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雑文エッセイ日記コラムプロレス諸々

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その名の通りです。
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2020年7月の記事一覧

陽性者=感染者ではない

陽性者=感染者ではない

「曝露」(ばくろ)という概念が出て来ました。

どうやら「曝露」と「感染」は違うようです。ウイルスが喉や鼻の奥に付着していてPCR検査で陽性になっても、症状が出ていないのであれば、それは「曝露」でしかない。ウイルスが細胞の中に侵入して初めて「感染」になるみたいです。つまり今の状況は「感染」者ではなく「曝露」の無症状者をどんどん検出しているに過ぎないということになります。「曝露」になっても免疫がウイ

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マスクと五輪

マスクと五輪

要らないとか税金の無駄遣い、という声を上げる前に落ち着いて記事を読んでみました。介護施設、保育所向けです。確かに今すぐは必要ないと思いますが、不測の事態や冬に備えてということではないでしょうか。春先みたいなことにならないように。もちろん発注業者との癒着(持続化給付金の中抜き疑惑も含めて)に関しては、しっかりマスコミに調査して欲しいところです。

メディアの報道姿勢は相変わらずですが、少しずつ違う流

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猪木さん

猪木さん

私はいわゆる「猪木信者」ではありません。藤波さんと60分フルタイムをやった年の春先ぐらいからプロレスを見始めたので、全盛期の猪木さんの試合をリアルタイムで体験していないのです。新日本プロレスのいわゆる「暗黒期」には猪木さんの介入でしばしばカードやルールが変わり、ビッグマッチで消化不良の凡戦が続きました。正直「もうたくさん」「老害だよ」「頼むから現場に口を挟まないでくれ」と思っていました。ろくな準備

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月の矜持にかけて

月の矜持にかけて

私が小学生の頃、CHAGE&ASKA(以下C&A)の「SAY YES」が大ヒットしました。その数年後には「YAH YAH YAH」も売れに売れました。今でも我々の世代ではカラオケの定番です。どちらの曲も作詞作曲はASKAさんです。C&Aのシングル一曲目は1987年の「ロマンシングヤード」を最後に、ずっとASKAさんの曲が続きました。2001年の「夢の飛礫」で久しぶりにCHAGE(現・Chage)さ

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自分の人生は自分のもの

自分の人生は自分のもの

遅ればせながらこの話題を。DAZNを退会してしまったので試合は見られなかったのですが、6回4失点。5回まで無失点。素晴らしい。十分ですよ。もう自分を信じて、自分のやり方で少しずつ前に進んで欲しいです。首脳陣には、インコースがどうとかコントロールがみたいな減点法じゃなくて、いい部分を褒めて伸ばす方向で考えてもらえたら、と思います(和田監督はそんな感じの接し方でしたよね)。彼は明らかに自分の犯したミス

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正しい情報で「楽」をしよう

正しい情報で「楽」をしよう

小林よしのりの「ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論」が8月20日に発売するみたいです。本人はもっと早く出したかったみたいですね。気持ちはわかります。私は彼のWebマガジンを購読している身なので、コロナに関して彼の言わんとしていることは理解しています。それが世間一般の声とは全く相容れず、しかも概ね彼の方が正しいということも。

有料コンテンツであるWebマガジンの内容には触れません。ひとつだけ

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「信長の野望・全国版」という夢

「信長の野望・全国版」という夢

#自己紹介をゲームで語る

私はいわゆるファミコン世代です。

子どもの頃、ファミコンを買ってもらえませんでした。目が悪くなるとか勉強の妨げになるとか、そんな理由です。友達の家には必ずと言っていいほどあったのに。でもなぜか父の書斎にパソコンがあったんです。まだ80年代前半ですよ。たしかFM77AVだったかな? パソコンでゲームをするのはOKだったんです。意味がわからないですよね。だから父の好きな「

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ノウミサン、アリガトウ

ノウミサン、アリガトウ

自分と同世代のアスリートが頑張っていると、やっぱり嬉しいし燃えますよね。ひとつ下の藤川選手はファームで調整中ですけど、今はまだ開幕から一か月。彼が夏場から調子を上げていくタイプなのは、阪神ファンならご存知のはず。引退とか何とか騒いでいる人はその辺のことを知っているのか知らないのか。もし知らなかったら、この機会にこっそり覚えてもらえると嬉しいですね。藤川選手は暑くなってからが本領発揮! 

能見さん

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小説は友達

小説は友達

私よりうんと若くて才能もあって、すでに大きな成功を収めている。少なくとも大勢の人から成功者として認知されている。好きな仕事で高い評価を受けている。これからもきっと受け続ける。進む道の先には明るい未来しか待っていない。そうとしか思えなかった人たちが次々に自らの意志で一度きりの人生を閉じていく。

もし彼らが私の知人だったら、中村文則さんの「何もかも憂鬱な夜に」という小説をおすすめしたかった。あと伊坂

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続Go To、前年比、休日の過ごし方

続Go To、前年比、休日の過ごし方

東京対象外。難しいところですが、ギリギリの線ですね。
これならたとえば東北から一家でディズニーランドへ遊びに行くとか大阪在住の人が箱根の旅館に泊まるとかは可能なわけです。今の状況で行く人がどれだけいるかは疑問ですが、そういう人がいないと観光業界が潰れてしまうのも事実です。だから、もしこのキャンペーンがきっかけで感染する人が出たとしても、みんなで寄ってたかって吊し上げるようなことはしないで欲しいです

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Go To

Go To

PCR検査数と陽性者数の割合で見ると、感染が拡大しているとはいえません。7月14日の東京都の検査数が3347人、陽性者が143人。4月17日は検査数が329人で陽性者が206人。元々これぐらいはいただろう、という数が改めて表に出ているに過ぎません。重症者数や死亡者数も増えてはいません。ここだけを見ればGo To キャンペーンもできそうに思えます。でもだからといって旅行に行こうと促進しても、今のやり

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EVILの弱点&プチ妄想

EVILの弱点&プチ妄想

しゃべり。事前に用意したセリフを流暢に話すことはできても、明らかにアドリブは得意ではないですよね。以前にSANADAのひらめきやヒロムの感性を称えていましたが、自分にはそういう方面の強みがないという自覚があったからこそでしょう。NJC優勝後、コメントスペースでスポンサーであるZIMAをディするような発言をしてしまったことからも明らかです(翌日のタッグ選手権後、タイチら鈴木軍の面々がおいしそうに飲ん

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ありがとう全日本!

ありがとう全日本!

昨日、新木場で全日本プロレスが客を入れる興行を再開しました。

私がここで紹介したいのは、セミファイナルの6人タッグ。
宮原健斗&黒潮”イケメン”二郎&フランシスコ・アキラの元気いっぱいの新ユニットと、ゼウス&UTAMARO&イザナギのヒールユニット・パープルヘイズがぶつかる試合です。前者の三人はとにかく明るくて騒がしい(笑)拍手しかできない観客の分まで声を出している感じです。まず単純にその明るさ

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そりゃないぜ新日本!

そりゃないぜ新日本!

妄想する気も起きないです。

1.5の大ブーイングをまさか大成功とでも思っていたのですか?
今、世界がどういう状況で、プロレスに求められている役割が何なのか。
待ちに待ってやっと無観客試合がスタートして、客入りも再開されて、さあこれからみんなに元気を与えていこう、という時でしょう。それなのに。セミファイナルとメイン。何ですかあれ。ベビーフェースが負けるのは仕方ないけど、あれでは悔しいとかここから這

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