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LGBTQのL/ややサピオロマンティック/社会と個人/読書 私が見たい百合ドラマ、映画について/フェミニズム/自分にあった仕事、生活の仕方について

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    • ダダ漏れ読書感想

      読み終えた本への行き場のない思いをつらつら書いた読書感想。

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      日々過ごしていく中でやたらとインパクトがあって思わず書き留めたくなった、キャッチコピーとか小説、エッセイの部分や歌詞の一部などを残していくよー。

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    最近の記事

    2022年、ベストSF短編集と言っていい!『いずれ全ては海の中に』サラ・ピンスカー

    今年読んだSF短編集の中でベストとして選出する! とテンション高めに訴えたい。サラ・ピンスカー『いずれ全ては海の中に』竹書房、22年。 SFという社会や世界に対してのちょっとした希望や、改変と、余韻の残る書き方と、そして何より著者の音楽への愛情を感じずにはいられない大変な名作ばかり。 SFらしい世代間宇宙船とか、世界滅亡後の話しもある一方で、現代のテクノロジーが音楽に与える影響など卑近な話題もある。 何よりもSFの良さを引き出す以上に、作者は物語への情緒の込め方がうまい。

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      • そうだよね、外食の楽しみってそこにある『モノから学びます』イム・ジーナ

        外出先の食事やお酒(私は飲まないが)が楽しいのって、結局は自分では集められない器やインテリアに囲まれる、非日常というか空間ごとを味わえるから。 と、思う人は多いのではないか。でもその経験を集めるために旅に出るっていう感性がなんか良い。旅をすること醍醐味っって知らないことを見聞きする、感覚の経験を集めることでもある。 半分ほどしか読んでいないが、この著者に勝手に握手してぐっと挨拶している気分になる。

        • こういう感性良いなぁ、としみじみ『モノから学びます』イム・ジーナ

           スマホを窓という発想がまず斬新。  そして何より、SNSからその人の本当の時間を読み解く、もう視線自体がカルチャーショック。なるほど、コツコツささやかであっても何かと真剣に向き合った時間を、こうやって見てくれる人がいるんだな、となんかジーンとしてしまった。  SNSが隆盛期から、それなにSNSに触れてきたつもりだったけど、やはり知らないモノの見方や感じ方があるものだ。  

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          • 本屋で見つけた、読みたい本

            全部、百合というかレズビアンが登場する。

            • そうだよね、外食の楽しみってそこにある『モノから学びます』イム・ジーナ

              8日前
              • こういう感性良いなぁ、としみじみ『モノから学びます』イム・ジーナ

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                10日前
                • 本屋で見つけた、読みたい本

                  10日前

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                • ダダ漏れ読書感想

                  • 9本

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                  • 10本

                  日々過ごしていく中でやたらとインパクトがあって思わず書き留めたくなった、キャッチコピーとか小説、エッセイの部分や歌詞の一部などを残していくよー。

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                  • 10本

                  日々過ごしていく中でやたらとインパクトがあって思わず書き留めたくなった、キャッチコピーとか小説、エッセイの部分や歌詞の一部などを残していくよー。

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                  • その墓碑銘、私使わせて頂きます。サラ・ピンスカー『いずれすべては海の中に』

                    日本のお墓には墓碑銘ないけれども、これを読んで膝を打ってしまった。どんな人生を送ったにせよ、「あのときはいい考えだと思った」は万能に違いない。爆笑だ、完敗だ。 返しに、世界の半分の人間が使えそうというのももう最高。こういう短く、でも洒落た会話が翻訳ものの面白さである。

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                    • この粘り強さ、見習いたい『文盲』アゴタ・クリストフが回答する「人はどのようにして作家になるのか?」

                      ズバリ「人はどのようにして作家になるのか」というタイトル。アゴタ・クリストフの作家になるまでの経歴についての章。 いやもう全文引用したいくらいにはすごい、母語でないフランス語を学び、戯曲を書いたり、小説を書いたり。その原稿が溜まって、自分でも何だったか忘れてしまっても書くという。短い、キレッキレの文章を読んでいると本当に、この作者のこれでもか!という姿勢に圧倒される。自分なんてまだまだと、発破をかけてもらってる気がする。 後に『悪童日記』となる文章を何度も、何度も手直ししてと

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                      • あの名作も作者にとっての外国語で書かれてた!アゴタ・クリストフ『文盲』

                         上記は紹介なんて不要であろう、『悪童日記』の著者アゴタ・クリストフの自伝の最後に飾られたエッセイの一部。 『悪童日記』を読んで殴られたような、見たこともないパワーに打ちのめされるような気がしたもの。 あの淡々とした文体に、何がそこまでこちらを引きつける力があるのかと思うが、これを読むとなんとなく分かる一面がある。アゴタ・クリストフの作品は母語で書かれてない作品もある。戯曲を母語で書いたりしてたらしいが、『悪童日記』や続編たちはフランス語で書かれた。 『悪童日記』が語らない

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                        • テストにでも出てきそう、Pascoの超熟の袋の文

