PD * みふみ

〈未芙美〉と申します。プレーリードッグに似てると言われます。落語と物語と音楽と、美しい…

PD * みふみ

〈未芙美〉と申します。プレーリードッグに似てると言われます。落語と物語と音楽と、美しいものがないと生きていけません。あと美味しいモノも! 長年各所に書き散らしたモノをnoteに再編集して行けたらと。顎関節症、HSP、復職トライアルサバイバー。よろしくお願いしますm(_ _)m❤︎

マガジン

  • 本の背表紙のある世界

    読書のこと。書棚のこと、書斎のこと。書店のこと、図書館のこと。皆の心の中の、広大な世界のこと。

  • 【落語に恋して】

    血中落語濃度が低下すると健康状態が悪化する落語中毒患者の、落語偏愛活動など。 #落語 や #寄席 #高座 の記録、関連事項などをまとめていきます。

  • 【酔芙蓉日記】

    3行日記的に、とか言いながら、まったく3行じゃない箇条書き日記。

  • 【シナリオLABO】

    自作の #シナリオ #舞台脚本 の習作などをまとめていきます。随時手を入れていく予定です。

  • 【ことのはbouquet】

    自作の #短歌 #俳句 #詩 #詞…をまとめていきます。いつか、大きな花束に。タイトルは、『Blogger』に開設したブログ名をそのまま連れてきました。

最近の記事

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【詩】「小旅行記:帰宅に際し、御礼にかえて」~永寿病院のこと~

「小旅行記:帰宅に際し、御礼にかえて」 思いがけず持ち上がった突然の小旅行。 荷物も持たずに辿り着いたのは、町の総合病院だった。 窓の下には、よく知る町並みが広がっている。 手の届きそうな距離に、自分の家もはっきりと見える。 新たな視点から町を見ていると、次々に発見がある。 自分が思っている以上にこの町を知らないこと、 そして思っているよりずっと、この町に愛着があることを知る。 自分が今いるのが、町を護る砦の中のような気がしてくる。 窓の上には明るい青空が広がっている。

    • 【日記】20230801-0810. 迷走する上旬

      炎天下のソフトクリームが溶けるように上旬が溶け去った。 3行日記か、せめて週報、と思っていたが、あっという間に1週間が横殴りに吹き抜ける。 事件も次々横殴りで襲ってくる。 【上旬のトホホなこと】 *ランチ外出時にゲリラ雷雨に見舞われ、たのがきっかけと思われる近年最激の夏風邪をひいた。 とはいえ中旬から休暇を取って夫婦ふたり旅に出る予定なので、仕事は詰め詰めだ。かなりしんどいスケジュールでずびずびと仕事をこなす。 辛かったのは、この体調で早朝に本社の内部監査室へ出向き、その

      • 7月の振り返り

        仕事もプライベートもてんこ盛りのひと月だった。 とりあえず、たくさんの方に会えたことに感謝。会えなかった方ともまたチャンスが巡ってきますように。 【とりあえず、7月できたこと】 *友人たちとの趣味の歩く会、初めて企画〜先達までを担当。  恒例の蓮見会にプラスし国際こども図書館と、開催中だった荒川伝統技術展を巡る。酷暑向け省エネプランのはずが、結構歩かせてしまった(皆さんすみません)。次回はもう少し負荷低めで考えたい。 *女子校時代の親友から次々とお誘い。  久々再会のエ

        • 【酔芙蓉日記】のキャストたち_Vol.1 〜システム部門編〜

          まずは、これから綴る日記に登場しそうな職場のキャストたちを紹介しようと思う。 私は自分の会社を「ぜんざい公社」と呼んでいる。 今、私が所属しているのは、「ぜんざい公社」本社のシステム統括部門。 部門の使命は、グループのシステム子会社と連携してグループのDX化を推進すること。 私が昨年度転入したガバナンス部は、インフラやセキュリティ、システム投資の管理などが主な仕事だが、隣には開発部とデータサイエンス部があり、よりソレらしい業務にあたっている。 3つの部の中でガバナンス部が

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        【詩】「小旅行記:帰宅に際し、御礼にかえて」~永寿病院のこと~

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        • 【酔芙蓉日記】
          99本
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          42本
        • 本の背表紙のある世界
          99本
        • 【シナリオLABO】
          28本
        • 【ことのはbouquet】
          53本
        • ぼくらの緊急事態
          131本

