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メジャーじゃなかったパニック障害

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発症当初、自律神経失調症で片付けられていたパニック障害に、長年悩まされてきた経験者として、発症のきっかけ、発病の素質は何かを振り返り、 今思うことを素直に書き下ろしました。 スト…
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#心の病

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【12】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【12】

4.病気と付き合う【5】ー 発症リスクのロケーション ー
(ぼくの場合)新幹線にも乗ることができ、
少し自信が持てた。

これをきっかけに
行動療法が増えていく。

特に行動療法をやりなさいと
女医から言われたわけではなく、
プライベートにおける
行動が、おのずとそうなっていった。

友達も減り、土日は
彼女とダラダラ過ごす
これを繰り返していた。

こんなマンネリ生活
彼女も喜ぶワケがなく、

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【24】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【24】

人生これから!
人間のベテラン
僕なりの反省点です。

自分をよく見せようと
背伸びをしてきたことが
ストレス以外の何者でもないことが
わかってきました。

この性格が病気になりやすい
原因のひとつだったのではと。

これに気付き
晩年反省をしました。

かつて何故そうだったのか。
自分の未熟さによる
世間に対する不安
だったのだろうと。

年の功や、知識の豊富さで
相手より劣ると察すると、
声を

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【22】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【22】

欲張り克服行動は時期尚早飛行機克服計画は、
いよいよ頓挫の気配が垣間みえてきた。
調子にのって、詰め込みすぎ、
早期克服は叶わぬものでした。

病気を早く直したい!
よりによって何で自分が患う!等と
枕に顔をうずめて叫んだ夜もありました。

治すのを【がんばる】とは、
仕事や学校を休むことをがんばる勇気のことであり、
気合いで早く治そうと頑張るという、オールドスクール的な発想では治るわけがないので

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【21】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【21】

ー 追い込みすぎでの挫折 ー晴れて飛行機関係の仕事にこぎつけ、ここで病の克服スタートを切る決意で、成田界隈の寮に引っ越した。
仕事内容は、ほぼほぼガテン系で、しばらく飛ばない飛行機の軽微なメンテナンスを行う。機内においては、座席の数量や配置転換、機内の細かい部分をくまなく掃除する。簡単に言うと大掃除である。
機体の外部については、翼の周囲とギヤ(タイヤ)をメインに大掃除をおこなう。
翼は主翼の

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【20】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【20】

ー 色んな挑戦 ー転職

バブル崩壊後、世の中は疲弊しており、
ジュリアナ東京も無くなりスポーツショップに変わっていた。
会社も早期退職優遇制度を打ち出すも、上手くいかず、当初は40才以上を対象にキャンペーンを打って出たが、そんな働き盛りの責任世代がすんなり辞めることもなく、遂には全社員対象でキャンペーンを拡大していた。
高卒で入社して6年目の僕でも辞めれば退職金を積んでくれる。たかが5,6年

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【18】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【18】

本当の治療とは

ー 先入観の違い ー急行電車に新幹線。ましてや飛行機など、
何があろうとも乗りたくない。
床屋に歯医者に飲食店など、
辛い思いまでして行く必要はない。

これら極力避けてきた。

新幹線で大阪へ行けたものの、
その後は乗る機会がなく、
乗るとするならば、また不安で
乗ることなどあり得ない。と
文句をつけて、逃げるだろう。

不安要素がつまった出来事を、
薬のお陰としてでも、達

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【17】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【17】

4.病気と付き合う【10】
ー変わった見解を示す先生登場ー

薬のストックは安心の担保として
残りおおよそ1ヶ月分となる頃を目安に、
院長の診察がある土曜日に、もらいにいきます。

看護婦さんたちは、ぼくを覚えているようで、
いくたびに話しかけられるようになった。
ぼくは、恥ずかしくて、
いつも苦笑いしてやり過ごす。
看護婦さんたちは
へっちゃらで、フランクに話しかけてくる。
強い女性はかっこよく

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【14】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【14】

【4】病気と付き合う(7)ー この病気って ? ー転勤の話が来た。

僕の会社は3~5年毎に
異動があり、ぼくにもその話が
ちらほらあった。
x課長から
『あなたに来て欲しいと言っている支店があるんだけど、
広島か名古屋どう?』
ぼくは希望異動先に地元の埼玉県を常に望んでいて、
半期に1回とるアンケートにもその旨記載していた。

つまりは、病気であることで、引越を伴う
地方にいくことは考えてもい

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【13】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【13】

【4】病気と付き合う(6)

ー 割りきれる勇気 ー心の病気と付き合うなんて
誰もが最初は【嫌なこった!】
と思うでしょう。
それは自身が大した病気な訳がないと思いたい
反射なのです。

でも、後にわかるのです。
治るまでは
"しょうがない"
と割りきることが"大切"ということを。
コレができていたら、のタラレバを
書きます。

ぼくは、これがうまくできなかった。

病気であることを認めたくな

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【11】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【11】

4.病気と付き合う【4】ー 案ずるより産むが易し ー新幹線にのり大阪へ。

これは、治療として
おおきな一歩を
踏みこんだ経験。
行動療法にあてはまる。

おおげさな〰️!と思われるでしょう。

おわかりの方は、
理解されるでしょう。

ボクにとっては
毎日の通勤電車に
ドキドキしていることと
程度が違いすぎる出来事。

新幹線に乗る。

このチャレンジは、
清水の舞台から飛び降りる

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【10】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【10】

4.病気と付き合う【3】ー 新幹線に挑む ーこの病気を発病し、
病院へ行くきっかけをつくってくれた
x主任は、課長に昇進していた。

そのx課長から、突如
『出張行ってもらいたい。
飛行機はまだ、だめかな?』

ぼくは間髪いれずに
「すいません。それはまだ無理です。」
と答えた。

「それは」の意味は出張に行くこと
を込めていた。

出張と聞いた時点で、

え?突然、なに?まじで… え

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【9】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【9】

4.病気と付き合う【2】ー 通勤との戦い ー色んな仲間とも疎遠になりつつ
付き合いの悪い人になっていった。

何かのせいにしたい。
全て病気のせい。
病気になる素質のせい。
こんな才能はいらない。

もう、自身との戦いであった。

病院からの治療方針は薬物療法だ。
とにかく不安になっちゃいけない。
そして、自信をつけていく。
そのために心をコントロールさせる
くすりだ。

朝夕のソラナックス0

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【8】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【8】

4病気と付き合う【1】ー さまざまなクスリを試す ー病院を変えて
治療法もかわった。

今までは、
自律訓練とやらを
ひたすらやって
薬は、頓服として
デパス0.5mgのみだった。

ここへ来て
頓服は頓服のままとし、
ぼくに合う
メインの
"くすり"を探していく。

とにかく
なおれば…と、
藁をもすがる思い
だった。

薬なんかに頼るのは
良くない、と
罪悪感があった過去の
考えを捨ててい

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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【7】

メジャーじゃなかった心の病パニック障害【7】

3診察【5】ーセカンド・オピニオンー

症状は日ごとに悪化。
治療方法に疑問をもち、
くすりとは、応急処置的なもの。
回復傾向に程遠い。どうしたものか。

当時、
発病する1年くらい前から
付き合っていた彼女に、
病気も打ち明けていた。

ところが、
電車にのれなく
(乗れるが、なるべく避けていた。)
飛行機はもってのほか。
(これは想像しただけで、心臓が飛び出そう。)

こうなると、旅行もいけな

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