橋本裕介

株式会社TESキャピタル代表取締役。 大学卒業後、NTTグループ会社に入社。その後、 …

橋本裕介

株式会社TESキャピタル代表取締役。 大学卒業後、NTTグループ会社に入社。その後、 株式会社リクルートへ転職し、不動産事業に従事。 さらなる成長環境を求め2010年30歳の年に独立。 現在では海外不動産含め幅広く事業を展開しています。

記事一覧

【サウジアラビア、外国人からの不動産投資促進へ】

以前から注目しているサウジアラビアの多様なプロジェクトですが、さらに投資資金が流入しやすくすることを目的に、外国人であっても国内のどの不動産も購入できるよう新し…

橋本裕介
1年前
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【金融テロか?】今週のマーケット振り返り 2023.03.20

ここ最近はセミナー活動中心でして、深夜まで業務をすることも多くなってきました。 人の流れは完全に戻り、東京駅の地下街を歩いていても、自分のペースで歩くことが でき…

橋本裕介
1年前
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【長いトンネルの先がまだ見えない】今週のマーケット振り返り 2023.03.13

シリコンバレー銀行破綻。 世界中のテック企業が集まっているシリコンバレーにある 日本で言うと地銀と同等、全米では16位と言われている銀行が破綻したという報道が20日の…

橋本裕介
1年前
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清澄白河にて世界市場を振り返ってみた

今週は東京の清澄白河におります。 都心へのアクセスが良いのにあまり知られていないこの街は10年くらい前から一定の兆しがありました。 渋谷や代官山、中目黒、恵比寿な…

橋本裕介
1年前

【注目】サウジアラビアに不動産ブーム到来の予感

バーレーンを拠点とする中東最大の資産運用会社の1つであるインベストコープ・ホールディングスは、 今後5年間でサウジアラビアの不動産市場に10億ドル近く投資し、「サウ…

橋本裕介
1年前
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【米国経済の行方が…】今週のマーケット振り返り  2023.2.27

今週は京都に訪問していました。 観光というよりは全国から集まったメンバーとの会合場所が京都だったのですが、 会場となったのは和食と中華の融合店である『にしぶち飯…

橋本裕介
1年前
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【ハードランディングへのカウントダウンか】先週のマーケット振り返り 2023.2.20

今週は川越を訪問しました。 埼玉県内では大正時代まで人口1位でして、現在では1位さいたま市(132万人)、2位川口市(59万人)についで 人口35万人、県内第3位の都市です…

橋本裕介
1年前

(銀座の観光客と次期日銀総裁)先週のマーケット振り返り2023.2.13

今週は東京の銀座におります。 毎週土日の銀座中央通りは歩行者天国となりますが、今年に入ってから客層が明らかに変わってきました。 昨年の銀座は日本人中心で外国籍の方…

橋本裕介
1年前
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(ダボス会議と世界情勢)先週のマーケット振り返り 2023.1.30

先週末は、アメリカのナスダックが年初から大きな上昇が見られています。 →FRBが金利を上げないという楽観的な折り込み FRBの利上げ幅は0.25%でほぼ確定であるということ…

橋本裕介
1年前
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(金融政策発表前!)マーケット振り返り 2023.1.23

先週は材料が乏しい中、企業の決算と経済指標がマーケットを大きく動かした要因となりました。 米国の新規失業者保険申請件数は前週比でマイナス1.5万件となり市場予想を…

橋本裕介
1年前

(年内最後の山)先週のマーケット振り返り 2022.12.19

先週は2022年の最終の動きとなる経済指標が発表されまして、 結論を申し上げると 株価の値動きはこのまま落ち着いて 新年を迎える方向性となりそうです。 世界の主要国で…

橋本裕介
1年前
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先週のマーケット振り返り2022.12.12

先週は新たな流れを感じるニュースがありました。 中国とサウジアラビアがトップ会談を行い、 それぞれの外交関係において引き続き 『中国とサウジアラビアの関係』 を…

橋本裕介
1年前
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先週のマーケット振り返り2022.12.5

今週はいくつかの経済指標が発表されていますが、 いくつかのコンセンサスが見えてきています。 ★利上げペースを緩めるペースは早ければ12月にくるかもしれない。 今月の…

橋本裕介
1年前

先週のマーケット振り返り2022.11.28

先週は感謝祭&短縮取引によって全体的に取引量が少ない週となりました。 現在の株式相場の見方は以下の二つの見方があります。 1、ダウ平均は年初から今年の安値幅の70%を…

橋本裕介
1年前

先週のマーケット振り返り2022.11.21

先週はマーケットでの大きな動きがなかったので 11月18日に総務省が公表した日本の消費者物価指数(CPI)について 投稿致します。 2022年10月の消費者物価(全国、生鮮食…

