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【2022読書】No.354『「感じる」を育てる本』

本日も、お読みいただきありがとうございます。
2年連続で、500冊の本を読みました、五木田穣(ごきたゆたか)です。

2022年354冊目の読書は、
『「感じる」を育てる本』
でした。

※なお、この投稿は、本の内容を要約する趣旨のものではございません。

あくまで個人的な感想をベースとしており、その心は、
本は自分で読んでこそ、自分の血となり肉となると考えるからです。

そこは、「知識」と「知恵」の違いであり、
「知識」を「見識」に高めるためには、
あくまで自分の知識と経験を高める必要があると考える
からです。

この記事が、何かのきっかけになれば幸いです。

読もうと思った理由

「五感」に関する本を探していて、山口創先生が監修の本を見つけたので、読んでみました。

読んだ感想

山口創先生の本は、大変参考にさせていただいております。

感じるを育てる本、五感を鍛える本。

触覚。一番最初に発達する感覚。感情とのつながりが深い感覚。
現代は、触覚を豊かにする経験がとても少なくなっている。

嗅覚。動物的な感覚。心に直接影響する感覚。記憶との関連性も高い感覚。
現代は、匂いを消そうとし過ぎています。

味覚。個人差がでやすい感覚。
本来は、食べられる食べられないものを区別する感覚。

「食べる」という行為は、嗅覚や触覚も使う高度な感覚。
「味わう」というのは、人間らしくある行為。
現代は、時間に追われ、食を味わう時間を失っている。

聴覚。常に「音」という情報が入ってくる。
私たちは、聴きたい音だけを聴き、聴きたくない音は聴かなくなっている。
現代は、人工音ばかりで、自然の音に触れる機会が減っている。

視覚。私たちは、視覚から情報の8割を得ている。
が、視覚は錯覚しやすい感覚。

私たちは、見たいものだけを見て、見たくないものを見なくなっている。
現代は、テレビ、スマホ、パソコン、2次元ばかりで、
自然を見なくなっている。

現代人は、どんどん五感が失われていっている。
五感を取り戻そう。自然と触れよう。

こんな方にオススメです!

・五感を鍛えたい方
・ピンときた方


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