マガジンのカバー画像

広石コラムLooking Back

49
運営しているクリエイター

記事一覧

「等身大の論点を引き出すファシリテーション」ー広石コラムVol.51

「等身大の論点を引き出すファシリテーション」ー広石コラムVol.51

わたしたちは、幼い頃から、みんなで何かをやる!という時には、最初にリーダーを決める事が多かったのではないでしょうか。そして、リーダーというと、つい特別な人を思い浮かべがちですが、よく考えてみると、自分が何かやりたい事を始めたら、どんなに小さい事でも、そこではすでに自分がリーダーで動き出しているのですよね。ですがなぜか「リーダー」という響きが、自分と切り離した違う人のポジションのように考えがちなのは

もっとみる
あなたの事業に必要なお金を、より低コストで集めるには?広石コラムVol.50

あなたの事業に必要なお金を、より低コストで集めるには?広石コラムVol.50

empublic Studioでは、今、「事務局」について様々な視点から考えていくプロジェクトが動いているのですが、それをキッカケに、先日スタッフで話していた際に、「事務局費」や「一般管理費」にかかるコストって、なかなか理解してもらいづらいけど、本当に必要なコストで、それをもっと伝えられたらいいよね。という会話になりました。きちんと伝えられれば、共感、協力をしてもらいやすいし、それが世の中の困りご

もっとみる
「なぜ、それをしているのか?」と問いを深めるー広石コラムVol.49

「なぜ、それをしているのか?」と問いを深めるー広石コラムVol.49

エンパブリックでは「問い」というキーワードが頻繁に登場します。私自身エンパブリックに出会う前は「問い」というと、相手がいてその相手に、”何かを教えてもらう”とか”質問をする”といった誰かに教えてもらう、答えてもらうといった感覚がありました。そのようなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。では、そうではない”答えのない「問い」”って??と思った方にぜひ読んでもらいたいコラムです!コラムに

もっとみる
「活動・仕事を生み出すために、学びの作戦変更を!」ー広石コラムVol.48

「活動・仕事を生み出すために、学びの作戦変更を!」ー広石コラムVol.48

私は、誰かと何かのテーマについてじっくり話をする機会があると、いかに自分が勝手にそれを常識と思いこんでいたのか、当たり前のことと思っていたのか、気付かされるといった事が多々あります。話してみると、その角度から見るとそうなんだ!とか、自分と逆の立場から見たらそうだよね。。と、そりゃあ世の中そんなことだらけだから分断も起こるよな、、とも思います。だから何事も賛否両論で色々やりずらい!何か新しいことを始

もっとみる
まちかどから対話をはじめよう~Opinions@Cafe/文京まちかどミーティング-広石コラムVol.46

まちかどから対話をはじめよう~Opinions@Cafe/文京まちかどミーティング-広石コラムVol.46

「対話」は相手を理解したり、自分の考えを伝えたりといったことはもちろん、相手に話しながら、自分自身とも対話をしているのですよね。私は今まで人と話すことで自分を知るといった事がたくさんありました。
え!?周りから見たらこれって私得意なところだったんだ!とか。
自分一人のことさえ、誰かと関わらないと知れないんだなーと、人との関りのありがたさを感じます。もっともっと素敵な対話の場が広がっていくといいなと

もっとみる
「コミュニティや絆は社会の分断にもつながる?」ー広石コラムVol.45

「コミュニティや絆は社会の分断にもつながる?」ー広石コラムVol.45

今年の9月18日にempublic Studioが開始してから、本当に色々な方達が参加して下さっているのを見ていて、私が以前から何かと思い出す、広石のホームパーティについて書いているコラムをぜひご紹介したくなりました!まさしくempublic Studioってこのコラムにある色んな「stranger」と出会えるホームパーティ―みたい!と思ったからです。遠くに住んでいて、きっかけになる場がなければ出

もっとみる
「その人に寄り添うことから、社会起業は始まり、発展していく」ー広石コラムVol.44

「その人に寄り添うことから、社会起業は始まり、発展していく」ー広石コラムVol.44

最近身近で、周りの同世代よりも少しハンディキャップの部分があるお子さんのいる人から、子供の小学校入学に備えて、その部分のフォロー体制が整っている公立の小学校が近くにあることがわかり、直接区役所に小学校の申請書を提出に行き、窓口で優先的に対応してもらうことは出来ないかと相談に行ったとの話を聞きました。窓口での返事は「皆平等なので、抽選になります」という返答だったそう。この話を聞いて思ったこと。「平等

