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性のこと

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#親子

「ママ、みだらなこういってなにー?」

「ママ、みだらなこういってなにー?」

朝のテレビニュース。
「○○容疑者は相手が16歳と知りながら、み だらな行為を・・・・」

むすめーー!!よくぞきいてくれたーーーー!!!

ゆきえ
「同意もなくセッ クスすること。
  やめてとか、イヤだとか言ってもやめないんだよ。
  ただね、こわくてこわくて断れないこともあるかもしれない。
  命を守るのが一番大事だから。怖くて断れないようなときは
  帰ってきて話すんだよ。」

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「伝えあえる」ってなんだろうか

「伝えあえる」ってなんだろうか

性教育の講座の準備をしています。

私自身、性教育をはじめ、他にも学ぶことがおもしろくて学んできたんですけどね。

「知っている」 と 「行動する」 って
つながっていないなぁという思いがあったんですよね。

知りたい!学びたい!が先行するときって
知れて満足、学んで満足なんです。
知的好奇心が満たされて、できる!気がするし

その時は行動ができるのだけど
他の課題が出てくると途端に
「なにそれ!

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子どもの性にまつわるトラブル×おとなの対応

子どもの性にまつわるトラブル×おとなの対応

目指していた性教育が実現できないもどかしさと、もろもろの基礎をぶっ飛ばしたトラブル。

教員時代は必要に迫られて、不意に指導の場面になることもあった。

正直、大人のほうが動揺するよね。大切な子どもたちだから、心配が高じて反射てきに怒ったり。怒られた子どもは、より話しにくくなるし、怒った大人は、リカバリーしたくてもその後の対応に自信がなくて

「なんでそんなことしたの?」

「この先どうなるか考え

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子どものためのようで自分のためだったはなし。

子どものためのようで自分のためだったはなし。

昨年から、布ナプキンを始めたり

よもぎ蒸しに通ったりしています。

体をいたわるかわいがる、となる前は

わたしにとっての生理は

特にハッピーなものではなく

むしろ、出産後は

もうなくてもいいのになぁくらいに

思っていたんです。

まぁ「煩わしいもの」でした。

娘が小3の時、

いよいよ娘にも生理が近づいているなと

思ってから、生理をどう伝えようかと思うようになり

一番大切にしたか

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話題にするのか避けるのか。子どもと性のはなし。

話題にするのか避けるのか。子どもと性のはなし。

「ご飯にする?お風呂にする?それともわたしにする?」

8歳娘に聞かれました。

ほほう。

ゆきえ

「〇〇(娘)って言ったらどうするのー?」

8歳娘

「一緒に遊ぶの😆」

いかんいかん笑

ついつい、オトナの想像をしていて、

慌てるとこだった!!

きっとあなたもですよね^^(まきぞえw)

気を取り直して

「その質問、どこで知ったのー😊?」

8歳娘

「YouTube!〇〇って

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子どもに渡したい『アイテム』

子どもに渡したい『アイテム』

一番身近な子どもに体と心のことを話せるようになりたい。 

そう思って目の前の気になることと3歩くらい先に視点を置くと、その先が気になって、あれは?これもか!そっちもか!!ってどんどん広がってきた。

性教育って知ろうとすればするほどに、どこまでも広がっていく。 

広がりながら、明確になったことがある。

わたしという体を大切にするのも

わたしという心を幸せにするのも 自分自身

そして

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なぜ お茶の間で性教育なのか。

お母さん・お父さんが、生き生きとワクワクで生きることが
子どもの笑顔につながることを確信しているから

親をはじめ、大人がワクワク生きる世界を創りたいと思っている。
それは
とても遠くの夢かもしれないし
すでに叶っているのかもしれない

「生きる」

命のはじまりと
自分自身を知ろうとすることが

個人の豊かな生き方に
誰かとの豊かな生き方に
繋がるんだよね

性の話を話せる親子を増やしたいのは

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親の「まだ早い!」はだいたいズレている。

親の「まだ早い!」はだいたいズレている。

私が中学の頃。
母とご近所さんが下ネタトーク中。
内容は覚えていないのだけど
ご近所さんが私が近くにいる事を気にしたら
母は
「大丈夫。うちのは幼いから。」
と笑って受け流す様子を見て

