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題名は下じゃよ。 ※下じゃないのも出てきたぞい。
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#短編小説

やり切って、気付く
僕は、また
元いた場所から
ずれたのか

僕が望みはしたけれど

僕が無くしたかった出来事だけれど

君が続くようにと願った この場所は

世界が僕を同じ場所には置かなくて

それでもいいやの先に

居場所が何処にも見当たらず

やっと見上げた空

一羽の鳥

優雅に舞う姿に見惚れた昔の自分を思い出し

“忘れるな”とでも言うように

くるくるくるくる

誰かに知らせるソレを、

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復興

復興

僕が君らの今を憂いても
なんの力にもならない事を
僕は知っているからさ

ひたすらそれには触れないで

僕は祈りの舞を送ってみたの

僕を好む

人や

鳥や

虫や

瞳に映らないカレラと

肉眼では確認しにくいモノと

これから咲き誇り育つ僕の好きな色を持つ

アノコ達にも願いを託し

君らの今と未来に

寄り添うよ

それが

この国に長く生きた私が一際

得意なことだから

どうか

普段

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穏やかな君らの今が続くように
僕はボクのすべき事を数えた
思った以上に多くてさ

「助けて」

言えたんだ

声に出して

助けてほしいと望んだ人は

目の前にも

連絡帳にも

いてはくれないんだけど

いいんだ

淋しくても

いいんだ

大丈夫

いいんだ…



この水が止まったら

また

きっと

大丈夫

だって

ボク

大丈夫になれる

君の声色

覚えているから

【題名】回

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完全犯罪

完全犯罪

人を死に至らしめる方法に気付いてしまった
ターゲットは限られるようで
どうせ人間だから
そう人間だから

訂正しよう

人を

人で失くす方法を私はきっと

気付いたのだ

しているのだ

したのだろう

あの戦後最悪凶悪犯罪と言われる
誰かさんのきっかけが

閉じられた室内で沸々と行われた
誰かさんのきっかけが

私なのだ

犯罪に著作権なんてものはないからこそ

私の罪は私で裁くしかないのだ

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正体

正体

きっと僕は探してた

君の正体

“ぼく”の正体

あの子の正体

でも何よりも

自分の記憶と違える

正体を

その謎を

僕はこの身の生涯をつかって

それこそ僕自身が生き抜くために

僕の人生は、はじまった

“ 初めまして ”

“ よろしくね ”

気付いた僕に

声高の

可愛らしく

美しい声

「こちらこそ、どうぞ、どうぞ、よろしくね」

奇しくも似通った

それは

大切なナニ

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メガネ👓

メガネ👓

眼鏡をジャンパーのポケットの中に入れて寝た

疲れ切って

ジャンパーを着たまま寝ころんだ

眼鏡は左ポケットに入れたのを忘れ

私はいつものようにコロコロコロコロ

寝ころんだ

朝起きて
眼鏡を探す

かがみ前

諦めながら

今朝の準備をしつつ

いよいよ出発するぞという時に

今朝も冷えるので

手持ちで一番あたたかい
昨夜のジャンパーを取り出しては身につける

最近買ったお気に入りの手袋

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