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激動の1年を描いたTHIS IS USシーズン5が完結
ジャック・ピアソンことマイロ・ヴィンティミリアの若かりし頃の主演作、「ヒーローズ」は基本1シーズン20話以上あるが、シーズン2は13話しかない。
imdbのドラマジャンルでも圧倒的な高評価を誇る「ブレイキング・バッド」も他のシーズンは13話~のところ、シーズン1だけは7話だけだ。
これはどちらも2007~08年に起きた米脚本家組合の大規模ストライキと重なったことによるものだが、あとから見る人間
サウスパーク『ワクチン・スペシャル』感想
episode1:パンデミック・スペシャルの記事は以下から
パンデミック・スペシャルから半年、サウスパークの次の放送予定が決まらないまま私達は激動の冬を過ごしていた。特にアメリカは大統領選に始まり国会議事堂襲撃事件と、コロナ以外にも政治的に混乱が続いていた。
家の中でニュースを眺めながら、サウスパーク世界のギャリソン大統領は何をやっているんだろうかと思わずにはいられなかった。
そして、そんな
タレブvsピンカー論争と新型コロナウイルス
スティーブン・ピンカーとナシーム・ニコラス・タレブは昔からお互いの主張の食い違いが原因で仲が悪いらしい。自身のホームページで公開した論文形式のPDFであったり、Twitter上であったり、あるいは直接の対面であったり、場を変えてかれこれ10年はお互いのことを批判し続けている。
とはいえタレブの方がずっと攻撃的かつ直接的で、シリーズ最新作『身銭を切れ』でもピンカーのことを名指して批判していた。何回
スロースタートだったTHIS IS US シーズン5
前回のnoteは↓から
コロナの影響で放送開始が遅れた THIS IS US シーズン5も、年末年始のブレークを挟んで順調に話数を重ねていっている。しかし、そのスタートは必ずしも幸先よくという訳ではなく、1話がimdbの評価だと過去最低の7.5になっていた。
(最低スコアが7点台というのもなかなか凄いことだが…)
何かが悪かった、つまならかった、というよりもただずっと陰鬱だったのだ。THIS
『ザ・ソプラノズ』ラストシーンについて製作者がうっかりネタバレ
数シーズンに渡って放送されたドラマの中でも、綺麗な終わり方を迎えたものがある一方で、トラブルや脚本の混乱で綺麗に終わらなかったものも数多くあるだろう。だが、終わらせなかったドラマはそれほど多くないだろう。
その数少ないショッキングな終わりを迎えてから13年経った『ザ・ソプラノズ』ついて、製作者のDavid Chaseがうっかりラストシーンの真相について語ってしまうハプニングがあったというニュー
『THIS IS US』 シーズン4までの総評
家にいる時間が平時の数倍になった今、必然的に映画・ドラマを見る時間も増える。先日『THIS IS US』のシーズン2がAmazonプライム入りしたのがきっかけで、外に出られず息苦しいGWはほぼこのドラマに費やされ、一気にシーズン4まで見てしまった。
ファミリードラマという一見地味なジャンルながら、シーズン6まで既に確定させた長期シリーズへと成長できたのはひとえに脚本の巧さにあるだろう。
第1話