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メジャーじゃなかった心の病パニック障害【22】
欲張り克服行動は時期尚早
飛行機克服計画は、
いよいよ頓挫の気配が垣間みえてきた。
調子にのって、詰め込みすぎ、
早期克服は叶わぬものでした。
病気を早く直したい!
よりによって何で自分が患う!等と
枕に顔をうずめて叫んだ夜もありました。
治すのを【がんばる】とは、
仕事や学校を休むことをがんばる勇気のことであり、
気合いで早く治そうと頑張るという、オールドスクール的な発想では治るわけがないのです。
けっして【がんばる】の意味を勘違いしないことです。
ずーっとそれが正しいと、思い込んで生きてたぼくは、
20代という人生の楽しい時期を、メチャクチャ損してきたとを後に気づくのでした。
あんなこと、こんなことできていたはず。
時間って帰ってこないんだよね。
やり場のないこの気持ち。ものすごく悔やまれる。
『元気があれば何でもできる』など、テレビから聞こえた時は
よく凹んでいました。
経済的にも先行き不安になる病ですが、
早期に治すためには、
休むことを頑張るべきなのです。
これにつきるのです。
無知であった過去のぼくは、
逆効果の行動を重ね続け結果、
不安を起こす環境ばかり、どんどん増えていったのです。
通勤がネック、シフト編成がネック、飛行機内が怖い。等々盛り沢山に不安要素は増えまくり、これに比例し薬の量も増えまくる最悪の方向にむかっていったのでした。
この仕事も早々と無理なんだなぁー。と悟り始め、
転職に対する不安、将来やっていけるかの不安が押し寄せ
また、枕を濡らする夜が増えていったのでした。
僕の悪い一例ですが、参考になれば本望です。
飛行機の仕事は、パニック障害だと打ち明けて、
辞めることにしたのです。
この打ち明けた相手、つまり僕の上司にあたる
リーダーから、退社の日に夕食に誘われ、
二人きりで、飲みに行きました。
このリーダーの家族にもパニック障害持ちがいる話を聞きました。
『こう言うことは素直に行ったほうがいいんだよと。』
つづく。
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