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コラム(音楽や生活など)

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音楽コラムや暮らし、人生、社会課題などについてのコラムを書いています。
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#エッセイ

永久に知ることのできない味噌ラーメンの味

永久に知ることのできない味噌ラーメンの味

今から33年ほど前のことじゃった。

私のふるさと福岡県は、今でこそさまざまなラーメン屋が軒を連ねているが、当時はラーメンといえばとんこつをおいて他になかった。

私が生まれ育った田舎町も例外ではなく、実家の近所の香龍園、塾の帰りの天龍軒、バス停の前の長浜ラーメン、高校の近くの薩摩ラーメン、すべからくとんこつラーメンであった。

そんな中、異彩を放つラーメン屋が1店舗だけあった。

実家から車で1

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突発性なので当然なんだけど、ある日突然、突発性難聴になった

突発性なので当然なんだけど、ある日突然、突発性難聴になった

今年の2月末、本を読んでいたら左耳のほうでキーンと耳鳴りがした。

まあ耳鳴りなんて珍しいことじゃないので気にせずに読書にふけっていると、1時間ほど経過しても依然、止まない。

ところで、周辺が静かすぎると、何も音が鳴ってなくても耳鳴りのような音が聴こえる気がする……なんてこと、ありませんか? 「静寂の音」とでも言いますか。

今回の耳鳴りもそれかしらと思って、キーンと鳴っている左耳を押さえてみた

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うんこをもらした話 〜ニューヨーク回想記③〜

うんこをもらした話 〜ニューヨーク回想記③〜

この話は下品な表現を多分に含んでおりますので、ご了承の上お読みください。

1度目〜マンハッタンの中心で叫ぶ

2020年1月15日。雪降る極寒のマンハッタン、その中心であるところのミッドタウンを私は歩いていた。多分、BOSEのヘッドホンを買おうと思って店に向かう途中の寄り道だったと思う。

最初はなんともなかった。私はいつもそうだ。外を出歩き始めたばかりのときにはそんなことになるなんて予想もさせ

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手は口ほどに苦労を語る、らしい

手は口ほどに苦労を語る、らしい

「ぜんぜん苦労してない手だな」

とあるカウンター酒場で、隣に座った中年の男性に言われた言葉だ。

自分で言うのもなんだけど、私は指や爪の形がまあまあキレイで、昔からよく「女の子みたい」とか「ピアニストみたい」とか「手タレでしょうか」などと言われたもんだった。

手の形はさておき、私が苦労していないのは事実だと思う。

私の人生は基本的に逃げることの繰り返しだった。

逃げることに抵抗がなかったわ

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ハーレムで出会った、とある黒人起業家兄弟のお話

ハーレムで出会った、とある黒人起業家兄弟のお話

駒草出版のwebマガジン「ブラックカルチャーを探して」に寄稿しました。
NYCで出会ったアフリカン・アメリカンの起業家兄弟のことを書いています。

おまけでマンガもついてるので、ぜひご覧になってみてください。よかったらシェアしていただけると嬉しいです。

会社員をやってた頃に感じていた息苦しさの正体

勤めていた会社を辞めてニューヨークへ行き、戻ってからも無職を続けていると、どうも今が人生で最も生き生きしているような気がしてきた。

別に厳しい会社ではなかったし、嫌な人もいなかった。就職して10年も経つとすっかり中堅となり、多少のことがあってもなんとかなるので嫌な緊張もない。月20〜30時間程度の残業はあるが騒ぐほどでもないし、給料だって良くもないが悪くもない程度にはもらっていたので不満はなかっ

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週刊少年ジャンプを読んで少し悲しくなった話

週刊少年ジャンプを読んで少し悲しくなった話

こちらの日記に書いたとおり、ニューヨークから帰国して14日の隔離生活を実施しております。

ところで私は週刊少年ジャンプで連載中の「チェンソーマン」というマンガが激しく好きで(といっても初めて読んだのはNYでロックダウンが始まった後だけど)、こないだ出た単行本8巻まで読んだところ完全にやられて連載バックナンバーも読破、ついに最新話まで追いついてしまった。

ジャンプを買わなくなって20年以上経つと

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あの日から2ヶ月が経って

あの日から2ヶ月が経って

ミネソタ州ミネアポリスでジョージ・フロイド氏が警官に殺害された事件から、今日で2ヶ月が経った。

ニューヨークでは抗議運動を目にすることも減ったけど、依然として多くの人が「Black Lives Matter」や「Black Power」、「I Can't Breathe」とプリントされたTシャツを着て街を歩いている。

2ヶ月前の光景を見て考えていたこと2020年5月29日、フロイド氏の死から4

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「想像力がない」と言われても

「想像力がない」と言われても

一時期、けっこうな頻度で「想像力がない」と言われたことがあった。

ここでいう想像力とは、自分と立場の違う人の心情や状況に馳せる思いがない、ということを指す(と思う)。思いやりがないっていうのと近い。

ただ、頭ごなしに想像力を持てと言われても全然ピンと来ない。想像力のある状態ってどんな感じなんだろう? と、それこそ想像がつかなかった。果ては「想像力 身につけかた」でググってしまうほど、私にとって

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Googleマップにボコボコにされた日

Googleマップにボコボコにされた日

今日はGoogleマップに完全にやられた。人生を見直そう。Googleへの依存を少しでいいから減らそう。いやホント言うとGAFA全部からの依存も減らしたいけどAppleは無理、Facebookはほとんど見なくなったのでいい、Amazonもアメリカに来てから通販は利用してないけどKindleからは抜け出せない。

いや、したかったのはそんな話ではなくGoogleマップに完全にやられた話だ。

朝、学

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運動音痴コンプレックスを叩き潰した夜

運動音痴コンプレックスを叩き潰した夜

スケボー。

前からやってみたかった。

けど深夜のストリートで練習している人たちを見るとなんかオシャレだしカッコイイ感じだし、コミュニティ感も強くて「こんな人たちの中に入れるわけねぇ〜よぉ〜」と思って、やらないままだった。

ただ、理由はそれだけじゃない。もっと大きな理由がある。

運動神経だ。

僕は「運動神経?なにそれ?」という状態でこの世に生まれ落ちた。そして運動の要領を理解することのない

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