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新世界

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発想の転換 対象への敬意 試行の幅と奥行
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#仕事について話そう

「人財不足」への光明

「人財不足」への光明

column vol.1176

先週、帝国データバンクから人手不足が原因の倒産件数が2023年度(23年4月〜24年3月)に前年度比2.1倍の313件に達したと発表。

集計を始めた13年度以来過去最高件数となりました。

業種別でみると時間外労働の上限規制が4月に始まった建設が前年度比2.3倍の94件、物流が1.8倍の46件と高い伸び率でした。

…ということで…、社会全体として深刻な人財不足

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50歳からの「自分軸」

50歳からの「自分軸」

column vol.1175

昨日、妻と話していると、何気なく老後の話に及びました。

今年48歳になる年男の私は、次の辰年で60歳になるわけです…(汗)

ついこの間、20代、30代だったと思っていたため…、あと12年で還暦と思うと…、以外と時間がないなぁ…と若干焦ってしまいました…😅

一方、60歳になっても働き続けたい、というよりも活躍したい欲求はあるわけです。

そんなことを考えてい

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革新を生む「SFプロトタイピング」

革新を生む「SFプロトタイピング」

column vol.1173

今年はイノベーションデザインの仕事が多いので、頭の中がずっと「未来思考」になっているのですが…

未来思考といえば、最近注目が高まっているのが「SFプロトタイピング」です。

〈Qbook / 2024年3月22日〉

SFプロトタイピングとは、その名の通り科学的な空想・フィクションのストーリーテリング手法や思考法を用いて、未来の可能性を探求し、新たなアイデアを考

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「デビュー」という福利厚生

「デビュー」という福利厚生

vol.83

今日は美容業界の経営層向けの勉強会で講演を行ったのですが、私の前に登壇されたリクルートワークスの古屋星斗さんのお話に大変刺激を受けました。

〈リクルートワークス研究所 / Webサイト〉

ハラスメントに厳しい社会となり、ホワイト企業が増える一方で、その「ゆるい職場」に成長の不安を感じ、若者が離職してしまっている状況がある…

その課題に対する様々なヒントをいただけ、非常に勉強に

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「新社会人の心得」2024

「新社会人の心得」2024

column vol.1170

今日から新年度がスタートいたしました。

そして、新社会人が誕生した一日でもあります。

そしてニュースを観ると、各界の著名人から、各企業に向けてたくさんの祝辞が送られていますね。

例えば、JALグループの入社式では

と、大谷翔平選手からビデオメッセージが。

〈TBS NEWS DIG / 2024年4月1日〉

私も、新人の頃、

と、励まされたものでした

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忙しい人の「マーニャの法則」

忙しい人の「マーニャの法則」

vol.82

4月始まりの会社は、明日から新年度が始まります。

当社も同じで、心機一転、24年度に取り組んでいきたいと思っているのですが、最近、忙しい時ほど意識しているのが「マーニャの法則」です。

〈lifehacker / 2024年3月6日〉

マーニャとは、スペイン語で「明日」という意味。

つまり、マーニャの法則とは「明日やる」を基本にすることで、仕事を完全に終わらせる方法なのです。

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「効告」の時代へ

「効告」の時代へ

column vol.1168

…そうした声も聞こえてきますが…、

いやいや、やはり!

秀逸なクリエイティブは、世の中に溢れています!!

最近、面白いと思ったのがみずほリサーチ&テクノロジーズの広告です。

〈BuzzFeed / 2024年3月25日〉

ガチ過ぎる冗談が心を射抜くみずほリサーチ&テクノロジーズとは、みずほフィナンシャルグループの企業の一つで、リサーチやコンサルティングな

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強いコンセプトを生む「引く力」

強いコンセプトを生む「引く力」

column vol.1167

今日は、ちょっと「コンセプト」についてお話ししたいと思います😊

説明不要だと思いますが、改めてコンセプトを説明しますと、「終始一貫させる考え・構想」や「企画の骨組み」を指します。

マーケティングの世界だと、単なる一貫した考え方に留まらない「差別力」を持ったものとして認識されている。

つまり、強いコンセプトとは「唯一無二」であることを理想に、競合他社にはない

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「生産性」を上げる生成AIの力

「生産性」を上げる生成AIの力

column vol.1163

今週、KDDIが、国産の生成AIを開発する東京大学発のスタートアップ企業「イライザ」の株式を取得し、子会社化すると発表。

〈NHK NEWS WEB / 2024年3月18日〉

イライザは、アメリカのメタが公開した大規模言語モデル「Llama2」をベースに、経済産業省が所管する産業技術総合研究所の支援を受けて生成AIを開発。

先週、国内最大規模の国産の生成A

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AIも「失敗から学ぶ」時代に

AIも「失敗から学ぶ」時代に

vol.75

アメリカの新興企業「Figure AI(フィギュアAI)」という企業をご存知でしょうか?

同社ではAIを活用した人型ロボットを開発しており、ChatGPTなどを開発した「OpenAI」や、アメリカの半導体大手「NVIDIA」などから総額6億7,500万ドル(約1,000億円)の出資を受けたことが話題になりました。

〈Tokyo FM+ / 2024年3月9日〉

人型ロボットと

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「成果」を上げる「4つの因子」

「成果」を上げる「4つの因子」

column vol.1151

売上、営業利益を毎年アップできる会社というのは理想ですが、どのようにそんな組織を築いていったら良いのでしょうか?

ヒントとなるのは、長野県にある伊那食品工業の経営哲学です。

「48期連続増収増益」を達成の秘訣同社は、最近【100年企業の国】という記事でも取り上げさせていただきましたが、「かんてんぱぱ」を製造している会社。

1958年以来、48期連続増収増益を

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「忍耐」こそが「大器」をつくる

「忍耐」こそが「大器」をつくる

column vol.1150

そんな記事のタイトルに心が躍ります。

〈よろず〜ニュース / 2024年2月29日〉

募集人数は4人。

場所はテキサス州のジョンソン宇宙センターにある火星を模した1700平方フィート(158平方メートル)の居住空間「マーズ・デューン・アルファ」。

ここで1年間生活した暁には、同空間で起きている間は1時間10ドル(約1500円)が支払われ、合計6万ドル(約9

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「人間観察」こそビジネスの源泉

「人間観察」こそビジネスの源泉

column vol.1149

DIGIDAYのインタビュー記事で語られた講談社の長崎亘宏さんのお言葉に、マーケターとして背筋がピンと伸びる気分です。

〈DIGIDAY / 2024年2月29日〉

このメッセージは、マーケターだけではなく、全てのビジネスパーソンに当てはまるのかもしれません。

“成果” が時に人を盲目にさせる例えば、広告におけるターゲットとは、どんな人でしょう?

そうです

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「身だしなみ自由化」が救う未来

「身だしなみ自由化」が救う未来

column vol.1139

小売業の大きな課題の1つが「人財不足」。

それは、それは切実なものがあります…

一方、課題解決に向けてキラリと光る取り組みも増えています。

その1つが接客スタッフの「身だしなみ自由化」です。

〈読売新聞オンライン / 2024年2月10日〉

接客スタッフといえば、これまで「茶髪禁止」「ピアス禁止」など、身だしなみに関する厳しいルール(制限)があることが一

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