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果たして、オタクは犯罪者予備軍なのか?
ちょっと前にTwitterやnoteで流行っていた「#私を構成する5つのマンガ」。
私もチャレンジしてみようと好きな漫画を懸命に思い起こそうとしたものの、画面を前にしてふと手が止まった。
5つも思い浮かばないのである。
それもそのはず。
私は幼少期に、気分屋教育ママのもとでアニメ、漫画、ゲームなどを基本的に禁じられていたのだ。
小学生編:気分屋教育ママによる圧政時代私が小学生の間は、特に厳しか
【ライブレポ】早見沙織さんの歌声がまた聴ける(Hayami Saori Special Live 2023 Before Dawn-夜明けに君と)
あの歌声を耳にして、止まっていた時計がようやく動き出したような気がした。
早見沙織さんが前回有観客ライブを開催したのはもう3年以上前になる。
2019年10月に開催された“CHARACTERS”はそのタイトル通り、それまで早見沙織さんが担当してきたキャラソンをセルフカバーするという、いわゆる企画もののライブであった。
アーティスト・早見沙織としてのライブはさらに遡って2019年4月の“JUNCT
おじいちゃんと戦争の話
「テレビの明かりを見てるとね、戦争を思い出すんだよ」
仕事で飯田橋の川沿いを歩いていたら、おじいちゃんの言葉を思い出した。
たぶんテレビの明かりが野火か何かに見えたのだろう。
そのとき既に90歳を超えていたおじいちゃんは、以前より暗い言葉を口にするようになっていた。
お母さんは「もうちょっとボケているのよ」と言っていたけれど、私はそんな風には思えなかった。
むしろ年を取るごとに、色濃く鮮やかに
激弱メンタルでもいいじゃないか
同じような誰かのために、いつか書こうと思い続けてきたこと。
何となく自分の中でタイミングが来たので、文字に起こしてみる。
適応障害にかかっていたことがある。
もう随分と前の話ーー前前前職くらいの懐かしい話だが(本当に苦労した20代だった)、最近ようやく冷静に思い返せるようになった。
理由はシンプルにパワハラだった。
詳細はつまらないので避けるけれど、“ちょっと知恵のある小学生”レベルのいじめを
2021年 紅白“アニメ枠” 出演者を妄想してみた
ハロウィンが終わり、街は少しずつイルミネーションの準備を始め、今年も紅白の時期が近づいてきた。
2019年にLiSAが紅白初出場を果たしてから早2年。
鬼滅の刃が爆発的人気を誇るに至った要因は1つではないだろうけれど、「紅白」という場がお茶の間への架け橋として一躍を担ったことは確かである。
まことしやかに“アニメ枠”と呼ばれ、毎年一部界隈で注目を集めている紅白のアニソン。
今年も出演者を妄想し
「楽しい」仕事も「楽」じゃない
――拝啓、コロナ禍で人生を悩んでいる方や、いつか趣味を仕事にしようとしている若い方へ。
私事だが、転職をしてから半年ちょっとが過ぎた。
経験者採用というか、我ながら即戦力だったもので、新しくできた後輩を愛でながらバリバリと働かせてもらっている。
そんなこんなで仕事内容は変わらず、アニソンの音楽配信だ。
もちろんアニソンは大好き。さらに何より私はオタクの方々と関わることが本当に好きなので、知識や
日本文化の魅力とは何だったのか
東京オリンピックの開会式と閉会式で、儚く散り去った日本文化。
画面の向こうで世界が欠伸をする音が聞こえた。
悔しい、を越えて悲しくなってしまった。
何故日本人は自分たちの魅力に鈍感なのだろう?
いつだって世界で評価されてから初めてハッとする。
そもそも日本人は日本文化に自信がない。
それゆえ欧米文化の安上がりなコピーをして、しかもそこでのみクオリティーを高めようと変な努力をしてしまう。
音楽の
“安定した人生”とは一種の宗教なのかもしれない
それなりの良い年齢である。
周りを見渡せば、それなりの数の友達が結婚をしたり、子供を産んだり、家を買ったり、車を買ったりと忙しなく生きている。
日本人の多くは無宗教だが、例え無宗教といえども人生における心の拠り所は必要である。
いわゆる価値観というやつだ。
コロナ禍で人との物理的・精神的距離感が生まれて、自分自身の考えと向き合う時間が増えてから、友人や家族との価値観の違いを目の当たりにするよう