空川億里@ミステリ、SF、ショートショート

自作のSFとミステリとファンタジーを掲載してます。お気軽にコメントしてください。批判的…

空川億里@ミステリ、SF、ショートショート

自作のSFとミステリとファンタジーを掲載してます。お気軽にコメントしてください。批判的な感想も歓迎です。  SFはすぐ読めるショートショートも多数載せているので、隙間時間にでも! スターのハンドルネームで人狼もやってます。

マガジン

  • 2024note創作大賞応募「地球に優しい? 侵略者」66話

    あらすじ 【基本的にはシリアスなSF作品です】全66話  銀河系の大半を征服するチャマンカ帝国が地球を侵略。  地球と比べて強大な軍事力と、進歩したテクノロジーの前に、無条件降伏する地球人達。  が、その後は意外な展開が待ち受けていた。この作品に限ったことではありませんが、読みやすさを心がけて書いてます。SFが苦手な人でも楽しめるかと。  感想も可能ならお願いします。批判的な感想も歓迎します。

  • カレンダー・ガール(全10話 2024note創作大賞応募)

     時は未来。月の地下都市にあるネオ・アキバ。そこではビースト・ハントと呼ばれるゲーム大会が盛んで、太陽系中で人気を集めていた。  優秀なビースト・ハンターの九石陽翔(くいし はると)は、やはりビースト・ハンターとして活躍する月城瀬麗音(つきしろ せれね)と恋に落ちる。  が、瀬麗音には意外な秘密が隠されていた……。

  • 三位一体(2024年note創作大賞応募中)全8話

    あらすじ  ミステリ作家の重城三昧(おもしろざんまい)は、重石(おもいし)、城間(しろま)、三界(みかい)の男3名で結成されたグループだ。 そのうち執筆を担当する城間は沖縄県の離島で生活しており、久々にその離島で他の2人と会う事になっていた。が、東京での用事を済ませて離島に戻ると先に来ていた重石が殺されていた。  その後から三界が来て、小心者の城間の代わりに1人で死体を確認しに行った。  防犯上の理由で島の周囲はビデオカメラで撮影していたが、重石が来てから城間が来るまで誰も来てないので、城間が疑われて沖縄県警に逮捕される。しかし城間と重石は大の親友で、城間に重石を殺す動機がない。  都道府県の管轄を超えて捜査する日本版FBIの全国警察の日置(ひおき)警部補は、沖縄県警に代わって再捜査を開始する。  2024年note創作大賞ミステリー部門応募中。

  • スーサイド・ツアー(note2024創作大賞応募中)全27話

    孤島が舞台。集まったのは自殺願望のある者達で、美食を楽しんだ後1週間後に集団自殺することになっていた。にも関わらず、1人1人殺されてゆく。誰がなぜ、殺人を犯すのか?  コメント歓迎します。批判的な内容でもウェルカムです。

  • ミスティー・ナイツ全35話(note創作大賞2024応募中)

    近未来を舞台に怪盗が活躍するサスペンス・ミステリーです。note創作大賞2024応募作品。全35話完結。全話UPしました。 コメント歓迎します。批判的な内容でもウェルカムです。

記事一覧

久々の東京読書交換会

 今宵は久々に東京読書交換会に参加。たくさん放出して3冊ゲット。主催の人にブルーベリーをいただきましたが美味しかったです。  主催の人のご自宅でとれたものです。

田中敦子さんが亡くなりました

https://news.yahoo.co.jp/articles/9eacbf0d0fa1b2db41fe573afde352637786bf20 まだ若いのに残念です(T . T) 一年も闘病生活を送っていたとは ご冥福をお祈りします。

大人用三輪車

 今日高齢の男性が大人用の三輪車に乗ってるのを見かけた。目からウロコだったけど、二輪の自転車より安定してるから、高齢者には乗りやすいかと。  もっと普及してもい…

原爆開発秘史

8/6の夜はzoom読書会に参加。こちらの本を紹介しました。

ぼくが子どもだったころ

今宵もzoom読書会に参加。画像の本を紹介。『歪んだ果実』は精神科医が主人公の『大きな枝が折れる時』に続くシリーズ2作目のサスペンス。『ぼくが子どもだったころ』は、…

雑誌のバックナンバー買った

赤羽の本屋で雑誌のバックナンバー売ってたので、まとめ買いした。

禁断の惑星

(ネタバレあり)  久々に観たけど面白かった。1956年の作品なのでCGは使われていませんが、見応えはありました。西暦22200年。  地球から1年かけて、宇宙船が惑星アルテ…

