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2023年4月5日   東京文化会館       東京・春・音楽祭  ブラームスの室内楽    ヤン・リシエツキさんを迎えて         

〜Program~出演者
ヴァイオリン:矢部達哉・水谷 晃     ヴィオラ:川本嘉子・横溝耕一      チェロ:向山佳絵子   
ピアノ:ヤン・リシエツキ          【ブラームス】
弦楽五重奏曲第2番ト長調 op.111     
ピアノ四重奏曲第2番イ長調 op.26《アンコール》
ブラームス:ピアノ四重奏曲第1番 終楽章
(水谷氏と横溝氏は弦楽五重奏曲のみにご出演)

カーテンコールにて

昨年もこの東京春祭でのブラームスの室内楽を拝聴しましたが、特に川本嘉子さんがとても素晴らしいのと今年は大ファンのヤン・リシエツキさんとの共演ということでお伺いしました。
室内楽好きの私でもなかなか聴けないブラームスの作品2つでしたが、趣があり深い解釈でした。
後半のピアノ四重奏曲、ヤンさんとは初めての共演でしょうか、多少若いピアニストに引っ張られて演奏しているような、勿論気のせいかもしれませんが、少しだけそのような感じを受けました。
そして重たい曲のせいなのか、あまり楽しそうでもないなぁと思いながら聴いてました。
真剣に演奏してらっしゃるので、笑顔でなくてもちろん良いのですが…。
アンコールは良く演奏される第1番の終楽章でしたので私も耳に馴染んでいるのと、本番の2曲が終わった安堵感からかご本人たちも乗って演奏しているようなご様子に見えました。
(あくまでもこちらにはそのように見えたという感想です。良い悪いではありません)
ヤン・リシエツキさんの室内楽を初めて聴くことができたことは、とても幸せでした。
美しい柔らかい音色でした。
=終わり=