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本屋家族

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「本屋で子育てをする」。 本屋で子連れ店番をすることもあれば、本のイベントに子供と出かけたり、知人の本屋に子供とでかける。 私たちは「本屋家族」です。 これは「本屋家族」の日記…
運営しているクリエイター

#ワンオペ育児

私の意志で子供を3人産みました。

私の意志で子供を3人産みました。

どうも。毎度現場でお騒がせしております、絵ノ本です。
普段は「本屋業で子供を3人育てる」ことを目標に、松戸の八柱で約10名の店主と選書と店番をシェアする本屋「せんぱくBookbase」を運営しています。

「本屋で子供を3人育てる」とあるように、私には子供が3人います。
LGBTの人は子供を産まないから生産性がない、とか、(発言撤回はしたけれど)披露宴スピーチで子供は3人産むように、とかという自民

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子供は、「のぶみさんの絵本」が好きなのか?

(まとめ)

■あなたは、のぶみさんの絵本は、好きですか?

■こどもが「好きだ」と言っていたら、気にしてほしいこと

■のぶみさんの絵本には楽しい絵本もある

■子供が追いかけるのではなく、親が追いかける絵本を

(本文)

■あなたは、のぶみさんの絵本は、好きですか?

親世代でのぶみさん、という絵本作家を知らない方はいないでしょう。

名前を知らなくても『ママがおばけになっちゃった』を描いた

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迷子の注意は空(くう)を舞う。

迷子の注意は空(くう)を舞う。

もともと
公園はあんまり行ってないし
今この自粛の時期に行くのも気が引けるし

ずっと家の前と庭で
遊ばせていたけど
 
危ないから管理しろ
って
近所から言われちゃった。

親が見てないじゃないか。って言われたけど
あなたの家から私の姿が見えないだけで
見てるんだけどなぁ。 

前から疑問なのだけど

どうしていつも
子供の注意は親ばかりが
注意しなければならないんだろう。


親にばかり任

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【本屋】「迷惑」という言葉からこどもを守るために必要なこと。

【本屋】「迷惑」という言葉からこどもを守るために必要なこと。

3か月ほど「家族が暮らせるシェアハウス」を
コンセプトのひとつとして掲げているシェアハウスに滞在していました。

家族だけで暮らしていてはできなかった体験にもたくさん恵まれ
子供にとってテーマパークのような楽しさがありましたが
一方で親の立場からすると不安な点が多々あり、数か月、幼児に至っては1カ月、小学生でも2か月が限界でした。

理由はひとつではないのですが一言でいうと
「ぜんぜん子供が"暮ら

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ワンオペ育児リターンズ☆ボリューム3倍!!!*俺のラジオは深夜を待て

ワンオペ育児リターンズ☆ボリューム3倍!!!*俺のラジオは深夜を待て

ぷろろーぐ
乳児を抱えて、孤独な育児に耐え忍んだ数年…
右も左もわからない土地に住み、激務の夫を支え、入院した夫を見舞い
ときにブチギレたあの頃。

時は過ぎ夫も協力的になり、第三子出産時には一年間育休・現在は時短
そして第一子は小学生・下二人も保育園に通うことができ

ようやくワンオペの苦かった日々を遠き日の思い出に昇華しはじめたころにやってきたコロナ旋風…

今ふたたび、ワンオペ育児が帰ってき

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ワンオペ育児リターンズ☆ボリューム3倍!!*ぷろろーぐ

ワンオペ育児リターンズ☆ボリューム3倍!!*ぷろろーぐ

3倍になって帰ってきた3年ぶりのワンオペ育児
乳児を抱えて、孤独な育児に耐え忍んだ数年…
右も左もわからない土地に住み、激務の夫を支え、入院した夫を見舞い
ときにブチギレたあの頃。

時は過ぎ夫も協力的になり、第三子出産時には一年間育休・現在は時短
そして第一子は小学生・下二人も保育園に通うことができ
ようやくワンオペの苦かった日々を遠き日の思い出に昇華しはじめたころにやってきたコロナ旋風…

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【家族と仕事】子育てを社会に溶かし、社会を子供たちと共有する。

【家族と仕事】子育てを社会に溶かし、社会を子供たちと共有する。

私は、子育てをオープンにしている。
子供が理由でできないことがあれば
堂々と子供が理由でできないと伝える。

もちろん、できることもはっきり伝える。

子供がいる、というのは
言い訳ではなく、ただの事実だ。

まだ男性の育児参加や
母親の職場復帰、子供の預け場所に
安定した答えがないのなら
子育て世代のありのままを社会に見せて
伝えていく。

思想や批判ではなく
事実を伝える。

一方、子供には

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うんちからの手紙。

うんちからの手紙。

目が覚めた瞬間、すべてを悟った。
なぜ私が目覚めたのか。
私は今、何をしなければならないのか。

視線の先には
こちらに後ろ姿を見せて横たわっている息子の姿があった。

そっと手を伸ばし、おしりをさわる。
うん、やっぱり。濡れている。

穏やかに眠っている息子を見て
このまま、知らぬふりしてもう一度寝てしまおうか。
寝不足の頭には、母性本能も勝てないようだ。

いや、だめだ、そんなことをした

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恐怖の子連れ店番 ケース①

恐怖の子連れ店番 ケース①

涼しい風が吹くようになりましたが、まだ8月。ちょうどテレビでは心霊体験番組もやっているようですし、ここでちょっと、「本屋家族」でも身の毛もよだつ話しでもしようかな…と思います。

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……………それはまさに、昨日体験したことでした。
普段は子供を1人か2人、それも5歳か2歳の子を連れての店番が多いのですが、その日に限って夫は外出。義父母もリハビリ

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