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【ことのはbouquet】

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自作の #短歌 #俳句 #詩 #詞 …をまとめていきます。いつか、大きな花束に。タイトルは、『Blogger』に開設したブログ名をそのまま連れてきました。
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【冬の歌】踊り場にたたずむごとき日もありて
駆け上がる日もありてまたよし

【冬の歌】踊り場にたたずむごとき日もありて 駆け上がる日もありてまたよし

踊り場にたたずむごとき日もありて
駆け上がる日もありてまたよし             〈未芙美〉

初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2010/2/20)

森永ハイソフトキャラメルの、おまけのミニカードが好きでした。
俵万智さん×浅井慎平さんのフォト短歌集『とれたての短歌です』(角川文庫)を持ち歩いていた時期もありました(おすすめの1冊です…)。

『note』に引越す

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【春の歌】逆らわず呑まれもせずに花筏 たおやかさとは強さとぞ知る

【春の歌】逆らわず呑まれもせずに花筏 たおやかさとは強さとぞ知る

逆らわず呑まれもせずに花筏
たおやかさとは強さとぞ知る  〈未芙美〉

初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2012/4/15)

激動の期末期初、ウォーキング仲間と2週連続で、短時間のお花見散歩を決行しておりました。
異動疲労で体力的にはギリギリでしたが、桜は待ってくれないし、仕事で追い詰められるほどに皆の顔を見たくなるもので。。。

異動初日に新しい上司に告げられたミッシ

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【歌】何もかもこの両手から手放してのっぺらぼうになりたき夕べ

【歌】何もかもこの両手から手放してのっぺらぼうになりたき夕べ

何もかもこの両手から手放して
のっぺらぼうになりたき夕べ                          〈未芙美〉

初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2005/6/21)

周回遅れの日記が中断。
その間に3度目のワクチン接種を受け、4日間ほど「非正常」な体調を彷徨っておりました。
そして通常営業に戻ろうとした矢先に職場で「青天の霹靂」な事態勃発。

今、学生時代に詠

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【日記】【歌】解禁日(3行日記的に)

【日記】【歌】解禁日(3行日記的に)

懐かしき友との卓は温かく
今、ボジョレーの封を切りつつ  〈未芙美〉

*インフルエンザ予防接種のせいか、溜まった疲れが出たのか、自重モードの週後半。
そんな中、ボジョレー解禁日は学生時代の先輩から声をかけてもらい、久々に「夜の会食」へ。今週のメインイベントだ。

*幹事の先輩は、私の休職中もずっと気にかけてくれていた女性。他の先輩とは何年ぶりかわからないくらい久しぶり。なんだか、みんな、とても立

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【悼句】離したくなき手の先に星流る

【悼句】離したくなき手の先に星流る

離したくなき手の先に星流る            〈未芙美〉

初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2010/9/29)

日中、相方と出かけていて、

小三治師の訃報を知ったのは夕方でした。
…涙が止まりません。

お亡くなりになった10月7日は、父・鴻之介の命日です。
この日がまた重くなる。。。

【秋の句】 秋暑し 読み終えぬ本積み上げて

【秋の句】 秋暑し 読み終えぬ本積み上げて

秋暑し 読み終えぬ本積み上げて            〈未芙美〉

初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2009/8/25)

…初出の日付のとおり、明らかに10月の季語ではないのですが。

今日はこの句がぐるぐる頭を巡っておりました。。。

【中秋の句】盃に汲みて呑みたし 今日の月

【中秋の句】盃に汲みて呑みたし 今日の月

盃に汲みて呑みたし 今日の月  〈未芙美〉

地味にキャパオーバーした本日。
体の中からすべて追い出して、月の光だけで満たしてみたいなぁ。。。

【求浄歌】超強力電気掃除機 この吾の中のヘドロも吸ってくれぬか

【求浄歌】超強力電気掃除機 この吾の中のヘドロも吸ってくれぬか

超強力電気掃除機 
この吾の中のヘドロも吸ってくれぬか  〈未芙美〉

今日、新しい掃除機をかけていて、学生時代に詠んだ歌を思い出しました。

ふつふつと湧き上がる、家中の家具を動かして埃を取り除きたい! という気持ち。
体が固いのに、ヨガ!ヨガ! と教室情報ばかり集めてしまう行動。
…近頃の私は、どうもデトックスが足りてないのかな。