        記事

          ドラマのように日常を 〜酔芙蓉日記のキャストたち_Vol.0

          「登場人物相関図」が好きだ。 ミステリ小説やドラマのHPによくある、アレだ。 本の巻頭にあれば、ページに指を挟んでストーリーを追う合間にしばしば参照するし、連続TVドラマを観る時は、手元のタブレットに相関図を準備していたりもする。 ドラマや映画などの映像に関しては、ロケ地情報リストも大好物だ。毎々図に起こすことまではしないが、ドラマに登場した家の間取りやインテリアも気になって仕方ない。 イベントホール勤務時代の経験や(舞台図面が大好きだった…)、一時期脚本の基礎勉強をしたこ

          ドラマのように日常を 〜酔芙蓉日記のキャストたち_Vol.0

          【日記】230721. いちばんうれしいこと

          今日はできたこと、良かったことを探す必要はない。これ以上のことはない。 …敬愛する五街道雲助師匠が、人間国宝に認定されました。 未芙美の落語中毒人生の中、ただ一度だけ、独演会チケットを確実に押さえるために、当時(イベントホールで舞台制作担当をしていました)のポリシーを曲げてファンクラブに加入した演者さん……が、雲師です。 雲師がトリの寄席やご出演の落語会に加えて、毎月の独演会に通うために各種の仕事とシフトを調整し続けた1年間は、わが人生唯一の追っかけ期間。 お祝いの気持ち

          【日記】230721. いちばんうれしいこと

          できたことを数えよう。〜1Qの感謝〜

          再開版日記では、とりあえずできたことを書いていきたいな、と思う。 できなかったこと、至らなかったことを数えるのは無駄に得意だから。 日々を記録しようとすると、至らないことばかり書き連ねてしまいそうだから、 「できたこと、よかったことを必ず?出来るだけ?書く」をルールにしようと思う。 【とりあえず、1Qでできたこと】とりあえず4つ。 *改正電気通信事業法の対応目処がついたこと。 退職したコンプラ班長の申し送りになかったタスクが後からどんどん出て来たけど、法務部の担当者と毎週

          できたことを数えよう。〜1Qの感謝〜

          書けない日常への抵抗〜シス担15ヵ月の振り返り〜

          1年2ヶ月ぶりにnoteで日記を書く。 去年の4月、思いもかけない展開で生まれて初めてシス担と呼ばれるモノになった。 それまでの経理部員としての生活から、あまりに乖離した世界が始まった。 書くことは自分の命綱なのだから、どんなに忙しくても、慣れない環境に振り回されても、仮に心動かされることがなくても、書くペースが落ちても、日常を綴っていこうと思っていたのに。 あっという間に日々の業務の波にのまれて、気づけば1年が溶けていた。 いや、正確には何度も書こうとしたのだ。けれど、あ

          書けない日常への抵抗〜シス担15ヵ月の振り返り〜

          4月の振り返り 〜シス担はじめました〜

          …いや、まだ始めてないのかもしれない。 驚愕の異動に右往左往して、自分の初期設定が終わってないんじゃ? といううちに、4月は去ってしまい、ゴールデンウィークも過ぎてしまった。 頭の整理が追いつかないので、とりあえず週次ではなく月まとめで書きとめておく。 【新しい職場所感】 1.風通し良さそうな職場。…物理的にも寒いのが難点。 2.我が社に珍しいガチ教育風土。連日、怒涛の教育と宿題。 3.効率徹底の情報共有。咀嚼スピードついていけてない(泣)。 4.ドライだけど面倒見良さげな

          4月の振り返り 〜シス担はじめました〜

          【春の歌】逆らわず呑まれもせずに花筏 たおやかさとは強さとぞ知る

          逆らわず呑まれもせずに花筏 たおやかさとは強さとぞ知る  〈未芙美〉 初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2012/4/15) 激動の期末期初、ウォーキング仲間と2週連続で、短時間のお花見散歩を決行しておりました。 異動疲労で体力的にはギリギリでしたが、桜は待ってくれないし、仕事で追い詰められるほどに皆の顔を見たくなるもので。。。 異動初日に新しい上司に告げられたミッションには、正直腰が引けましたが、チームは風通しの良さそうな雰囲気です。 川面に浮

          【春の歌】逆らわず呑まれもせずに花筏 たおやかさとは強さとぞ知る

          【日記】220328-0403. 昭和から令和へ (3行日記的に)

