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たおやか日記

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恋人との健やかな日々を紡いでいきます。 SNSをやっていない人なので、記念日にまとめてお披露目しています。 「彼氏・彼女」ではなく「恋人」という言葉にこだわっていると話したら…
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#眠れない夜に

ちゃんと、自分の脚で

ちゃんと、自分の脚で

am 4:50 梅雨入りに相応しい激しい雨。

雨の匂いを嗅ぎたくて、ほんの少し窓を開ける。
夜と朝の狭間で、雨の音だけが、部屋に響く。

蒼い光越しに見る君の横顔があまりにも綺麗で。

いつまでも、この静かな隙間が続けば良いのに。
ずっと、君だけを見ていられたら良いのに。

なんてね。

❄︎ ❄︎ ❄︎

最近、ほんとうにバッド続きな気がする。

天気の悪さに比例して、腰もギュッと痛くなるし

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踊り場

踊り場

結婚に大きな願望を抱いたことは無かった。

好きな人と末永く一緒にいられたら、それだけでもう十分じゃないか。

けれど、周りの子達は、最近急に具体的な話をするようになって。

今の彼氏と2年後に結婚する約束をしているとか、
もうすぐ同棲を始める予定だとか。

ついこの間まで制服を着ていた女の子たちが、次々に結婚へ向かっているという現実に、すごく焦りを感じてしまう。

そこまで興味もなかったはずの”

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不確定な未来の内側で

不確定な未来の内側で

その微笑ましい君の横顔を見るたびに、あぁ、
いつかちゃんと言わないとって思ってしまう。

悪いことをした訳じゃないのに、騙しているみたいでモヤモヤする。

最寄りのバス停の前には、小さな保育園がある。

バスが来るまでの間、ガラス越しに見える小さな生き物達を眺めては、勝手にアフレコをするのが私達の日課だ。

上手に靴が履けなくて泣いている子や、それを
手伝ってあげる優しい子。

そして、彼らを愛お

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脳みそのシワの先の先の先

脳みそのシワの先の先の先

「1番好きな所は雪の思想だよ〜」

ほっぺをぴったりくっつけて、満面の笑みを浮かべた君は、微睡みながら私の好きな所を教えてくれる。

もう何百回も聞いているし、君が私のことを、
ちゃんと大好きって、もう十分知ってるくせに、
この言い回しが好き過ぎて、つい何度も聞いてしまう。

いつだって「思想が好きだ」と迷わず答える君の
純粋さと、誠実さと、心の広さが、本当に本当に
愛おしくてたまらないのです。

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ほっとらいん

ほっとらいん

あの日、私は心に深く誓った。
1人の時も幸せだと思える人と付き合おうって。

好き同士、楽しくあるために付き合っているのに
寂しいとか、悲しいとか、不安になるのは違う。

だから、1人の夜も安らかに眠れる人が良い。

だけど、ずーっと安心なんて、やっぱり無理。
心配性すぎて、どんどん悪い妄想が蝕んでいく。

元彼の浮気が、、古傷が、、とか何とか誤魔化す
けれど、そんなのただの言い訳だよね。

こん

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ムダムダ星屑キップ

ムダムダ星屑キップ

画家の先生が、ポロリと呟く。
この授業では、毎回絵の具を使って課題をする。

決められた枠内にムラなく綺麗に塗るためには、
余分に色を作ることが必要なんだって。

巷で“美しい”と言われるようなデザインは、
合理的かつ効率的で、無駄な模様が一切無い。

無印の食器も、モード系の服も、建物だって。

だから、先生の零す「無駄があるから美しい」
という一言は、どこか前近代的でありながら、
新しい世界の

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ポテサラ記念日

ポテサラ記念日

ほくほく芋とハムとレタスの特製ポテトサラダ。
この温かさは、きっと芋のせいではなく。

人生で初めて恋人と一緒に料理をした。

私の拙い料理スキルの中で、唯一胸を張れる
得意料理のジンギスカン。

その隣で、手際よくジャガイモの皮を剥く恋人。

適当に切ったザクザクの玉ねぎやモヤシと、
冷凍羊肉を豪快に炒める大雑把な私とは裏腹に、
ジャガイモの皮を1ミリも残さず丁寧に剥く横顔。

あぁ、もっとお淑

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