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『餡MMu』。あんこ大好きな車いすテニスの大谷桃子選手の声で開発された、あんこ飲料。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、あんこは好きですか?

私は単体で食べることはないのですが、お汁粉のお餅が好きです。(あずきではなく、あくまでお餅です)

私の住む福岡県には、あんこを使った有名なお菓子があります。それは太宰府天満宮の参道などで売っている、梅ヶ枝餅です。

私は結構知っている人がほとんどいないお店で、梅ヶ枝餅を買いました。穴場なのですが、あえてどこかは書きません。

ここで梅ヶ枝餅の豆知識なのですが、太宰府天満宮の梅ヶ枝餅には毎月特別な日に、いつもと違う梅ヶ枝餅が売っていることをご存知ですか?

・毎月17日の「きゅーはくの日」には、古代米入りの梅ヶ枝餅
・毎月25日の「天神さまの日」には、よもぎ入りの梅ヶ枝餅

が限定販売されています。古代米のはまだ食べたことがないのですが、よもぎ入りのは普通に美味しかったです。

ぜひ、皆さんにも食べて頂きたいです。

この記事では、あんこの話ということで、あるパラリンピックの選手の声から生まれた、あんこ飲料となります。

パリ・パラリンピックの車いすテニスで、2021年東京大会銅メダルを獲得した大谷桃子選手の2大会パラリンピックの連続出場の強さを支えたのが、佐賀県佐賀市にある和菓子屋【菓心まるいち】が作ったあんこ飲料『餡MMu』です。

長期保存が利くパウチ容器入りで、あんこの喉ごしも追求したオリジナル商品です。この『餡MMu』が誕生した理由とは―?

今回は、『餡MMu』を開発するきっかけとなった、大谷選手の声をお届けします。

『餡MMu』は、一人のパラリンピックの選手の声が、開発の決め手に

画像引用・参考:餡MMu

栃木県出身の大谷選手は高校を卒業した後で車いす生活となって、佐賀県神埼市にある西九州大学に在学中に車いすテニスを始めました。佐賀を拠点に活躍し、東京パラリンピックでは、上地結衣選手と組んだ女子ダブルスで銅メダルを獲得し、パリパラリンピックは女子ダブルスとシングルスに出場する予定です。

大谷選手自身のSNSで「和菓子をこよなく愛している」と公言する行きつけのお店が、1950年創業の佐賀県佐賀市にある和菓子屋【菓心まるいち】でした。ようかんやあんこは、登山の行動食や運動中のエネルギー補給に適していると言われています。

【菓心まるいち】の企画マーケティング室長の市丸翔大さんによりますと、数年前に大谷選手から「海外遠征にあんこを持参できたら」と相談があって、初めは店頭に並ぶ瓶詰の商品を渡していました。

ですが、瓶は重くて、移動中などに割れる可能性もあります。「持ち運びしやすいタイプになれば」と、大谷選手の声を受け、市丸さんは新しい商品開発を決意しました。2023年1月頃から製造部長の兄の剛さんと一緒に試作を始めました。

【菓心まるいち】にとっては、若い人の和菓子離れなど業界を取り巻く環境に厳しさが増す中、新機軸を打ち出すチャレンジでもありました。詰める容器は長期保存が可能なパウチ容器を採用し、あんこは小豆の煮詰め方などを試行錯誤して、「飲めるほどの滑らかさ」にこだわり抜きました。

2024年3月に店頭にお目見えした新しい商品名は『餡MMu(あんむー)』です。アルファベットは「mobile(持ち運びができる)」「motive(原動力を与える)」「utility(実用性を兼ね備える)」の頭文字から取りました。

味は「つぶあん」「こしあん」「はちみつレモン」(1本100gで157~177kcal)の3種類展開です。容器をもみほぐしてから開封し、口に含むと、しつこくない甘さのあんこが喉を通っていきます。


原材料は「こしあん」の場合、北海道十勝産のザラメ糖と小豆のみ使用です。市丸さんによりますと、大谷選手はドーピング対策の観点から何が入っているのか明確に記載された点も評価してました。

参考:車いすテニス・大谷選手を支える和菓子屋開発「あんこ飲料」とは 毎日新聞(2024年)

SNSに「あんこ大好きな私にとって最強の補食です」と投稿していた大谷選手は、パリ出発を控えた2024年8月16日の夕方に【菓心まるいち】へ来店し『餡MMu』を持ち帰りました。

市丸さんは「大谷選手はお餅を入れてお汁粉にする様な使い方も海外でしてくれていたみたいです。パリでは、結果に関係なく、次なる目標に繋がっていく闘いをして頂けたら嬉しく感じます」と声援を送りました。

『餡MMu』は1本389円で、常温保存ができて、賞味期限は製造から120日です。

美味しそう

私の家ではそんなにあんこの消費量は高くないです。父は大の甘党ですが、あんこを使ったお菓子を家で食べるのは、手作りだとお正月のお汁粉、お彼岸などのお供え品として団子であんこときなこがかかったものを食べます。

買ったものだと、5月に柏餅とかでしょうか?

最近は全く食べていませんが、丸永製菓のあいす饅頭も好きですよ。

こうやって見ても、我が家はあんこを食べる回数は少ないですね。みんな、あんこは好きですが、食べる習慣はあまりないということでしょうね。

あんこのお菓子は冒頭にも書きました、梅ヶ枝餅を毎年2回太宰府に行った時に買って帰ります。お店の方も、「古代米のはあまり知られていなくて、よもぎの方が人気ですよ」と言っていましたが、いつか古代米のものも買ってみたいと思います。

この記事の『餡MMu』は、名前は知らなくても、何となく存在は知っていました。何かの記事で読んで、「こんなものがあるんだ」と思いました。

スポーツはエネルギーを使いますから、甘いものを食べることも大事だと思います。

手を汚さず、あんこを食べられるところも良いなと思いましたし、この『餡MMu』はこれからメジャーになるあんこの食べ物になるのではないか?とも感じました。


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