持ち悪いなぁと思い始める。 2時間ほど気持ち悪い時間が続き、吐き気も若干あった。ここまで来ると吐いてしまった方がスッキリすると思って、トイレに行き下痢と嘔吐が発生。夜ご飯に駆け込んだKottu meだけじゃなくて、たぶん今日1日分ぐ

          胃腸炎になった話

          ここ最近あった職場トラブル

          ※セクハラ関連の話になるので、苦手な方はご遠慮ください。 今までもポツポツ職場で面倒だと思うことや嫌だなと思うことがあったが、5月に入って過去一に大きいトラブルが発生した。このこともあってかなり精神的にも落ち込んでいたのだが、それに付随するかのように芋ずる式に周囲のスリランカ人と衝突しているのが現在だ。 とは言え、今ではだいぶこの件について淡々と語れるぐらい落ち着いてきたので、せっかくなら記録としても残そうと思い、noteを書く。 男子学生とのトラブル ある晴れやかな5

          ここ最近あった職場トラブル

          誕生日ケーキ事件

          昨今、様々なトラブル?に見舞われており、メンタル的にも少し弱ってしまったせいか、部屋に引き籠る時間が増えていた。しかし、授業がないからって出勤ボイコットをし続けるのは良くない。少しの時間でも良いから、外に出つつ、時が解決するのを待つしかない。 久しぶりに職場に出勤したら、仲良しのグラフィックミスが「あなたへの誕生日プレゼントはまだあったのよ」と言って、大きな額縁に二人で撮った写真が沢山コラージュされた写真をくれた。まずはその大きさにビックリしたのだが、ミスがその写真を見なが

          誕生日ケーキ事件

          日本語的会話を乗り越える

          最近、職場でのトラブルによって気持ちが落ち込んでいた。 ある日の休日、同じ職場にいるホストマザーから別部署とはいえ関わりがあることも関係して朝から職場の人の話をされる。 「〇〇先生にはちゃんとケーキをあげたの?」そうホストマザーから聞かれ、「〇〇先生からはケーキ貰ったよ」と答えた。その先生は、まさに今発生しているトラブルの渦中にいる人でもあるため、答えるのが精一杯で、あまりの落ち込み具合に言葉を発する度に涙が出てしまうほどだ。 しかし、ホストマザーはお構いなしに「なんで?

          日本語的会話を乗り越える

          スリランカでの誕生日

          先日、スリランカで誕生日を迎えた。外国で自分の誕生日を過ごすのは、人生で初めてのことだったが、スリランカ生活半年の人間にしては、かなり色んな人からお祝いされたと思う。 まず、一番びっくりしたことは、スリランカ人は人の誕生日をよく覚えているということだ。私自身、人の名前や誕生日を覚えることが苦手だった。その為、ホストマザーや同僚にお誕生日を聞かれた時、どうせ忘れると思っていた。さらに、3日前に言ったスケジュールが覚えられない、ホストマザーに至っては私が朝言ったこと夕方には覚え

          スリランカでの誕生日

          たゆたえども沈まず

          今日、宝塚歌劇団の花組が無事に大千秋楽を迎えた。スリランカで宝塚の大千秋楽をライブ配信で見れるなんて、本当に良い時代になったと思う。 さて、私がなんでこんなことをわざわざ書いているかと言うと、今日宝塚歌劇を卒業されるトップスターの柚香光さんに若干の思い入れがあるからだ。 柚香さんがトップスターに就任したのは2019年の11月25日。そこから程なくして新型コロナウイルスの流行により公演が休止となる事態が発生した。 その時の柚香さんのお披露目公演でもあった「はいからさんが通る」

          たゆたえども沈まず