#33[300字]うかんでは消え、消えてはうかぶ「あれ」をつかまえて[短文記事]
猫好きにはおなじみのあのおもちゃ。300文字のネタはお風呂で、街角で、仕事の合間に、唐突にふらりとやってくる。風をつかまえようとメモを開いた瞬間。あ、あれ……? ほら、もうどこにもない。
だけどまたある時ふわっとやってきて、手に取ってみると、今度は「どうしてつかまえたんだっけ?」「どうしてこれがよかったの?」なんてね。
手の中で、あっ!どこに置こう? 何に入れよう? 意識が現実になった時。手のひらので、すぅっ… と溶けていなくなる。
ひとつの単語。それだけを唱えて、小さな瓶に閉じこめて、それを集めたら……。珊瑚、鳴き砂、並べてみて思わず口ずさむ。それが私たちの言葉なのかな。
おわりに:初挑戦の300文字投稿の2本目。単語を文節に、文節を一文に、文を並べて段落に、段落を並べて文脈に……。千里の道も一歩から。今日もあるいていこう!
(投稿時かきおろし)
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
⇒次はこちら(第3回)
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