『それ、わたし知ってるぜ。』

と内心思いつつ、素知らぬふりして過ごす、ということがありました。

・うちの子にはまだ早い
・うちの子は幼いから
母は、私をそう見ているんだな、幼いまま何も知らないふりをしよう。

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「お産・誕生」と「性教育」①

「お産・誕生」と「性教育」①

たくさんのお祝いの中、産後の不調を隠して「幸せです!」としてたことがあったから。

見た目には分からない「お母さん」になった自分自身への変化に戸惑うのは、私だけじゃなかったんだ。お産や産後の話題になるとよくそう思っていました。

昨日、
「みんなの産後」のリアル開催のお話会でした。1人ずつのストーリーを話す中で、産後に理解のある人が身近にいたら、どれだけ心強いだろうと心底思ったんです。それは、産後

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「お産・産後」と「性教育」②

つぎは性教育のことね

「お産・産後」と「性教育」
やっぱり思ったのが、性教育の大切さ。

当然だけど、妊娠の前には性交がある。

性交の前には
①赤ちゃんがほしい
②好きな人ともっと近づきたい
③性欲を満たしたい
④興味でやってみたい
とかとかある。

月経や精通や性欲や同意や避妊やのこと。
知識がなくても愛がなくても妊娠はします。

けど、人間は動物の中でも独り立ちするためにかかる年月は長い。

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「スポーツと性の多様性」の講演で感じたこと

「スポーツと性の多様性」の講演で感じたこと

土曜日。
「体育・スポーツにおける多様な性のあり方」講演に参加しました。

歴史、現状、課題。
いつかのオリンピックをテレビで見ながら、性別と成績について話題になったことが気になっていたままだった。

講演を聞きながら、明確な答えや方針があれば…と思ったり、そんなもんに当てはめきれるのか?と思ったり。

ただ、講師の方が最後に仰ったこと

「無知だ、差別だ、と批判することでは解決しない。」
「多く

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「性教育受けなくたって生きていける」

「性教育受けなくたって生きていける」

ハッとしました。
確かに。そうかもしれない。。。

わたしは性犯罪怖いですよね!てきな不安をあおりたいわけじゃないし、
ほしい情報にはいくらだってアクセスできることも分かってる。

怒り反発するでもなく
悲しむのでもなく
ただ
性教育をしたい理由が湧いてきた。

私自身
学校で初めて受けた性教育は小5の林間学校前に男女別の月経指導だった。ナプキンのサンプルをもらったことと、大人に近づくことにちょっ

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「おうちで始める 性のおはなしWS」ご感想紹介 #1

「おうちで始める 性のおはなしWS」ご感想紹介 #1

☆Mさん 40代(15歳娘 9歳息子)

お話会前の性教育のイメージを教えてください。
 →知識もないし、難しいなぁ

お話会後の性教育のイメージが変わったら教えてください。
 →肩の力を抜いて子供の知りたいに向き合おう

☆Kさん 40代(4歳娘)
お話会前の性教育のイメージを教えてください。
 →隠すもの、恥ずかしいもの、口にすべきものではないこと、男女別々に学ぶもの

お話会後の性教育のイメ

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中学生のおつきあいと性教育

中学生のおつきあいと性教育

Yさん(中1)のお母さんから
「中学になって、おつきあいしている人がいるの。
  彼の誕生日に二人で出かけたいって言ってる。
  急に反抗的だし…性教育したいけど、どうしたらいい?」

とご相談。

親子の現状や何が心配なのか、何を伝えたいのか。お聞きしながら親子で話を聞きたい、というリクエストになりました。

嬉しいなぁ。
中学生のキュンキュン恋バナ聞けるし
必要な人に届けられる^^

「生理・

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