クラウド語り

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記事一覧

目的?難しいKPI

目的は何か? パーパス、オブジェクト、ゴール ニュアンスはそれぞれ違う。日本語ではすべて目的といっていいだろう。辞書は引いていないが。 上位の目的があればまだや…

Salesforceと抽象化

Salesforceという製品(サービス )を長く売る仕事をしている。 時々このツールで何でもできるのではと言う人がいる。 おそらくその人は仕事、特にITを使った仕事全般を…

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DXとふたつのCX

DX推進XX という肩書きの方々とおうち合わせがよくあります。 総じてうまくいっていない。 大体DXを要素分解できていないことがほとんど。 攻め守り、外向け内向き…

AIをつかう人のI

AI(artificial intelligence)、 Deep Learningで出来ることを業務に取り込んでいこうという機運が高まって、そろそろ落ち着いてきた。 結果として、AIは確率計算機と割り…

エクセル業務はとーっても効率的

エクセル「書類」に書き込むことが業務。 エクセル方眼紙に作成した入力フォームに、数字や、期日、選択リストを丁寧に用意し、入力の支援もばっちり、作業時間は短縮、見…

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R社伝統のヨミ

営業支援の導入をしていて、一部の業界で共通の案件評価指標があった。 Aヨミ Bヨミ Cヨミ 受注見込の表現の一つで、 Aヨミ=ほぼ受注可能な案件(顧客) Bヨミ=受注…

ハードディスク

実家のPCのHDDをSDDに換装。爆速である。 HDDは60年の歴史で、大きく役割が変わっていった。 いや、データの保存媒体なんだけど、そろそろ主役の座から降りたかなと。 …

日報の入力が大変

日報やめようよ。 数字とチェックリストと、選択リストだけでいいんじゃない? 美麗な文章の日報は不要でしょう。音声入力もあるけどね。書くのも読むのも主観だらけで、…

オンデマンド

オンデマンドという言葉が「クラウド」の前に少しバズった。 今でも配信サービスの中で狭義の意味で残っている。 当時は、ほぼ今のクラウド+アウトソーシングのかなり広…

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業務の標準化とレゾンデートル

「アプリケーションに標準プロセスがあるのでしょう。それに合わせるから、それでお願い。」 こうお願いされて、願いが叶うことはない。 ITへの誤解と、システムを入れれ…

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーワークショップを時々お客さんと考える。 いつも何かを気づかされる。「そんなことお考えなんですね」 デザイン思考、顧客中心、カスタマードリブン…

複数要素認証

サイバーセキュリティに関して、IT利用時に複数要素認証を付与することを義務付ける米国大統領令が発行された。 このやり方ほど、嫌われるIT技術もない。 IDとパスワード…

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白黒で考えるな

宇多田ヒカルは「ノンバイナリー」をカミングアウト(東スポ2021/07/01) 「白黒で考えるな」というトップの決断で始まったプロジェクトがあった。 矛盾している。決断し…

ノーコード、ローコード

「コードを記述できることは、コードを書くコトではない」 "Just because it's possible to write code, doesn't mean you should write code." Parker Harris, Salesfo…

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DX狂騒曲

この業界定期的にバズワードがはやる。 最初からバズワードだったわけではない。一番最初と、始まりの頃は意味がある。 或るときから意味が無くなる。意味が付け足されて…

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さらばクラウドファースト

なかなかさみしいタイトルの日経クロステックDMがきた。 と思って、中味見たら、デルの広告記事? 書いてあることは良いけど、どうなん?まあ、書いている著者欄から推測…

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目的?難しいKPI

目的?難しいKPI

目的は何か?
パーパス、オブジェクト、ゴール ニュアンスはそれぞれ違う。日本語ではすべて目的といっていいだろう。辞書は引いていないが。

上位の目的があればまだやりようはある。
正しく分解できればオブジェクトまで分解できるだろう。
まあ、それはそれで正しくできないのだが、やりがいとやった気は満たせる。
頑張りましたという最低限の評価はできるというものだ。

問題は目的がわからないときだ。
本人もな

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Salesforceと抽象化

Salesforceという製品(サービス )を長く売る仕事をしている。
時々このツールで何でもできるのではと言う人がいる。

おそらくその人は仕事、特にITを使った仕事全般を抽象化したとき、Salesforceの機能を抽象的に理解したとき、適合率がとても高かったということなのだろう。

仕事とは究極的に抽象化するとインプットとアウトプットである。
身も蓋もない。

もう少し具体化しよう。

ITを

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DXとふたつのCX

DXとふたつのCX

DX推進XX という肩書きの方々とおうち合わせがよくあります。
総じてうまくいっていない。
大体DXを要素分解できていないことがほとんど。

攻め守り、外向け内向きという分けることも、さることながらテーマすら決まっていない、決められない。

軸がないのだ。

軸としてCXをまずおすすめしている。

とはいえCXも二つある。
顧客体験と会社の変容。

まずは顧客体験(CX)、それに対して会社をどう変

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AIをつかう人のI

AIをつかう人のI

AI(artificial intelligence)、 Deep Learningで出来ることを業務に取り込んでいこうという機運が高まって、そろそろ落ち着いてきた。