橋本裕介
1年前
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先週のマーケット振り返り2022.11.14

CPI(米消費者物価指数)の発表により全体として 大幅な値動きのある1週間でした。 インフレ傾向が抑制され始めていると考えられ、 経済活動に次の兆しが見えたことから 一…

橋本裕介
1年前
【サウジアラビア、外国人からの不動産投資促進へ】

【サウジアラビア、外国人からの不動産投資促進へ】

以前から注目しているサウジアラビアの多様なプロジェクトですが、さらに投資資金が流入しやすくすることを目的に、外国人であっても国内のどの不動産も購入できるよう新しい法律が準備されているとのことです。

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外国人がサウジアラビア国内の不動産を所有するには、以下の規定を満たす必要がありました。

①専門的、技術的、または経済的事業活動を実施するための利

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【金融テロか?】今週のマーケット振り返り 2023.03.20

【金融テロか?】今週のマーケット振り返り 2023.03.20

ここ最近はセミナー活動中心でして、深夜まで業務をすることも多くなってきました。
人の流れは完全に戻り、東京駅の地下街を歩いていても、自分のペースで歩くことが
できないくらい、国内旅行者や外国からのゲストに溢れかえっていました。
銀座の三越でも多くの大陸系のアジア人が多く買い物をしていました。

コロナ前のドル円相場が110円くらいだったところから現在の為替(132円ぐらい)の差額を考慮すると、

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【長いトンネルの先がまだ見えない】今週のマーケット振り返り 2023.03.13

【長いトンネルの先がまだ見えない】今週のマーケット振り返り 2023.03.13

シリコンバレー銀行破綻。
世界中のテック企業が集まっているシリコンバレーにある
日本で言うと地銀と同等、全米では16位と言われている銀行が破綻したという報道が20日の金曜に流れました。
マーケットが注目していたのは米国雇用統計の指標だったのが、一転してシリコンバレー銀行のコメントが多数見受けられるようになりました。

名前の通り、テック企業が集結しているシリコンバレーにある銀行なのですが、
ベンチ

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清澄白河にて世界市場を振り返ってみた

清澄白河にて世界市場を振り返ってみた

今週は東京の清澄白河におります。
都心へのアクセスが良いのにあまり知られていないこの街は10年くらい前から一定の兆しがありました。

渋谷や代官山、中目黒、恵比寿などでスモールビジネスを行う場合、高額の家賃を考慮する必要あります。
個人にて事業をやられる方にとっては大きな負担となりますので、一部のイノベーターたちがこちらのエリアにて
店舗を構え始めたり、オフィスを移転させたりしていました。

今で

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【注目】サウジアラビアに不動産ブーム到来の予感

バーレーンを拠点とする中東最大の資産運用会社の1つであるインベストコープ・ホールディングスは、
今後5年間でサウジアラビアの不動産市場に10億ドル近く投資し、「サウジアラビアで予想される不動産ブーム」に乗る意向である。

という内容の記事がブルームバーグ社から報じられました。

サウジアラビアの首都に外資系企業の地域本部が設立されたことでビジネス活動が活発化し、
全土からより良い環境を求めてリヤド

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【米国経済の行方が…】今週のマーケット振り返り  2023.2.27

【米国経済の行方が…】今週のマーケット振り返り  2023.2.27

今週は京都に訪問していました。

観光というよりは全国から集まったメンバーとの会合場所が京都だったのですが、

会場となったのは和食と中華の融合店である『にしぶち飯店』でした。

東京から新幹線で関西方面に向かう際、

新幹線の混み具合がコロナ前に戻っている印象でして、

世の中の動きがパンデミックの鎮静化を感じさせます。

参加したメンバーの中にいる、観光地で宿泊業を営んでいる方によると

宿泊

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【ハードランディングへのカウントダウンか】先週のマーケット振り返り 2023.2.20

【ハードランディングへのカウントダウンか】先週のマーケット振り返り 2023.2.20

今週は川越を訪問しました。
埼玉県内では大正時代まで人口1位でして、現在では1位さいたま市(132万人)、2位川口市(59万人)についで
人口35万人、県内第3位の都市です。
東京都で言うと、東京都北区や新宿区、中野区と近い数字です。

2022年には550万人の観光客が訪れており、2019年には700万人(2016年)が訪れた埼玉県最大の観光都市でもあります。

「世に小京都は数あれど、小江戸は

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(銀座の観光客と次期日銀総裁)先週のマーケット振り返り2023.2.13

(銀座の観光客と次期日銀総裁)先週のマーケット振り返り2023.2.13

今週は東京の銀座におります。
毎週土日の銀座中央通りは歩行者天国となりますが、今年に入ってから客層が明らかに変わってきました。
昨年の銀座は日本人中心で外国籍の方はほとんど見ていなかったのですが、
観光が再開した2022年後半からはアラブ系、インド系の人種から始まり、韓国や台湾、アメリカ系、ヨーロッパ系と徐々に人種が増加している印象でしたが、今週は以前の銀座にだいぶ近づいたように感じました。
この

