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読書記録

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私のてきとうなお菓子作り/溝呂木一美

私のてきとうなお菓子作り/溝呂木一美

お菓子レシピ集。

 
イラストレーターの溝呂木さんらしく、レシピには分かりやすくイラストが描かれている。
また、お菓子レシピの合間にお菓子への思いを綴った漫画が楽しい。
また、巻末にお菓子のラッピング方法も描かれているのがありがたい。

 
料理やお菓子レシピ集でよくありがちなのが、工程や材料が多すぎたり、わざわざ買わなければいけない少量の材料が含まれていたり(他に使い道がなく、余りそうな材料)

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ドーナツの旅/溝呂木一美

ドーナツの旅/溝呂木一美

ドーナツ探求家の溝呂木一美さんオススメのドーナツがふんだんに載った一冊。

 
日本のドーナツの歴史やドーナツのスペルの話から始まる本書。
ドーナツはdoughnutとdonutの表記がある、とは考えたこともなかった。面白い。
 
 
ドーナツは味がいいだけでなく、見た目もかわいい。
店舗も看板も袋もデザインが凝っていることが多く、そんな写真を見ているだけでワクワクするし、幸せな気持ちになる。
 

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ドーナツのしあわせ 年間500種類食べる“ドーナツ探求家”の偏愛ノート/溝呂木一美

ドーナツのしあわせ 年間500種類食べる“ドーナツ探求家”の偏愛ノート/溝呂木一美

本屋で見掛け、購入。

なんと年間500種類もドーナツを食べるという。
驚くべきことはドーナツを求めて国内を旅行するだけでなく、海外までドーナツ探しに行くことだ。
ガチだ。ガチのドーナツ好きである。

一人でも行くようだが、旦那様もその旅行中に付き合ってくれるようだ。
仲のよさが伝わる。

 
コミックエッセイのため、サクサク読める。
ドーナツのイラストが実に美味しそうである。
お店ごとのドーナツ

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図解 コーヒー一年生/粕谷哲・山田コロ

図解 コーヒー一年生/粕谷哲・山田コロ

TSUTAYAで大々的に販売しており、軽く立ち読みしたら面白そうだったので購入。

コーヒー豆の品種や産地が擬人化されており、豆や味のイメージがしやすく、分かりやすい。
コーヒーはブラジルが有名だと思っていたが、産地の多さや品種の多さに驚いた。
味わいも個性もこんなにたくさんとは。

漫画が多く、またおいしいコーヒーの入れ方も具体的に載っていて入門書に相応しい。

 
 
私にとってコーヒーは特別

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貯金オタク、5000円の石けんで目覚める/小日向えぴこ

貯金オタク、5000円の石けんで目覚める/小日向えぴこ

作者のえぴこさんは若い頃、給料がいい分、お金を豪快に使ってしまうようだった。

お金について考えるようになったのは人事異動がきっかけらしい。
給料が10万円下がったことで将来を考え、お金の使い方を見直し、貯金オタクになったようだ。

 
エッセイから推測するに、人事異動前は手取りが30万円程度で、人事異動後は20万円程度だったようだ。

当初貯金は50万円だったが、一人暮らしにも関わらず月7万円も

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犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい/松本ひで吉

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい/松本ひで吉

タイトルと表紙に惹かれて購入。

アニメ化もされていた作品と読んでいて知った。

 
作者の松本さんは幼い頃から動物が好きで、様々な生き物に触れたり、飼っており
現在は犬くんと猫さんを飼っている。
犬は三代目のようだ。
かつて飼っていたという忠犬の彼女の描写もまたよい。

素直で愛嬌たっぷりで感情表現豊かな犬くんと、ツンデレなマイペースだがビビりで実は甘えん坊でもある猫さんを読んでいて癒やされた。

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ちょびっツ/CLAMP

ちょびっツ/CLAMP

CLAMPの作品で前々から「ちょびっツ」が気になっており、CLAMP展に行ったのを機に読もうと思った。

ネットで中古を買ったら特別パッケージだった。

 
全8巻と短く、二日に分けて一気に読んだ。

 
 
