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今日アップした「つぶやき」の解説、意図 2022/06/02

ときたま、なんでこんなニュースを「つぶやき」でメモったのか忘れてしまうので忘備録。

今日アップした「つぶやき」の解説、意図 2022/06/02

● JBpress: ウクライナ以上に危険な台湾、知恵を絞って独自に強化する対中抵抗戦力 沿岸警備隊巡視船からも対艦ミサイルを発射(1/4)

二点あって、

台湾国防部が運営する軍事通信社は、雄風II型対艦ミサイルを台湾海巡署(沿岸警備隊)600トン級巡視船「安平」(CG -601)から発射したことを公表した。台湾軍と中国軍の間には圧倒的な戦力差があり、台湾軍は劣勢に立っている。とりわけ台湾の軍事拠点や社会インフラを何度も壊滅させられるだけの中国のミサイル戦力、ならびに台湾本島を二重三重に取り囲み海上封鎖する能力を持った海軍力は、共に極めて強大だ。そうした世界最強の中国軍長射程ミサイル戦力に対して、台湾軍はアメリカからの弾道ミサイル迎撃システムの輸入調達を加速させると共に、自らも中国本土を攻撃するための長射程ミサイルを開発し量産を開始している。

次のニュースの「いきり立つ『台湾有事』に盲点あり(ニューズウィーク日本版)」にも関係するのだが、防衛装備予算をここ数年でGDPの2%まで引き上げる、という政策は正しい

しかし、ウクライナでもそうだが、高価な数億円の戦車が数百万円のドローンや数千万円のミサイルで迎撃されるのを見て、果たして高価な戦力(イージス艦でも空母でもいいが)、大艦巨砲主義的予算の使い方でいいのか?と思う。

ただ、ウクライナの事例はあくまで陸上戦、地続きの国家間の侵攻作戦と迎撃作戦の事例であって、四方を海で囲まれている日本とは事情が違う

何の事情かというと、弾道弾ミサイルに代表される高速の高価な飛び道具への迎撃兵器と海上を10、20、30ノット(1.6を掛ければ時速だよ)と鈍足の高価な艦船

これに対抗するのが、前者が1発数億円~十数億円のイージス弾道ミサイル防衛システム、PAC-3、03式中距離地対空誘導弾後者が同じく1発数億円~十数億円の12式地対艦誘導弾

しかし、考えたのが、弾道弾ミサイルの飽和攻撃と似た考えで、二、三百人の陸戦隊を搭乗させた安価なホバークラフト(1億円程度)が数十隻侵攻してきた場合、高価な弾道弾ミサイルや艦船に使うための1発数億円~十数億円の03式中距離地対空誘導弾、12式地対艦誘導弾を使いますか?ということ。

コスパ悪いよね?

数百億円のバカ高いイージス艦やフリゲート艦に対艦、対空ミサイル積むよりも、「雄風II型対艦ミサイルを台湾海巡署(沿岸警備隊)600トン級巡視船『安平』(CG -601)から発射」みたいに安い船をたくさん作って、それに対艦、対空ミサイルを積む、或いはさらに安いホバークラフトに積んでしまう、でいいじゃないか?ということ。

高い兵器を数少なく装備するより、飽和装備(?)で安い兵器をたくさん持ったほうがいいかもしれない、ということ。

それが、次の1点の「陸軍優勢でいいの?海軍が大事でしょ?」になります。

かつて台湾軍(中華民国国軍)は陸軍の勢力が圧倒的に強かったという。台湾軍は、もともとは中国大陸で中国共産党軍との第2次国共内戦に敗北し台湾に逃亡(撤退)してきた中国国民党軍であったためだ。

人数的にも政治的にも陸軍陣営が優勢であったために、国防方針も台湾島内に中国軍が侵攻してからの水際と内陸での陸上戦闘が重視されていた。しかし、この方針は台湾海軍から見ると愚策と考えざるを得ず、中国軍侵攻部隊は台湾に上陸する以前に可能な限り撃破しなければならないが、なかなか海軍が願っているような海洋戦力強化が進まない、ということであった。

もっとも、このような海軍側の悩みは台湾海軍に限ったことではなく、海軍と陸軍を持つ国々にとっては万国共通である。

諸国の海軍への造詣が深い米海軍情報局関係者たちも次のように嘆いている。すなわち、台湾のような島国では、海軍中心の防衛戦略が理論的には鉄則だと言える。しかし、どこの国の陸軍も「最後の決戦は陸上で行われる」というあたかもナポレオン戦争時代のような時代錯誤を言い立てて陸軍の勢力維持に躍起になるものだ。どこの国でも陸軍のほうが海軍より人的規模が大きいために政治力が強く、海軍はなかなか必要な戦力を手にする事ができないのが通例だ、とのことである。

ただし、中国の海洋戦力(海軍力、長射程ミサイル戦力、航空戦力)が台湾に対して圧倒的優勢になり、中国共産党政府による台湾“回復”が現実味を帯びてきたため、台湾の国防方針も島国防衛の鉄則に近づかせざるを得なくなってきた。そこで台湾は、陸軍の過剰人員を大幅に削減し、中国軍を海洋上で撃破する体制の構築を推進している。

と、陸戦の前に海上戦力で撃退すればいいじゃん!と言ってますが、安いホバークラフト多数が陸戦兵力を搭乗させて攻めてきたら、海上で全部撃退できますか?って話です。

南西諸島防衛もこの二点を考えたほうが良いんじゃない?というので「つぶやき」をアップした。

● いきり立つ「台湾有事」に盲点あり(ニューズウィーク日本版)

上のニュースと同じ話。でもこのニュースは具体的に何を装備すればいいんだ?に触れていないので、たいした記事ではないのだ。

● 「大佐」の読み方は「たいさ」ではなく…旧日本海軍の「不思議な慣習」(現代ビジネス)

今書いているフィクションの参考になるからアップ。

● 「日本はいずれ消滅する」イーロン・マスクの「予言」は何年後に当たるのか(現代ビジネス)

これは、人口増加が騒がれていた時の話と一緒で、仮にもしも増加率(減少率)が同じく続けば、という仮定の話であって、率が未来永劫同じく続くわけもない、イーロン・マスクって結構バカ(わざと?)でそれに反応する人間もバカだな、と思ってアップしました。


ついに世界が私に追いついてきた。2022/05/30、05/27~30までのつぶやきニュースリンクの意味解説


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