          昭和な「ぜんざい公社」経理部から、令和スタイルの新部署への異動劇。。。 【今週のこと】 *決算準備を振り返されたことが、よほどご不満らしいオジサマ改めオッサン。 「俺がやってやるから、ミフミが該当情報をすべてとりまとめて俺の所へ持って来い」 待て、コラ。それはやってやるとは言わんのだ。 生憎こちらはそれどころではない。主な確認先が隣りのオバサママネジャーの所管だったのを幸い、暇そうにしているオバサマを捕獲して、「後はお2人でどうぞ」と会議室に放り込む。 *昭和部長には、

          【日記】220328-0403. 昭和から令和へ (3行日記的に)

          【日記】220321-0327. 揺れ動く昭和世界(3行日記的に)

          少しずつ、自分のライフが削られていく感覚を味わう1週間。 【今週のこと】 *週末を、友人とのお喋りやヨガなどで比較的ゆっくりと過ごし、少しエネルギーを取り戻して出社した月曜日。 …オジサマの機嫌が、激烈に悪い。 来月半ばに定年前の有休消化に入る予定で、完全にカウントダウン態勢だったオジサマに、私の転出辞令を受けて部長が要請したらしい。 「せめて4月いっぱいは出社しろ」 「4月中に、ミフミの後任マネジャーを教育しろ」 そりゃ機嫌も悪くなるだろう。1年かけても私に教えられなか

          【日記】220321-0327. 揺れ動く昭和世界(3行日記的に)

          【日記】220314-0320. 激震(3行日記的に)

          先週はワクチン接種ですべてが吹っ飛んだが、 今週はもっと強烈な爆弾が待っていた。 【今週のこと】 *先週の疲れを引きずったまま出社した月曜日は、わが「ぜんざい公社」の管理職の異動口頭内示日だった。 来年度の組織改正で自部の部名が変わることは、事前に知らされていた。それはつまり、部内の全マネジャーに内示があるという事だ。 *昭和部長から指定された時間は、地方の案件会議と重なっていた。事前にその旨を伝え、会議終了後に部長席へ行く、と約束していたのだが、その会議中に執拗に呼び

          【日記】220314-0320. 激震(3行日記的に)

          【日記】220307-0313.学舎とワクチンと会社(3行日記的に)

          今週はワクチン接種ですべてが吹っ飛んだ。 そしてわが「ぜんざい公社」のスパルタ気質を再確認。 【今週のこと】 *以前の2回は休日に打ちに行ったが、今回はその余裕がなく出勤日に接種。接種当日は、「早退します!」と前々から申告していた。 会社からはワクチン接種のための遅刻・早退は公用扱いと説明をされていたが、それは「シフト勤務者に限り」で、フレックス勤務者は「その分どこかで働け」なんだそうな。 …ということを、直前に知った。 ちなみに接種後に発熱して勤務不能となった場合は、「

          【日記】220307-0313.学舎とワクチンと会社(3行日記的に)

          【日記】220228-0306. 遠くへ行きたい(3行日記的に)

          【今週のこと】 *忙中閑あり。月末、大好きな方と声で繋がる。 コロナ禍でなかなか出来なかった嬉しい体験。 *今の職場に復帰し、3年めに入った。 系列のイベントホールへ戻る道は閉ざされていたし、復職自体が危ぶまれた当時の私にとっては、今の職場は相当な好条件だった。 あの日の決断に後悔はないが、それでも大好きな舞台の世界から切り離された淋しさはいまだ消えない。 どんな手を使ってもイベントホールへ戻りたい、とまでは言えないが、敬愛する大切な演者さん先生方のお役に立てる日がまたあ

          【日記】220228-0306. 遠くへ行きたい(3行日記的に)

          【歌】何もかもこの両手から手放してのっぺらぼうになりたき夕べ

          何もかもこの両手から手放して のっぺらぼうになりたき夕べ 〈未芙美〉 初出= 『みふみのトーキョー 彩・時・記』@『ココログ』(2005/6/21) 周回遅れの日記が中断。 その間に3度目のワクチン接種を受け、4日間ほど「非正常」な体調を彷徨っておりました。 そして通常営業に戻ろうとした矢先に職場で「青天の霹靂」な事態勃発。 今、学生時代に詠んだこの歌がぐるぐる脳内を巡っております。。。

          【歌】何もかもこの両手から手放してのっぺらぼうになりたき夕べ