「ちょびっツ」は浪人生である秀樹が拾った人型パソコンちぃとの関わりを描いたラブコメで、ひたすらにちぃがかわいい。

この世界では、人型パソコンは耳だけメカだが、他は外観が人間と変わらない。

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賃貸か持ち家か?こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました/アベナオミ

賃貸か持ち家か?こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました/アベナオミ

著者のアベナオミさんは、農家の家で育った。
四世帯が住む実家はとても広かったらしい。

結婚後はメゾネットタイプのアパートに6年住み、長男の小学校入学を機に実家近く(実家の土地)に家を建て、そこに引っ越した。

子育て中、実家に頼っていたため
実家近くに住めばサポートも手厚く楽ができる、という目的もあった。
当時アベさんはWワークをしており、旦那さんも激務だった。また、アパート近くには知り合いが住

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夏と花火と私の死体/乙一

夏と花火と私の死体/乙一

インスタでおすすめ本として紹介されているのを見て、気になったので購入&読了。

200ページくらいの作品なので2時間でサクッと一気に読めた。

 
乙一さんの作品は「失はれる物語」「暗いところで待ち合わせ」を読んだことがあり
読むのはこれで三作目となる。

「夏と花火と私の死体」は乙一さんのデビュー作で、書いたのは16歳、デビューは17歳というから
天才はやはり天才なのだと改めて感じた。
これが書

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どちらかが彼女を殺した/東野圭吾

どちらかが彼女を殺した/東野圭吾

インスタでオススメの本として紹介されているのを昨日見てその日のうちに購入し、翌日読んだという一冊。

加賀恭一郎シリーズの第4作目で、加賀恭一郎シリーズでは初めて読んだ一冊。
シリーズだから第1作から読んだ方がいいかなぁと前々から悩んでいたが、結果論では第4作目から読んでも何も支障なし。

 
 
この本の内容は以下だ。
 
『最愛の妹・園子が何者かに殺されたと知った警察の康正は、独自に捜査し、容

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パートナー/小花美穂

パートナー/小花美穂

私が中学生か高校生ぐらいの時にりぼんで連載していた「パートナー」が
今マンガMeeで連載しているらしい。

その告知を見たら、久々に読み返したくなった。

 
主人公は双子姉妹と双子兄弟なのだが
この話を読むと、剥製や命について考えさせられる。

生きるとは、死とは、その人らしさとはなんなのか。
人間とはなんなのか。

様々な愛の形が本作には出てくる。

小学生も読むりぼんで当時毎月連載していたの

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セクシー田中さん/芦原妃名子

セクシー田中さん/芦原妃名子

「セクシー田中さん」がドラマ化した時

あ、原作が芦原先生だ

と思ったのを覚えている。

 
芦原妃名子先生の作品は「Bread & Butter」しか読んだことがないが
あの作品が私は大好きで、特別だったのだ。

 
すごいなぁ、芦原先生の作品ドラマ化したんだ。
読んだことないけど、きっとあの作品も素敵なんだろうな。

そんな風に思った。

放映当時、ドラマはチラッと5分くらい見た。
主人公が

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54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし/きんの

54歳おひとりさま。古い団地で見つけた私らしい暮らし/きんの

30代後半になっても独身でいると
婚活を頑張っているだけでいいのかという気持ちが強くなる。

  
諦めているわけではないが、30代後半になった女性が結婚できる確率は非常に少ない。初婚なら尚更だ。

私が頑張るべきは自立して一人で暮らしていける術を学んだり、お金をいかに貯蓄することなのではないかと思う日が増えた。

 
この本の作者のように、私より年上の女性が一人暮らしをしているというのは、私にと

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将来が見えてくる!日本の給料&職業図鑑Special1/給料BANK×スタディサプリ進路

将来が見えてくる!日本の給料&職業図鑑Special1/給料BANK×スタディサプリ進路

私は求人情報を見るのが好きである。

 
無料でもらえる求人情報の冊子や日曜日に新聞に入る求人チラシを見ては

へぇ~こんな仕事があるんだ

と感心する。
転職目当てで求人情報を見るのではなく、完全な趣味だ。

 
毎週見ていると、毎週求人を出している会社が目立つし、一度引っ込んだ求人が再び出たりするのもよく覚えている。

 
今は仕事柄福祉に特化した求人情報を特にチェックするが
福祉以外の求人情

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