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2024年3月の記事一覧
2024年3月振り返り
月末恒例振り返り。
「1ヶ月あっという間」「ひと月早すぎる」「光陰矢の如し」はもはや毎回言ってる気がするので封印。(現実逃避)
今月はちょっと頑張り過ぎましたかね。長文記事を書き過ぎてた感じがします。個人的にライターズハイと呼んでるんですけど、無理してるというよりは書きたいことが湯水の如く頭に湧いてきてそれで書き切りたくなって長くなってしまうという感じですね。
月途中には反省してこんな記事を
「自分だけ取り分少ない」心理テストにツッコミを入れる
多分、さまざまなバリエーションがあるので、コレという原典を示せないんですけど、いろんなところでちょいちょい見かける心理テスト的な設問があります。
的なやつですね。
ものによって額面が違ってたり他メンバーの人数が何人かというセッティングは異なるものの、絶対的な利益よりも相対的な利益を重視してしまう人間心理の不合理性を示す例として引き合いに出される点ではおおよそ共通してると思われます。
まあ、な
男性育児アファーマティブアクション
京大の入試に女性枠が創設されるとのことで、ネット界隈が騒がしくなっておりました。
いわゆるアファーマティブアクションというやつで、理工系に進学する女性の少なさの是正のために進められてるトレンドですね。他では今年度から東工大も女性枠を導入していたようです。
アファーマティブアクションの常として「これが逆差別ではないか」すなわち「男性差別ではないか」という論点からネット上で議論(口論?)が紛糾して
COTEN RADIO「やなせたかし編」聴いたよ
Podcast番組COTEN RADIOの新シリーズやなせたかし編を聴了しました。
やなせたかし氏とは言わずと知れたアンパンマンの産みの親です。特別編感のあるショートシリーズとはいえ、歴史を扱うCOTEN RADIOにしては珍しい直近の現代の人物のピックアップ。やなせ氏は約10年前までご存命でしたし、メディアでの露出もされてたので、普通にご記憶がある方もいらっしゃるかもしれません。もっとも、それ
在野研究者を支援するにはベーシックインカム
医療人類学者の磯野真穂氏のブログ記事が話題になってました。
今は、アカデミアに所属しない在野研究者として身を立てている磯野氏がその金銭事情を説明された内容です。
磯野氏は、江草も『急に具合が悪くなる』や『ダイエット幻想』などの好著で知ってからずっとフォローさせていただいてる方です。
で、今回、ブログ記事の中で、大学の非常勤講師の低待遇さや、研究者に対する書籍や記事、講演依頼の相場の低さを指摘
それはエラーなのかバグなのか 〜『おどろきのウクライナ』を読んで〜
橋爪大三郎、大澤真幸『おどろきのウクライナ』読みました。
今なお続くウクライナの戦争について、橋爪氏と大澤氏の対談を収めた一冊。社会学者のお二人は『ふしぎなキリスト教』を始めその他の書籍でも共著を出されていて、よく対談される名コンビと言えます。
テーマとしては「ウクライナ戦争とは何なのか」を文明論や宗教論から紐解きつつ、そして「ポストウクライナ戦争の世界」を語る意欲的な内容。あくまで2022年