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”スキ“を付けさせていただいたクリエイターさん達の投稿の中から是非とも多くの方々に読んで欲しい、共有したいと思った投稿のまとめ。 (ご迷惑な場合は連絡をいただければ出来るだけ早く… もっと読む
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2021年6月の記事一覧

アメリカの「ドブ板選挙」―米副大統領カマラ・ハリス氏自伝『私たちの真実』より

アメリカの「ドブ板選挙」―米副大統領カマラ・ハリス氏自伝『私たちの真実』より

光文社新書編集部の三宅です。

皆さんは「ドブ板選挙」という言葉を聞いたことがありますでしょうか? 以下、Wikipediaからの引用です。

かつての選挙活動では、候補者や運動員が有権者に会うために民家を一軒一軒(場合によっては後援者の民家でミニ集会も行う)回った。その際、各家の前に張り巡らされた側溝(ドブ)を塞ぐ板を渡り、家人に会って支持を訴えたことが「ドブ板選挙」の由来である。現在公職選挙法

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「なぜ?を大事に」ずっと考えています「電凸」「炎上」「フェイク」について

「なぜ?を大事に」ずっと考えています「電凸」「炎上」「フェイク」について

「なぜ?」の原点は沖縄勤務時代に前回の記事は大変多くの方に読んでいただき、たくさんのご意見やご質問もいただきました。ありがとうございました。

いただいた中に「記事で炎上の対象とされている事例に偏りがあるのではないでしょうか」というご指摘もありました。

私としては特定の主義や主張で事例を選ばないこと、弁護士懲戒請求問題のときのように、批判するのではなく「なぜ?」という姿勢を大事にするように心がけ

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オレンジ色のキツネに出会った。『いのちの木』――絵本を思い出すところ#18

オレンジ色のキツネに出会った。『いのちの木』――絵本を思い出すところ#18

絵本の中の風景へ想いを巡らすとき、それを手にした幼い頃の記憶もまた、絵本の思い出の一部になっていく――そんな「絵本を思い出すところ」を編集者とカメラマンが探していきます。

朝起きて、一番はじめにするのは
植物に水をあげること。

息苦しい日常に、
少しずつ集めた植物たちが
寄り添ってくれる。

つい最近、本屋さんでオレンジ色の
キツネに出会った。
その日に、家に連れてくることにした。

ソファに

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【映画】1秒先の彼女 消失的情人節/チェン・ユーシュン

【映画】1秒先の彼女 消失的情人節/チェン・ユーシュン



タイトル:1秒先の彼女 消失的情人節 2020年
監督:チェン・ユーシュン

台湾ニューシネマの異端と言われたチェン・ユーシュンの新作「一秒先の彼女」を一足先に鑑賞した。80年代から始まったホウ・シャオシェンやエドワード・ヤン、ツァイ・ミンリャンなど世知辛い内容の映画が多い台湾ニューシネマの中で、チェン・ユーシュンの映画はウィットとユーモアに溢れていて、くすくすと笑わせながらも悲哀を織り交ぜる

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ラストシーンから始まったSFクロニクル小説|新井素子『チグリスとユーフラテス』|monokaki編集部

ラストシーンから始まったSFクロニクル小説|新井素子『チグリスとユーフラテス』|monokaki編集部

こんにちは。「monokaki」編集部の碇本です。

あっという間に今年も半分近くが過ぎてしまいました。この二年ほどはそれまでとはまったく違う世界、違う時間軸のようにも感じられます。

それでもふと思うのですが、前世紀には世界大戦が二度もあり、何十年に一度かはそれまでの常識が覆ったり、当たり前だった日常は形を変えていました。私たちの祖父母や曾祖父母は当たり前ではない「非日常」を過ごしてきたんだなと

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天国と地獄のパラドックス

NHKスペシャルでやっている『2030年未来への分岐点』というシリーズが、毎回すごく考えさせられる内容だ。今日の話は、「“神の領域”への挑戦〜ゲノムテクノロジーの光と影〜」という内容だった。

今世界で、ゲノム編集の研究が一気に進んでいて、すでにデザイナーズベイビーなども技術的に実現している。何となく、そういう問題があるのは知っていたが、どういった部分に課題があるのかよく分かっていなかったので、分

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