もっとみる
「選べる環境をつくる」広石コラムVol.43

「選べる環境をつくる」広石コラムVol.43

先日メディアから流れてきた、ノーベル物理学賞を受賞された真鍋さんにつて「気候問題について、今は当たり前のようになっているけど、それをそんなに昔から研究していたなんてすごい!」といった高校生のインタビューが印象的でした。
ご紹介する広石コラムは2017年に書かれたコラムですが、ここ数年の間に日本でもこのコラムに書かれているような問題意識を持つ人や実際に身近な問題から取り組む始めた人が、沢山増えてきて

もっとみる
「Yes!で文京の未来を語ろう!~ まちの課題解決力を高めるために 
 
」-広石コラムVol.42

「Yes!で文京の未来を語ろう!~ まちの課題解決力を高めるために 」-広石コラムVol.42

最近メディアで話題になりつつある「プロギング」。これはジョギングをしながらゴミを拾うという取り組みで、スウェーデンから始まったようです。最近は日本でも色んな所で行われています。運動にもなり、自分の住んでいる町も綺麗になるという事で参加者が増えて行っているようで、素晴らしいなと思いました。こういった日頃気になっているけど、何となく日々流されて実行できないで終わってしまう事って沢山あると思いますが、地

もっとみる
「今、仕事づくりにもとめられることとは?」広石コラムVol.41

「今、仕事づくりにもとめられることとは?」広石コラムVol.41

私がエンパブリックで仕事をするようになり学んだことの中に、何か問題が起きた時に前向きに、根本から解決しようという姿勢が備わったということがあります。人間なので一旦悩むには悩みますが、さてと!解決するには?と切り替えると、見えてくるものがあるのですよね。今の世の中を見ていると、到底意味があってそのままにされていると思えない困ったそのままを多く感じます。そんな色々な事を考えている人にぜひ読んでもらいた

もっとみる
“速い馬”を求めていないか?-広石コラムVol.40

“速い馬”を求めていないか?-広石コラムVol.40

先日、ふとトイレ用擬音装置についてよくよく考えたらこれってすごいよね。と考え始めました。ボタンを押すと「ジャー」っと水の流れる音がするアレです。音消しになり節水につながるこれも、水の処理にかかる無駄な電力を減らすという身近なSDGsだな~というところから、どういう時代に開発されたんだろうと知りたくなり、調べてみました!すると、30年位前に各地を悩ませた渇水がきっかけだそう。皆にとって便利でそれを使

もっとみる
Unlearning 「学びほぐし」を考える~新しいことを始める人を応援!ー広石コラムVol.39

Unlearning 「学びほぐし」を考える~新しいことを始める人を応援!ー広石コラムVol.39

メディアで、コロナで長引く状況に、サービス形態を変えたり、色々な新しい試みや工夫をしている経営者の方々を見ているとすごいな―と思いながら、どちらかというと「変化」が苦手な私は色々考えます。コロナによって、そのうち・・・と思いながら過ごせていた事が結果を迫られるといった状況が色々なところで起こっているような気がします。日頃から面倒なことから目を背けず、変化を受け入れようという意識を持つことが大切とい

もっとみる
「対話を新しい日常をつくる力に」ー広石コラムVol.38

「対話を新しい日常をつくる力に」ー広石コラムVol.38

昨年の今頃は、春から続いたテレワークや、コロナによって変化した色々な事に少しずつ慣れ始めた頃で、これも時間が経って状況が落ち着いてきたらなんだかんだ元に戻る事も多いのかなとか、こんなに色々考えている事もまた違う日常になったら薄れていってしまうのかな。。と考えたりしていましたが、きっとコロナが落ちつく時が来ても世の中に定着しつつあると思われる変化を感じる今日この頃です。そんな変化の多い中で、不安も多

もっとみる
「最高の一瞬のために」ー広石コラムVol.37

「最高の一瞬のために」ー広石コラムVol.37

日々コロナの感染者が増え続け、不安を抱えている方も多いと思いますが、そんな中、毎日テレビで放映されているオリンピックでは各競技の選手たちの姿が励ましになったり、感動をもらったり、やっぱりスポーツなど本気で挑戦している姿は本当に素晴らしいなとつくづく思う毎日です。メディアでは色々な意見が飛び交っていた開会式ですが、「サステナビリティ(持続可能性)」「SDGs(持続可能な開発目標)」「多様性」「コミュ

もっとみる