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第三章 アジア・アフリカ編 あらすじ・目次 【ADHDは荒野を目指す】

第三章・あらすじ

旅に明け暮れた学生生活を終えた僕は、希望通りではなかったものの、無事に就職を果たします。

けれども、ADHDのくせにプライドの高すぎる僕は、そこをあっという間にドロップアウト。「海外で就職する!」と意気込んで日本を飛び出しますが、タイで、ネパールで、何も出来ずに跳ね返される。

そのまま日本に帰ることも出来ず、パキスタンで沈没し、中東で女性の尻を追いかけ、そしてついにアフリカにまで足を延ばす。

貧しさ、虐殺、暴力、差別。アフリカの様々な暗い部分を目の当たりにしながらも、僕は逃げるように、懸命に旅を続けます。

その最後に、とんでもない悲劇が待ち受けているとも知らずに……。

2000年頃の話です。


第三章・目次

3-1.思いあがったADHDの就職活動
3-2.中二病の新卒社員
3-3.二十六歳、二度目の家出
3-4.皿洗いさえ出来ない、ヒモ生活
3-5.犬の散歩も出来ない、ヒモの居候
3-6.ADHDは思い通りに生きてはならない
3-7.バックパッカーにさえ馴染めないADHD
3-8.バンコクで圧迫面接を受ける
3-9.電話が出来ないADHD
3-10.ネパールでも門前払いを食らうADHD
3-11.目上の人と付き合えないADHD
3-12.正義を守れないADHD
3-13.好きな物を好きと言えないADHD
3-14.集団に溶け込めないADHD
3-15.観光も出来ないADHD
3-16.ある女性旅行者の死
3-17.夢を叶えたADHD
3-18.西から帰るか東から帰るか
3-19.下心だけで中東をさまよう
3-20.アフリカはADHDには向いていない
3-21.ルワンダの孤児に、寄付することも出来ないADHD
3-22.無数の死体に、祈ることさえしないADHD
3-23.血まみれの来訪者
3-24.強盗被害者を見て喜ぶADHD
3-25.寄り道を繰り返すADHD
3-26.最後の寄り道
3-27.睡眠薬強盗に全てを盗まれる
3-28.全てを盗まれた旅行者にかけた、ザンビア入国審査官の言葉
3-29.ザンビアにて逮捕を宣告される
3-30.ザンビアの女警官にフラれる
3-31.大使館にたどりつき、伝説になりそこねる
3-32.虫けらのようなADHDがついた、渾身のウソ
3-33.アルコール依存症のイギリス人と無一文の日本人と、中途半端な日食
3-34.ADHDが、長い旅で得た唯一のもの


全体目次


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