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この作者天才か⁉読み手の世界観を揺さぶりまくる唯一無二の奇想の書 『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ
エッセイ本のふりした推しへのラブレターですッッ(でも傑作だから読むべし!)
評論とはそれで一つの作品である。って言葉を昔なんかの本で見たことがあるのだが、この本ほどそれを痛感させてくれる本もないと思う。
この本は色んな意味で完成されている。作品への愛、愛ゆえに冴え渡る分析と名言・迷言、本当に色んな意味で見どころが多い。唯一無二の作品だから、オタクの必読書としてどっかのリストに入れられるべき一
『母、アンナ』暗殺されたジャーナリストの娘が語るアンナ・ポリトコフスカヤとそれからのロシア
アンナ・ポリトコフスカヤとは誰か?
熱心に読むわけではないけれども、その名を見るとつい本屋で手にとってしまう人物がいる。アンナ・ポリトコフスカヤ、主にチェチェン紛争での取材報道で知られるジャーナリストだ。
欧米では危険を顧みずチェチェンに出向き、真っ向からプーチン政権を批判するその行動を讃えられている。
現在ロシア国内で発行停止となっている新聞社ノーヴァヤ・ガゼータに所属し、2006年に
一対一の恋が息苦しい?なら別の方向性を考えてみない?恋愛の常識に問を発する良書『もう一人、誰かを好きになったとき ポリアモリーのリアル』
初めて読むのに最適っ!ポリアモリーの入門書
ポリアモリーって言葉ご存知でしょうか。モノガミーの対義語、恋愛対象になる人が一人に限定されないことを示すもの。は、それって浮気では?と怒りだす前に、もうちょい聞いて。
世の中の多くは一夫一妻制だし、世の中は恋人と言えばカップルという常識で成り立っておりますね。しかし、世の中には例があれば例外あり、このカップルという形に当てはまらない関係性の築き方を
これ最後まで読み切れる人いるの?っていう衝撃が待ち受ける3部作完結編『卒業生には向かない真実』
読むと落ち着かない気持ちにさせられる、青春ミステリ3部作完結編
「ミステリ史上最も衝撃的な3部作完結編!」と出版社のサイトにはある。一見するとよくある販促の煽り文句に見える。
私もそう思っておりました。でもこの作品本当に衝撃的だった。正直、何度読むの止めようかと思ったか、先を知りたくなくて飛ばし読んでちょっとホッとしては読み直しては、またちょっと読んで「イヤ、ちょっとちょっと無理無理!」と虚
現代翻訳ミステリ史!読みたくなる本が多すぎる問題不可避な『アフター・アガサ・クリスティー 犯罪小説を書き継ぐ女性作家たち』
アガサ・クリスティー評論と現代ミステリ史が一冊に!内容も充実の『アフター・アガサ・クリスティー』
犯罪小説って読みます?それも日本のではなく、海外の。って言うと、結構な確率で名前が覚えられないから読まないと、割と言われる。あと、翻訳された文章の言い回しが苦手っていう声もある。どれも海外文学あるあるだ。
それでもそんな数あるハードルを乗り越えて(?)日本の読書界に君臨するあるミステリ小説の女王