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先週のマーケット振り返り2022.11.28

先週は感謝祭&短縮取引によって全体的に取引量が少ない週となりました。
現在の株式相場の見方は以下の二つの見方があります。

1、ダウ平均は年初から今年の安値幅の70%を戻したが、
ナスダックは16%しか戻せていないことから、
弱気相場はまだ終わっておらず株価底打ち感がないということ。

2、市場にはまだ全体的にショートボジションが積み上がっていて、
これが中立のポジションに戻りつつ、さらに企業の自社株買いが加われば
年末までに上昇の余地はあるということで
年が明けても3月までは季節的に好調な時期が続く可能性がある。

12月に発表される予定の雇用統計の結果と
消費者物価指数が年内最後の山場になりそうですが、
市場のコンセンサスはかなり固まってきており、
そろそろ方向性が見えてくる状況となりました。
また、中国での新型コロナの再拡大が強まり、
経済活動への規制強化が進められています。
これによって中国でのゼロコロナ政策への抗議活動が高まり、
11月28日の本日はリスク回避的な動きとして、
ドル以上に円が買われる展開となり1ドル=138円後半に上昇中です。

世界経済に大きな影響を与えている中国の動向は
資本主義国家とは根本的に違うことから
投資家の資金は更なる引き上げに繋がる可能性があり、
その資金が流れる先は新興国になるか、
安定の日本になるかというところは中期的に
注目しているポイントとなります。

橋本裕介
代表取締役 弊社の事業は、
・人材教育、開発 ・金融商品の
ご案内 を主たる事業フレームとしております。
そして、弊社では不動産を金融商品と考えております。

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