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【2022読書】No.473〜482『自然農・自然農法関連10冊』

本日も、お読みいただきありがとうございます。
2年連続で、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

2022年473〜482冊目の読書は、
『自然農法とは何か ゆらぎとエントロピー』
『完全版川口由一自然農』
『自然農法でおいしい野菜づくり』
『家庭菜園でできる自然農法』
『1 ㎡ではじめる自然菜園』
『野菜の植え合わせベストプラン』
『三浦伸章ガッテン農法』
『雑草を活かす!手間なしぐうたら農法』
『たむそん自然農園: 神奈川県愛川町で自然農を営む農園の物語』
『90%の人が知らない自然農法の真実』

でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

こちらの本を読んだのをきっかけに、

自然農・自然農法について学びを深めようと、
Kindle Unlimitedで読めるものを一気読みしてみました。

読んだ感想

以前から、知ってはいたし、興味もあり、いつかまとめて勉強しようと思っていました。

自然農・自然農法の特徴としては、

①耕さない(無耕起)
②農薬・肥料使わない(無農薬・無肥料)
③草や虫を敵にしない(無除草)

です。

一般的な農業とは真逆です。それでも育つし、連作もできるし、何より強い(土地に適応する)。であれば、こっちの方が正解では?本来あるべき姿では?と思うのです。

有機農法もウソ。有機農法=無農薬じゃない。というか、自然とは何か?を追究すると、有機農法もちょっと違う。ダメと言ってるわけではない。良いところはある。が、本質的ではない、根本的ではないと思う。

有機農法というものは、現代人の食や価値観に似ているかもしれない。

不自然なほど栄養を与えた土は、栄養過多過ぎて、色は濃く、大きく育つ。が、腐りやすい。土の中は、生物多様性に溢れ、一見良さそうだが、土の外は除草し、生物多様性はない。

何か、1人で生きていけるもん!的な価値観がそこにある。自分さえ良ければ、自分さえ強くなれれば良い、みたいな価値観が有機農法にはある。

土の中に栄養はたっぷりだが、根は弱くなる。だから、本当は強くない。災害があると倒れてしまう。1人では生きていけない、実は弱い存在が有機農法であり、現在の多くの人間といえる。

本来、支え合うのが人間です。
自立し、共生するのが本来の姿です。

情報社会で「知識」をどんなに詰め込もうが、「見識」があるか、「胆識」まで昇華できているか。頭でっかちになりがちなのが、有機農法。根は弱いが、見た目は良い。

自然農法は、地に足ついてる。根は深く深く伸びている。見た目も目立たないが美しい。自然農法では虫にも食われない。コンパクトな強さ、美しさがそこにある。絶対にブレない強さがある。本来の日本人の姿とも言えるかもしれない。

一方、自然農法は土の中ではなく、土の外に生物多様性がある。有機農法の土はふかふか。でも、だから雨などには弱い。土壌はくずれ、流出する。その結果、海に流れて、海は汚染される。自然のバランスが崩れる。自然農法の土は硬いから、根が強く張る。だから、災害や病気には強い。(無耕起だと、雑草が根を生やし、勝手に微生物が増えて、また死に、有機物となり、命の循環、生命の力でふかふかにしてくれるようになる)野生化していく。よっぽどの災害でない限り、土壌は崩れない。

現代の山は、植林し、人間が管理しているから、実は弱い。檜だけ、杉だけ、〇〇だけ、生えてるような山は不自然。自然とは共生であり、色んな木々や植物が生えてるのが自然。そこに野生の動物や昆虫が住む。根は強くなり、お互いを支え合う。

植林した山は、土砂崩れなどしやすい。だから、崩れる。1番悪いのは、山を削ってソーラーパネルだけども、植林もいいかというと、一概にそうとは言えない。(もちろん必要なんだけど、植え手側がどれだけの知見があるか、未来が見えているかが大事)

自然そのままが1番良い。
自然そのままの姿に、生物多様性、共生がある。

ワクチンとか現代医療もすべて一緒。自然免疫が1番強い。サプリとか薬とか飲むより、自然から、沢山の微生物や細菌をもらい、自然免疫力を高めるのが1番良い。人間の手を加えるから、弱くなる。手を加えないのが1番強い。雑草は強い。

雑草はなぜ強いのか?雑草はなぜ「何もしない」のに強いのか?それは「何もしないから」と結論づけられる。自然農法は、野生化した野菜と言える。だから、強い。土の中より、土の外に生物多様性がある。お互いに影響を与え合い、強くなる。まさに、自立と共生している。

私が目指す社会は「自立と共生」であり、価値観は「自然であるかどうか?」です。だから、自然農法的な価値観がめちゃくちゃ合うなと改めて思いました。

起きてる事実を観察し、現実を見る。

自然農法が生まれたのは、自然で起きていることを観察し、自然そのままが1番強いと気がついたから。

世間の常識を疑った。壊した。
まさに、私。やってること、それだ。

なんてことを思いました。

近い将来、土地を見つけ、自然農法の畑をやりたいと考えています😁

こんな方にオススメです!

・自然農、自然農法に興味がある方
・興味が湧いた方
・自然でありたい方

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気になるものがあれば、ぜひ読んでみてください。


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