                          Simple is best ネタ切れの苦し紛れで、目についた文章を書く悪あがき。 教科書に詩として乗せられそう、そんな印象があるPascoの超熟のコピー。一体誰がこれ読むんだろうか、と思いながら書いたのかな作者は。 大事な人の、毎日に。はなんかこう、ちょっといじれば新たなポエムになりそう。 大事な人の、毎日に。 おいしさと、あんしんをお届けする、超牛乳です。 とか。

                          • そんな羨ましい...!『打ちのめされるようなすごい本』より読書のスピード

                             読むのが速いっていうにしても、一日平均七冊ってどういう事よ。羨ましい!!こちとらお休みの日に推理小説だってせいぜい文庫2冊なのに、、、。別次元の活字処理能力でちくしょー羨ましい、世の中面白い本が多すぎて、もっと読めればいいのに!とたまに無常観に襲われる身としては、こんな読書スピードを一回手に入れたいもんである。  その一方でたまに人から、読むの速いよねとか、そんなに読んでどうするの、と言われた時に、ワケも分からず弁解したくなる自分はまだまだ甘いと妙にホッとする。上には上がい

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                            • 江國香織の機械との愛憎関係、『にっこり、洋食』

                              機械音痴ではないが、そんなに新しい機械やアプリといったテクノロジーに飛びつく方でもない。ましてマニュアル読んでちゃきちゃき操作もしないから、必要に迫られていじる機械って嫌っすよね、分かる〜〜。という心境を、私の5倍くらいは感じてそうで親近感。 なるほど、操作がスイッチ一つか二つ、結果が目に見える家電は愛しやすいものであろう。一方でマニュアル読まないと駄目な最新のテクノロジー達は、結果が分かっても中身不明の不気味な隣人てとこか。愛憎とまでいかなくても、テクノロジーとそこそこよろ

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                                まるで印象派な空

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                                • 『黒いトランク』より、思わず突っ込まずにはいられない

                                  梅田は今朝からタバコ一本すう暇がなかったことに気づいて、ケースから抜き出して一服つけているうちに、このような些細な点にこだわる自分が可笑しく思われてきた。初めて捜査の采配を振うものだから、必要以上に大事をとっているのだ。もう少しふてぶてしくかまえるのが、自分を完成するためにもよいのではないか。彼はそう考えて、自分の頭の中の疑念を、アンドロメダ星雲のかなたなに放り投げてしまった。 『黒いトランク』鮎川哲也、光文社、2002年 言わずもがな名作古典ミステリ。怪しい死体の出処と犯

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                                  • 『言の葉の森』より印象に残った言葉

                                    『言の葉の森』チョン・スユン、亜紀書房、2021年より 身を捨てて ゆきやしにけむ 思ふより ほかなるものは 心なりけり  私の心が身体を捨ててどこかに行ってしまったのでしょうか。 思うようにならないのが心というもなのです。凡河内躬恒(おほしこうちのみつね)『古今和歌集』 家出 心は時々家出する。自分の心が家出した時、私は実際に大きなトランクを持って家を出た。遊びに行こうという心の声をきたのは、それが初めてだった。 私は長いあいだ、素直ないい子だった。独立心などこれっ

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                                    • 翻訳者から見た和歌の世界チョン・スユン『言の葉の森』

                                      チョン・スユン『言の葉の森』、亜紀書房、2021年。 2つの点で贅沢である。まず日本語話者でない書き手のエッセイであること、その書き手が翻訳者という言葉のプロであるということ。こんなミラクルな書き手の本が読めるとわ。 チョン・スユン氏は太宰治や宮沢賢治、茨木のり子などを手がけた翻訳家。どうやって翻訳家になったのか、翻訳の醍醐味や日本に滞在してたときの体験記などを淡々と、しかし確かな熱量をたたえて書いたエッセイ。情熱的で読んでて奮い立たせるというリズムではなく、じっくりと時間を

                                      • 書簡体小説の醍醐味 『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』と『世界を超えて私はあなたに会いに行く』

                                        小説には一人称、二人称、三人称などの設定があるが、書簡体(手紙のやり取り)という形式がある。手紙のやり取りで物語が進行していく、手紙というのは受取人がいれど宛先の人を思い浮かべた基本は一人称。 つまり書簡体小説は変形した一人称VS一人称の小説で、一見すると狭くなりがちな視野をあれよあれよと広げたり、語り手に信頼が置けるのかどうかと疑ったり、書き手の腕次第で料理の幅が広い形式だなと最近読んだ2つの書簡体小説から感じた次第。 『こうしてあなたたちは時間戦争に負ける』アマル・エル

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                                        • 二次創作を読む楽しみ

                                          若い頃から二次創作小説、Fanaticと呼ばれるものを読み続けている。アニメ、マンガ、ドラマなどの設定を生かして、ファンが制作する創作物。 イラストやマンガもそれなりに二次創作はチェックするが、メインにチェックするのは小説を追いかけている。 どうしてそんなに二次創作を読むのが好きなのであろうかと自問してきたが、この間知人と会話をしていて二次創作は邪魔が入らないのがいいのでは?という指摘があり、慧眼であった。 確かに、二次創作は作成する側が見たい、読みたいという直接的な欲求に

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