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(ダボス会議と世界情勢)先週のマーケット振り返り 2023.1.30

(ダボス会議と世界情勢)先週のマーケット振り返り 2023.1.30

先週末は、アメリカのナスダックが年初から大きな上昇が見られています。
→FRBが金利を上げないという楽観的な折り込み

FRBの利上げ幅は0.25%でほぼ確定であるということはマーケットの材料にならず、パウエル議長がどのような発言を行うかがポイントになりそうです。

さて、毎年1月には世界経済フォーラムが行われています。『ダボス会議』と呼ばれる世界の業界トップたちが集まり世界経済や環境面での解決に

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(金融政策発表前!)マーケット振り返り 2023.1.23

(金融政策発表前!)マーケット振り返り 2023.1.23

先週は材料が乏しい中、企業の決算と経済指標がマーケットを大きく動かした要因となりました。

米国の新規失業者保険申請件数は前週比でマイナス1.5万件となり市場予想を下回りました。
グーグルやアップル、Amazonなどの大手IT会社やゴールドマンサックスなど大手の金融機関から大量解雇が発表されているにも拘らず、景気減速しつつも労働市場はとても良く、堅調な雇用情勢が確認されました。
FRBが金利の引き

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(年内最後の山)先週のマーケット振り返り 2022.12.19

(年内最後の山)先週のマーケット振り返り 2022.12.19

先週は2022年の最終の動きとなる経済指標が発表されまして、
結論を申し上げると
株価の値動きはこのまま落ち着いて
新年を迎える方向性となりそうです。

世界の主要国では12月15日に政策金利の決定会合が行われ、
政策金利の上昇が決定しました。

これはインフレを退治するために
行っていることが主要因となりますが、
数か月後に考えられる世界の動向を予測した際、
政策金利の上昇による

『景気後退→

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先週のマーケット振り返り2022.12.12

先週のマーケット振り返り2022.12.12

先週は新たな流れを感じるニュースがありました。

中国とサウジアラビアがトップ会談を行い、
それぞれの外交関係において引き続き 『中国とサウジアラビアの関係』 を優先し、開発途上国間の相互利益のための連帯と協力のモデルを構築することに合意した。という両国が発表した共同声明です。

密接な関係が構築され、世界の潮流が変わっていく方向性を感じる内容でして、双方が描いている巨大プロジェクト、
『中国の一

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先週のマーケット振り返り2022.12.5

先週のマーケット振り返り2022.12.5

今週はいくつかの経済指標が発表されていますが、
いくつかのコンセンサスが見えてきています。

★利上げペースを緩めるペースは早ければ12月にくるかもしれない。
今月のFOMCでパウエル米連邦準備制度理事会が2月の利上げペース減速の可能性を示唆したことにより
株式市場では買いを戻しました。

★注目されていた#米国雇用統計は相変わらず米国の労働市場の堅調さ(良い)が示されており、
平均時給は前年同月

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先週のマーケット振り返り2022.11.28

先週のマーケット振り返り2022.11.28

先週は感謝祭&短縮取引によって全体的に取引量が少ない週となりました。
現在の株式相場の見方は以下の二つの見方があります。

1、ダウ平均は年初から今年の安値幅の70%を戻したが、
ナスダックは16%しか戻せていないことから、
弱気相場はまだ終わっておらず株価底打ち感がないということ。

2、市場にはまだ全体的にショートボジションが積み上がっていて、
これが中立のポジションに戻りつつ、さらに企業の自

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先週のマーケット振り返り2022.11.21

先週のマーケット振り返り2022.11.21

先週はマーケットでの大きな動きがなかったので
11月18日に総務省が公表した日本の消費者物価指数(CPI)について
投稿致します。

2022年10月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、コアCPI)は
前年比プラス3.6%(9月:同3.0%)となり、
上昇率は前月から0.6ポイント拡大しました。
他国の比較として、イギリスでは前年比プラス11.1%となっております。

・ガソリン、灯油、電気代

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先週のマーケット振り返り2022.11.14

先週のマーケット振り返り2022.11.14

CPI(米消費者物価指数)の発表により全体として
大幅な値動きのある1週間でした。
インフレ傾向が抑制され始めていると考えられ、
経済活動に次の兆しが見えたことから
一気に株価が上昇しました。
しかし、この数ヶ月間で金利上昇を続けてきた副作用として
米国経済がリセッション入りする可能性は非常に高いです。
一時的に株価の上昇があり、短期投資家にとっては
トレードのタイミングになりますが
中長期的には

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