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2024年6月の記事一覧

講談社「小説現代長編新人賞」 要点まとめ

講談社「小説現代長編新人賞」 要点まとめ

参考にさせていただいた記事

要点1963年より始まった小説現代新人賞を、2005年にリニューアルし、2006年より開始された、歴史の長い賞。エンタメ系の賞で、ノンジャンル。長編を募集する新人賞。小説現代新人賞の受賞枠は過去回最大時で3あり(受賞2+奨励賞1)、応募数に対して、デビューの可能性の期待値が高い。

五木寛之、朝井まかて、塩田武士らを発掘している。

2018年に読者層の若返りを図って

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クラシック音楽を聴くと、文章がうまくなる意外な理由

クラシック音楽を聴くと、文章がうまくなる意外な理由

フォレスト出版編集部の山田です。

相手に伝わるわかりやすい文章を書くには「論理」が大事であることはよく知られているところかと思います。多くの書籍で、論理的な文章を書くための方法が紹介されています。

とはいっても、なかなかうまく論理を組み立てられなくて悩んでいる方も多いのではないかと思います。論理を磨く方法はさまざまありますが、もしいろいろ試してみたけど、伸び悩んでいるという場合は、一旦文章から

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「小説投稿サイトで有利なスキル」を育成する

「小説投稿サイトで有利なスキル」を育成する

「習作」を通して苦手を克服し、新たなスキルを獲得する(&新たなジャンルを開拓する)…というのを前回の記事で書きましたが…

せっかくなら「自分の活動にプラスになるスキル」を育成できた方が「お得感」がありますよね?

実際に自分も「こんなスキルを持っていた方が小説投稿サイトでは有利なのでは?」というのを考察し、小説執筆をしながらの育成を試みています。

■一定のペースで「連載」するスキル

小説投稿

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第10回W選考委員版「小説でもどうぞ」 千早茜さんインタビュー

第10回W選考委員版「小説でもどうぞ」 千早茜さんインタビュー


第10回W選考委員版「小説でもどうぞ」の募集がスタート!
ゲスト選考委員は直木賞作家で、新刊『グリフィスの傷』が話題の千早茜さんです。また、季刊公募ガイド夏号(2024/7/9発売)では、千早茜さんのインタビューを掲載しますが、ここではこのインタビューの別バージョンをお送りします。応募前にぜひとも熟読ください。作家志望者必読の内容になっています。

テーマを象徴するモノが見つからないと書けない―

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【インプットもアウトプットも大量に】本気で作家を目指す人に必要な行動とは(2012年12月号特集)

【インプットもアウトプットも大量に】本気で作家を目指す人に必要な行動とは(2012年12月号特集)

※本記事は2012年12月号に掲載した山本甲士先生のインタビュー記事です。

文学賞の選評は宝の山――作家を志したのはいつでしょうか。

 また、それにはどんなきっかけがあったのでしょうか。
 地方公務員として仕事を始めて三年目ぐらい(91年頃)に、仕事兼用でワープロを購入したことが直接のきっかけでした。
 せっかくワープロがあるので、趣味で読んでいたミステリーを自分も書いてみようかなという、割と

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