シュナの旅

今宵はzoom読書会内のアニメ・漫画を語る会で画像の漫画を紹介しました。チベットの民話を元に描かれたオールカラー作品です。薄い本ですがしっかり宮崎駿テイストを味わえ…

小原乃梨子さんが亡くなりました

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c051947fda5464cce8e9d64aea1b2915bf28375 高齢なので仕方ないですが残念です。ご冥福をお祈りします。 のび太やマージョ、ドロンジョ…

帰ってきたあぶない刑事

(ネタバレあり)  面白かったです。タカもユージもそれなりの年齢なのに頑張ってましたし、今もかっこよかったです。  物語はニュージーランドで探偵をやっていた2人が…

地球に優しい? 侵略者(最終話 第66話 これからの事)

 チャマンカ臨時政府から回答があったのは、ワランファが通告した締め切りギリギリだった。返信の内容はショードファ、ダラパシャイ、地球の独立を認めるというものだ。 …

地球に優しい? 侵略者(第65話 恫喝)

「自分は、ショードファ宇宙軍のワキーファ准将だ」  彼の率いる宇宙艦隊は地球艦隊と合流し、チャマンカ星の軌道上にワープアウトしていた。  チャマンカ星の防衛システ…

地球に優しい? 侵略者(第64話 戦闘配置)

 やがてワープアウトしたのは、他でもない。ショードファ軍の宇宙戦艦だ。 「事前通告もなくワープアウトか!」  そう独りごちたのは、インド艦のカシュヤップ大将だ。60…

地球に優しい? 侵略者(第63話 乗っ取り作戦)

 相田一佐はフジヤマのブリッジにいた。フジヤマ含めた地球人艦隊は、宇宙の大海を航行中だ。そこへショードファ軍から通信が入った。相手はザースコ少佐である。  無論…

地球に優しい? 侵略者(第62話 バサニッカ宰相)

 永遠の星空に放たれた無色透明のレーザーは、モガラモガラのすぐ横をかすめただけで、艦に被害は及ばなかった。 「今のは、脅しだ」  勝ち誇った笑みを浮かべてのたまっ…

地球に優しい? 侵略者(第61話 ポドンカ少佐)

 バサニッカ首相は夫や子供や側近達とマイクロ・ワープし、軌道上の戦艦に転送された。戦艦は、モガラモガラである。  元々地球侵略に使用された艦であったが凱旋将軍の…

久々の東京読書交換会

久々の東京読書交換会

 今宵は久々に東京読書交換会に参加。たくさん放出して3冊ゲット。主催の人にブルーベリーをいただきましたが美味しかったです。
 主催の人のご自宅でとれたものです。

大人用三輪車

 今日高齢の男性が大人用の三輪車に乗ってるのを見かけた。目からウロコだったけど、二輪の自転車より安定してるから、高齢者には乗りやすいかと。
 もっと普及してもいいかと。

ぼくが子どもだったころ

ぼくが子どもだったころ

今宵もzoom読書会に参加。画像の本を紹介。『歪んだ果実』は精神科医が主人公の『大きな枝が折れる時』に続くシリーズ2作目のサスペンス。『ぼくが子どもだったころ』は、ケストナーの子供時代を書いた自叙伝。本も会も面白かった。

禁断の惑星

禁断の惑星

(ネタバレあり)
 久々に観たけど面白かった。1956年の作品なのでCGは使われていませんが、見応えはありました。西暦22200年。
 地球から1年かけて、宇宙船が惑星アルテア4に到達。この宇宙船が円盤型なのに時代を感じる。
 そこには以前の調査隊の生き残りであるモービアス博士が娘のアルタと2人だけで暮らしていた。またそこにはロボットのロビーもいる。
 ロビーのデザインは宇宙戦艦ヤマトに出ているア

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シュナの旅

シュナの旅

今宵はzoom読書会内のアニメ・漫画を語る会で画像の漫画を紹介しました。チベットの民話を元に描かれたオールカラー作品です。薄い本ですがしっかり宮崎駿テイストを味わえました。

小原乃梨子さんが亡くなりました

小原乃梨子さんが亡くなりました

https://news.yahoo.co.jp/articles/5c051947fda5464cce8e9d64aea1b2915bf28375 高齢なので仕方ないですが残念です。ご冥福をお祈りします。 のび太やマージョ、ドロンジョの声も良かったけどクラッシャージョウのリッキーや、マクロスのクローディアとナレーションも良かったです。

