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#読書
2000年生まれのド新人編集者、新人作家と本を出す
みなさま、はじめまして。集英社文芸書編集部で小説の編集をしています、髙橋と申します。2023年の4月に新卒で集英社に入社した、新人も新人の編集者です。担当している作家の皆さんには、「2000年生まれです」と積極的にお伝えすることで、平凡な名前を覚えてもらおうとしています。
さて、新人だとは言いつつも、入社してからはや11か月。遂に私も、ようやく一冊目の単行本を世に出すことができました。
それが
書評家が伝える「社会人が読書する習慣をつける」10のコツ
あけましておめでとうございます! 今年もよろしくお願いします!
……という新年のご挨拶とともに、こんなふうに思っている方、いらっしゃいませんか!!
「今年は、本を読みたい!」
書評家としてこんなにうれしい声はないわけですが……いや本当にガチで……。大人になってからも入門しやすいものでありたい、読書沼。
本を読み始めるのに遅いも早いもありません。いつからでも本を読む人がひとりでも多く増えてほしい
物語を旅しよう。「村上春樹ライブラリー」
なかなか遠くへ出かけることが難しくなった時期、本棚から取り出してきたのが、村上春樹さんの紀行文を集めた本だった。読みかけだったもの、ずっと昔に読んだもの。本で旅の気分を味わった。
2021年10月1日、村上さんの母校である早稲田大学に、「早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)」が開館した。開館前から気になっていた場所を、昨年訪れることができた。
小さな奇跡
昨年末、所用のため東京方