結果として、AIは確率計算機と割り切れば、活用範囲は自ずとみえてくる。

間違えた認識は人を超える知性があるととらえること。

ここ数年「人が気づかない指摘ができないのであればAIを使う意味は無いね」と、何回もきかされてきた。

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エクセル業務はとーっても効率的

エクセル業務はとーっても効率的

エクセル「書類」に書き込むことが業務。

エクセル方眼紙に作成した入力フォームに、数字や、期日、選択リストを丁寧に用意し、入力の支援もばっちり、作業時間は短縮、見やすくなって、業務も効率化されました。

メールに添付して送付、確認の返信もいただきました。

ファイルは共有ドライブの、この業務フォルダ=>XX=>YY=>ZZ  フォルダに保存して業務終了。

似たような案件がきたら、この前使ったロー

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R社伝統のヨミ

営業支援の導入をしていて、一部の業界で共通の案件評価指標があった。

Aヨミ Bヨミ Cヨミ

受注見込の表現の一つで、

Aヨミ=ほぼ受注可能な案件(顧客)
Bヨミ=受注可能性が五分五分 お客様の検討が進めていない、欠けた要素
Cヨミ=お客様の検討がはじまったばかり、様々な要素で、検討が初期段階

広告系、人材系の業界では結構な確度で共通の指標として出くわす。

話しを聞くと、どうやらR社出身者

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ハードディスク

ハードディスク

実家のPCのHDDをSDDに換装。爆速である。

HDDは60年の歴史で、大きく役割が変わっていった。
いや、データの保存媒体なんだけど、そろそろ主役の座から降りたかなと。

最初からエースで4番、あらゆる媒体を容量とアクセススピードのバランスで、50年間寄せ付けなかった。

日本の技術の結晶である。

5Mバイトから24Tバイトに進化したが、アクセス速度レースではもはや巻き返せない。

補助記憶

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日報の入力が大変

日報の入力が大変

日報やめようよ。

数字とチェックリストと、選択リストだけでいいんじゃない?

美麗な文章の日報は不要でしょう。音声入力もあるけどね。書くのも読むのも主観だらけで、意味は通じません。

自分の仕事はチェックリスト化できないのかな?

と思ったら、AIの発達で、美麗な発話から、チェックリストと数字、選択リストの進捗を自動的に実行してくれるようになるそうです。

それでもExcelの日報つづけますか?

オンデマンド

オンデマンド

オンデマンドという言葉が「クラウド」の前に少しバズった。

今でも配信サービスの中で狭義の意味で残っている。

当時は、ほぼ今のクラウド+アウトソーシングのかなり広い意味として、ITコングロマリット+高級人材派遣会社(コンサル)業界界隈で使用されていた。

小泉政権ごろの、派遣改革と連動して、固定費削減、リストラのオモテ面の言葉として流行ったのだろう。

今のDXと同じか。

業務の標準化とレゾンデートル

業務の標準化とレゾンデートル

「アプリケーションに標準プロセスがあるのでしょう。それに合わせるから、それでお願い。」

こうお願いされて、願いが叶うことはない。

ITへの誤解と、システムを入れれば業務が変わる。業務が変わることは、時として、携わる「人」の存在意義に触れることがある。

レゾンデートル、または、ブルシットジョブのいずれかに手をつけることは血を流すか、共感かの二者一択であることを認識するべきである。

カスタマージャーニー

カスタマージャーニー

カスタマージャーニーワークショップを時々お客さんと考える。

いつも何かを気づかされる。「そんなことお考えなんですね」

デザイン思考、顧客中心、カスタマードリブン etc.

顧客のことを調査することはよくある。顧客のことを考える機会はなかなかむずかしい。

それは本当にお客様のことを考えてのことですか?

「市場」と「顧客」はちがうもの。

肝に銘じて傾聴することが肝心。

複数要素認証

複数要素認証

サイバーセキュリティに関して、IT利用時に複数要素認証を付与することを義務付ける米国大統領令が発行された。

このやり方ほど、嫌われるIT技術もない。

IDとパスワードだけでは、ダメだと言われ続けて数十年。世界は、ゼロトラストへ。悪意の海の中で身を守るのは自分だけ。護送船団はなくなり、自分の記憶と持っているモノで身を守るしかない。

自分の記憶も信頼置けなくなってきているのだけどなあ。

Exe

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白黒で考えるな

白黒で考えるな

宇多田ヒカルは「ノンバイナリー」をカミングアウト(東スポ2021/07/01)

「白黒で考えるな」というトップの決断で始まったプロジェクトがあった。

矛盾している。決断してないじゃん。やるか、やらないかではなく、やってみよう。失敗したらその時、対応すればいい。これは先延ばしなのか?

今から振り返れば、その時進んでいなければ、その後の大きな成功と、成長はなかった。

やはり、決断だったのだろう

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ノーコード、ローコード

ノーコード、ローコード

「コードを記述できることは、コードを書くコトではない」 "Just because it's possible to write code, doesn't mean you should write code." Parker Harris, Salesforce.com Co Founder

本当にそういう時代に来たなと。業務アプリケーション ワークフローなどは、10年ほど前からコード無しで

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DX狂騒曲

DX狂騒曲

この業界定期的にバズワードがはやる。

最初からバズワードだったわけではない。一番最初と、始まりの頃は意味がある。

或るときから意味が無くなる。意味が付け足されて意味を失う。

DX=デジタルエキスペリエンス=デジタルの体験

いつのまにか、デジタルトランスフォーメーション

はぁ。30年前から着々とやっている組織と、そうじゃない組織の差がこれから歴然と現れる。

D2Cってのもはやっているけど

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さらばクラウドファースト

さらばクラウドファースト

なかなかさみしいタイトルの日経クロステックDMがきた。

と思って、中味見たら、デルの広告記事?

書いてあることは良いけど、どうなん?まあ、書いている著者欄から推測してくださいってコトかな?

紙面は広告記事はその旨、書いてあるけど、デジタルではルール無しか?

========以下DMからの抜粋
日経クロステック Activeメール 2021-06-28

└■ 焦点
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