記事一覧
終わってない戦いはありますか?『ゴジラ−1.0』から学ぶトラウマと成長の心理学
映画『ゴジラ-1.0』は、「生きて抗え」という強力なメッセージを伝える作品でした。
この作品は、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を予防する映画となりえると感じました。この映画を通じて、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、心的外傷後成長(PTG:Post Traumatic Growth)、二次被害、サバイバーズギルトに焦点を当て、精神科医の視点から解説します。
注意:ネタバレを含みます!
宮崎駿の最新作はラジカルアクセプタンスをテーマに?精神科医の考察
このブログの著者は、精神科医でありながらVR映像にも携わっています。
「君たちはどう生きるか」のストーリーは一部が理解しずらかったものの、
作り手が伝えたかったメッセージがとても強く感じられたので、それについて解説してみたいと思います。
(ネタバレは最小限に留めます。)
まず、作品の大きなメッセージ「おれの生き様を見ろ!」ということ。
1)「引退宣言」しても「引退宣言撤回」したり、
2)多大な
ウルトラマンポーズと「レベル〇〇」で子どものやる気を上げる。小児精神科医が考える子育てのヒント。
子どもが何かに挑戦したいと言ったら、挑戦させてあげたいものです。
学年が上がったり、環境が大きく変わるタイミングは特に挑戦したいという気持ちが湧いてきます。
子どもが何か挑戦したいけれども一歩踏み出せない様子であったら、子どもの好きなキャラクターのポーズをさせるのです。
私の息子はウルトラマンが大好きなので、「ウルトラマンポーズ」と掛け声をかけて、そのポーズを取らせることで、一歩踏み出す勇気
「医療」と「テクノロジー✖️クリエイティブ」の架け橋になりたい。精神科医の私がデジタル治療を開発する理由。
私は、医療とテクノロジー✖️クリエイティブの架け橋になるような存在になりたいと考えています。小学生の頃から私は、「派手なグループ」と「静かなグループ」の橋渡し的な存在でした。
精神科医になってからも気がつくと、「研究」と「(患者さんを診る)臨床」の架け橋であったり、「精神科医」と「心理職」の架け橋をしていました。
両方の立場から見て、どうしたらwin winの関係を作れるのか考えるのが好きなん
オンラインのカリスマ先生✖️モチベーションを上げてくれるリアルな先生がいれば最強。小児精神科医が考える子育てのヒント。
カリスマの教えるのが上手な先生(オンライン)と、モチベーションを高めてくれる先生(リアル)がいれば最強です。子どもたちはのオンライン教育でわかってきたことは、
カリスマの教えるのが上手いオンライン上の先生と
モチベーションを高め寄り添ってくれるリアルの先生がいれば最強だということです。
現在、仕事で作っているVRも
わかりやすく教えてくれるVRの先生と共感してくれてモチベーションを高めてくれる
自分に余裕がないことはどうしたら分かる?精神科医の考える生きるのが少し楽になる方法。
「自分に余裕がない」ことはどうしたら分かるようになりますか?と聞かれることがあります。認知行動療法としては、セルフモニタリングが大切ですというのが答えになりますが、
簡単に確認できる方法を一つお伝えします。
「数字をランダムに言ってみて」と言われて、ランダムに言うことができたら余裕あるということです。もしも本人はランダムに言っているつもりなのに、順番になっていたら余裕ないということなのです。
優しい社会をつくりたい。精神科医の私がデジタル治療を開発する理由。
「優しい社会をつくりたい どうして「私」がデジタル治療を開発しているのか」についてお話します。「優しい社会をつくりたい」と考えると、なんだか泣けてきます。これは私がずっと願ってきたことなのです。
子どもの頃から感受性の強すぎる私にとって、社会は「そんなに優しくない」ところでした。「社会ってそんなに優しくないな」「自分がみんなに優しくしていたら、自分自身が潰れてしまうな」と思う場所でした。
(精神
可愛げがあれば大人も子どもも大丈夫。精神科医の考える生きるのが少し楽になる方法。
今回のテーマは「可愛げ」。
児童精神科医同志や心理士や精神科ソーシャルワーカーなどと話すのは人は「可愛げがあれば大丈夫」ということ。
「可愛げ」ってどうしたらつくのだろう?
親に愛されるとつくのかな?
誰かに愛されるとつくのかな?
生物学的な特性よりも
「にたっ」と笑う笑顔、素直な心があれば誰でも「可愛げ」は作れる、そう思います。
【筆者の自己紹介】現在、2人の息子を育てながら都内で精神科