この秋に、ひとつでも新しいデトックス習慣を身につけられればな

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篠綾子氏「梨の花咲く 代筆屋おいち」読了。
文を残して姿を消した恋人の消息を求め、江戸へ出た少女・おいち。縁あって歌占の露寒軒の元で代筆屋となる。
和歌と文と少しの謎、そしておいちと周囲の人との交流。綱吉公時代を背景に、政絡みの展開もありそうな。
読破したいシリーズがまた増えた。

【歌】時を経て… 〜或る二度惚れの記〜

【歌】時を経て… 〜或る二度惚れの記〜

ときをへて
きよらましますくわんおんの
かくれがにこそまよいいりつれ   

◇・・*・◇・*・・◇

一目惚れの相手に再会した。

再会の場は、東京国立博物館。
会期終了間際の「聖林寺十一面観音〜三輪山信仰のみほとけ」展に駆け込んだのだ。

◇・・*・◇・*・・◇

さて、ここにひとつの黒歴史を告白する。
冒頭の一首は、その昔、私が初めて人目に晒すことになった歌。
…実は、ほぼ初めて詠んだ歌だっ

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【詩】 脳内旅情 〜この夏のふりかえり、あるいは雑文〜

【詩】 脳内旅情 〜この夏のふりかえり、あるいは雑文〜

脳内旅情

ふらんすへ行きたしと思へども 

ふらんすはあまりに遠し

せめては新しき背廣をきて

きままなる旅にいでてみん。

…と思へどもそれすら遠き望みとなりし今は
せめて新しきるーぶる柄の丁襯衣をきて
録り貯めしふらんすの映像をくりかえし観ん。
いつかまた彼の地へと願ふ心まかせに。

◇・・*・◇・*・・◇

不定期に、突如として、外国語に溺れたくなる発作、というものがありまして。
7月、

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【3.11の歌】電話越し まだ見ぬ人の労りにやまとのくにの力信ずる

【3.11の歌】電話越し まだ見ぬ人の労りにやまとのくにの力信ずる

電話越し
まだ見ぬ人の労りに
やまとのくにの力信ずる   〈未芙美〉

初出=『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2011/3/15)

今日の午後、黙祷をしていて思い出したこと。。。
                      
10年前、イベントホールに勤務していた私の仕事のひとつに、お客様の電話を受けるコールセンター業務がありました。

地震の翌日も、いつものように、いえ、いつ

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【Valentine短歌】適量の愛を適度な包装でそっと置きたい君の掌

【Valentine短歌】適量の愛を適度な包装でそっと置きたい君の掌

適量の愛を適度な包装で
そっと置きたい君の掌   〈未芙美〉

1日遅れてしまいましたが、Valentine短歌です。
コロナと緊急事態宣言で、「本当に差し上げたい方にすらチョコを渡せない(相方は除く)」という、チョコ至上主義者にとっては正に緊急事態な今年のバレンタイン。

それでも当日は趣味の仲間とオンラインでお茶会をしたり、夜に敬愛する方からLINEをいただいたり。
恵まれた時間を過ごすことが

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【春の句】春来たる 護のごとき葉書たち

【春の句】春来たる 護のごとき葉書たち

春来たる 護のごとき葉書たち  〈未芙美〉


立春は、たぶん私が最も意識する二十四節季。歳時記の中でも特に好きな季語のひとつです。

ちょうどこの頃に家族の記念日があるので、個人的に時の流れを強く感じる時期、ということもありますが。
この頃にいただくお便りに特別なモノが多いから、というのも理由のひとつだと思います。

イベントホール勤務時代に少しだけ、古典芸能関係のお仕事をしていた〈未

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