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東京デビューは不調 マリアム・バタシヴィリさん ピアノリサイタル
2024年5月15日
浜離宮朝日ホールにて
コンサートの感想を書くとき、それも来日公演となるとできるだけ良いことのみを書きたいと思う気持ちがあるのですが、今回は備忘録の中の事実としてここに書き残したいと思います。
Artistのリサイタルでこのような苦痛を味わった一夜は久しぶりでした。
来日後体調不良により東京都交響楽団との公演をキャンセルしたとのことで恐らく本調子ではなかったのだろうとは推
ピアニスト/ケヴィン•チェンさん。圧巻のChopin Études, Op.10
カナダの若き天才ピアニストであるケヴィン・チェン さんが弾くショパン・エチュード Op.10全曲
洗練され研ぎ澄まされた解釈
美しい音色
驚くべき速度と正確さ
そして身体的パフォーマンスにおいての無駄な動きは一切無い
この練習曲に関してのみの私の感覚ですが、次のChopinコンクールで彼がファイナルで演奏する姿を想像できると思っているのは私だけだろうか…
もしかしますと2回連続カナダの方の優勝
Carla Moujahed- CosteさんとKim Bernardさんの奏でる美しいラフマニノフのチェロソナタを聴いてほしいです
Rachmaninoff : Cello Sonata
in G minor, Op. 19
II. Allegro scherzando,
III. Andante
お二人ともフランスの若き才能ある音楽家です。
特にどういった所が素晴らしいのかということは明記致しません。
演奏をお聴き頂ければ充分に理解して頂けると思っております。
ラフマニノフのチェロソナタは難解を極めますが、二人共暗
【新野将之さんパーカッションリサイタル】 東京オペラシティB→C 2023年12月12日
とってもAmazingなパーカッショニストだと思っている新野将之さんのリサイタルへお伺いしました。
東京オペラシティのリサイタルホールで定期的に行われている【B→C
バッハからコンテンポラリーまで】は、バッハの作品と現代作品を軸とし、演奏家が自由にプログラムを組むことによって様々な「B→C」を聴くことが出来、 毎年選りすぐりの10人が選ばれて登場しており、強烈な個性とバラエティに富んだ楽器の魅力
きちんと弾くには意外と難しい曲の数々
ChopinのBallade4番であるが
"きちんと"弾くことが大変難しい。
勿論演奏に正解不正解はない。
停滞しがちな出だし、手の大きさによっては違う和音に聴こえるところあり。
微妙な小節間のつなぎ、淡々とテンポ良く進む所と反対に激情溢れる表現の仕方。
これが一つ間違えると最後まで盛り上がらず何をしてるのかわからないままに終焉してしまう。
厄介な曲である。
厄介な曲シリーズではシューマンの幻
2023年4月5日 東京文化会館 東京・春・音楽祭 ブラームスの室内楽 ヤン・リシエツキさんを迎えて
〜Program~出演者
ヴァイオリン:矢部達哉・水谷 晃 ヴィオラ:川本嘉子・横溝耕一 チェロ:向山佳絵子
ピアノ:ヤン・リシエツキ 【ブラームス】
弦楽五重奏曲第2番ト長調 op.111
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 op.26《アンコール》
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 終楽章
(水谷氏と横溝氏は弦楽五重奏曲のみにご出演)
昨年もこの東
ヤン・リシエツキさん急遽 ロンドンへ
8/18(日本時間8/19)BBC📻で放送されたヤン・リシエツキさんのBeethovenピアノ協奏曲第4番は心が震えるくらいの煌めきの美しさと力強さでした。
フランチェスコ・ピエモンテージさんの代役としてBBCSSO & 指揮トーマス・ダウスゴーさんと演奏しました。
期間限定配信になりますが下のサイトで聴けます。⬇️
彼はシーズン中、短いスパンでBeethovenの5つの協奏曲全てを、訪れた
キム・ベルナールさん ヴェルビエ音楽祭にてゴーティエ・カピュソン氏とDUOデビュー!
ヴェルビエ音楽祭2022
Gautier Capuçon & Kim Bernard
〜始めに〜
スターチェリストであるゴーティエ・カピュソン氏がヴェルビエ音楽祭に若きピアニストのキム・ベルナールさんを連れてきてデュオを組みデビューさせた。
ENCORE前に聴衆へキムさんの事を紹介するスピーチをしている時、ゴーティエが本当に嬉しそうに話しており、その時の最も愛情深い表情を見ていると、配信で画面
2022.7/23東京バレエ団 ベジャール・ガラ公演初日
東京文化会館大ホールにて行われました。
とても素晴らしかったので行ってきて良かったです。観に来ている客層も中々のもので、クラシックのコンサートよりも静かで皆さんわかってらっしゃるファンの方ばかりなのが良くわかりました。ゴソゴソしている人がいないのです。周りをグルっと見回してもパンフレットを、Program等を見ている人もいませんでした。皆さん踊りに集中でした。
私はNHKの語学講座『旅するフラ
オッテンザマー氏の吹き振りコンサートへ行きました。
7/2東京オペラシティ
とにかく貴公子。
今更ですがベルリン・フィルの首席クラリネット奏者です。
クラリネットの音色、唯一無二。
羽毛を透かしてみたような、手に掴むのが困難なような天空を舞うかの響き。
オーストリア製の特注品clarinet A管とB管の2本を舞台へ持参し、メンデルスゾーンの曲がそういう分類に分かれているのだろう、マウスピースを付け替え舞台で吹き分けていた。
ポンとマウスピースを取
Kim Bernardさん🇫🇷若き天才ピアニスト 6/17CD Release
フランスの若きピアニストKim Bernard
(キム・ベルナール)さんのCD、ようやく発売され私の手元に届きました📀
(記事、好きなArtistにも書いてあります)
インタビュー入りプロモーションビデオ⬇️
クープランの墓より TOCCATA
フルバージョン⬇️
素晴らしいtechniqueのクープランの墓
Steinwayでの収録。
白と黒で統一された色合い。
奏者の衣装もシンプルで白
森谷真理✕大西宇宙 Viva Verdi Ⅱ 中期 ピアノ 河原忠之 2022.5/27 トッパンホール
今夜も素敵なコンサートに行ってきました✨
ヴェルディの中期のみをソロとデュエットで聴かせて下さったProgram、とても情熱的で盛りあがりました。
お二人とも諸外国で活躍中、当然オペラハウスで響き渡らせる歌唱力がおありのためトッパンホールではホールを突き抜けて首都高速まで聴こえたのでは?それほどの凄い声量で、拝聴したこちらも頭に身体にビリビリと伝わり満足感でいっぱいでした。
ピアノの河原さん
長谷川陽子さんデビュー35周年記念リサイタルベートーヴェンチェロ・ソナタ全曲演奏会
2022年5月19日木曜日
東京文化会館小ホール19時開演
ピアノ 松本和将 氏
陽子さんがデビュー35周年に選ばれたオールベートーヴェンプログラム、
素晴しすぎた一夜でした。
来場者も同窓生・在校生を始め同業者・関係者も多く聴衆は一流…なはず。
前半はミントグリーンのドレスでご登場。1番、2番、4番の順に演奏。
一度も裏へ下がることなく一曲終わる毎に一礼したら軽く音を合わせて次々と弾かれる。