帰ってきたあぶない刑事

帰ってきたあぶない刑事

(ネタバレあり)
 面白かったです。タカもユージもそれなりの年齢なのに頑張ってましたし、今もかっこよかったです。
 物語はニュージーランドで探偵をやっていた2人がトラブルを起こして日本に戻り、横浜で探偵事務所を始める事に。
 そこへ土屋太鳳演じるアヤカが自分の母親を探すよう依頼してくる。調査の過程で思わぬ事件に巻き込まれる。

地球に優しい? 侵略者(最終話 第66話 これからの事)

地球に優しい? 侵略者(最終話 第66話 これからの事)

 チャマンカ臨時政府から回答があったのは、ワランファが通告した締め切りギリギリだった。返信の内容はショードファ、ダラパシャイ、地球の独立を認めるというものだ。
 その件がショードファ、ダラパシャイ、地球合同艦隊の全艦にアナウンスされると、乗員達は朗報に沸きたった。最後の最後はあっけなかった気もするが、ともかく勝利を手にしたのだ。

「よかった」
 朗報を聞いた結菜が、そう発言する。
「これからあた

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地球に優しい? 侵略者(第65話 恫喝)

地球に優しい? 侵略者(第65話 恫喝)

「自分は、ショードファ宇宙軍のワキーファ准将だ」
 彼の率いる宇宙艦隊は地球艦隊と合流し、チャマンカ星の軌道上にワープアウトしていた。
 チャマンカ星の防衛システムは、ショードファ軍の準光速ミサイルによる攻撃後強化されたが皮肉な事に今回の内戦で、チャマンカ人同士の戦闘により、ズタボロにされている。
 軌道上に浮かべた迎撃ミサイル発射装置は、政府軍とクーデター派の双方による攻撃に巻きこまれて破壊され

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地球に優しい? 侵略者(第64話 戦闘配置)

地球に優しい? 侵略者(第64話 戦闘配置)

 やがてワープアウトしたのは、他でもない。ショードファ軍の宇宙戦艦だ。
「事前通告もなくワープアウトか!」
 そう独りごちたのは、インド艦のカシュヤップ大将だ。60代の男性だった。インド艦は11隻が残存しており、地球人艦隊の中では実質的な指導的立場にある。次いで数が多いのが、中国艦の6隻だ。
 元々インド艦と中国艦は人口比に応じて14隻ずつ配備されたが、激戦の後、現在の数まで減っていたのだ。
 カ

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地球に優しい? 侵略者(第63話 乗っ取り作戦)

地球に優しい? 侵略者(第63話 乗っ取り作戦)

 相田一佐はフジヤマのブリッジにいた。フジヤマ含めた地球人艦隊は、宇宙の大海を航行中だ。そこへショードファ軍から通信が入った。相手はザースコ少佐である。
 無論秘密通信で、チャマンカ人が乗っている地球人艦隊の旗艦には傍受できないようになっていた。
「今からちょうど30分後、地球のグリニッジ標準時で21時に地球人艦隊旗艦の自爆装置の起動装置を無力化する」
 ちなみにグリニッジ標準時の21時は日本時間

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地球に優しい? 侵略者(第62話 バサニッカ宰相)

地球に優しい? 侵略者(第62話 バサニッカ宰相)

 永遠の星空に放たれた無色透明のレーザーは、モガラモガラのすぐ横をかすめただけで、艦に被害は及ばなかった。
「今のは、脅しだ」
 勝ち誇った笑みを浮かべてのたまったのは、ザザッカである。
「多勢に無勢だ。貴様らに勝ち目はない。すぐに降伏せい」
「いかがしましょう?」
 ポドンカ少佐が指向性のスピーカーを使いバサニッカのみに聞こえるように聞く。
「やむを得ない。降伏しろ。わたしは、自分の部屋に戻る」

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地球に優しい? 侵略者(第61話 ポドンカ少佐)

地球に優しい? 侵略者(第61話 ポドンカ少佐)

 バサニッカ首相は夫や子供や側近達とマイクロ・ワープし、軌道上の戦艦に転送された。戦艦は、モガラモガラである。
 元々地球侵略に使用された艦であったが凱旋将軍のガシャンテ大将がチャマンカ星への帰還時に乗ってきた物だ。現在はバサニッカ率いるクーデター派の所有物となっていた。
 ブリッジには、議会占拠で功績をあげたポドンカ少佐の姿がある。バサニッカの命令でポドンカを先行してこちらへ寄越したのだ。反乱が

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