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日常のあれこれ𖧧˒˒

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生粋のいじめられっ子だった暗黒学生時代を過ごし、自己肯定感を見失い苦しんだ20代を過ごした私が、「自分らしさ」を見つけて前向きに生きられるようになったヒントと、日常のあれやこれや… もっと読む
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田舎の景色は美しくて、尊くて、ちょっと痒かった。

田舎の景色は美しくて、尊くて、ちょっと痒かった。

帰省3日目

朝7時に目が覚めて、母と談笑しながら朝ごはんを食べていたら「そろそろ近くの花畑にハナビシソウが咲く時期だね」と言われた。

ちなみにハナビシソウは別称カリフォルニアポピーと言われていて、鮮やかな橙色のポピーによく似たお花のこと。

ご近所さんしか知らない雑草だらけの抜け道を抜けると、徒歩数分でたどり着くお花畑は、毎年季節ごとの花が咲き並び、
春はハナビシソウ、梅雨の時期は紫陽花(アナ

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わたしがずっと言われたかった言葉。

わたしがずっと言われたかった言葉。

わたしがカメラマンの仕事を始めたばかりの頃、とにかく仕事覚えが悪く、要領も効率も悪くて、一つのタスクをこなそうとすると別のタスクが疎かになって、気付かぬうちにミスをしてしまうことがあった。

しかも自分でも驚くようなミスが多く「なんでこんなミスをするの?」と上司に言われて「自分でもそう思います」と言い返したくなるようなことばかりで

「なんて自分は無能なんだ、職場の足手纏いにだけはなりたくない、先

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生に生かされず、死に生かされてみるのも悪くない。

生に生かされず、死に生かされてみるのも悪くない。

私の母方のおばあちゃんは、アクティブでフットワークが軽く、自由奔放な人だった。

どれだけ歳を重ねてもおしゃれを欠かさず、お洋服も大好きでお化粧もしっかりして、昭和初期の生まれとは思えないほどにジャンキーなものも大好き。

若い頃から登山や旅行も大好きで、たまに旅行先で撮影した写真を楽しそうに見せてくれた事をよく覚えている。

そんなおばあちゃんが亡くなる直前
私たち家族にお願いしたことが二つある

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ハワイには日本人が忘れかけている真心があるらしい。

ハワイには日本人が忘れかけている真心があるらしい。

最近パタパタとしていていつもは3ヶ月おきに行っていた美容院を4ヶ月も開けていることに気づき、梅雨が近くなったのでカットと縮毛矯正もあわせて予約をした。

私は小さい頃からうねうねした癖っ毛が好きではなく、もともと顔が大きいということもあって、ボブにすればキノコになるし、ショートヘアなんて扱いきれなくて論外だった。

というか子供の頃から母と私がお世話になっている美容院のお兄さんにショートヘアだけは

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環境や人間関係を手放すことで生まれる、漠然とした寂しさと焦り。

環境や人間関係を手放すことで生まれる、漠然とした寂しさと焦り。

以前の記事で、わたしが会社員からフリーランスに転身した時のお話をさせていただいたのですが、今日はそのお話を深掘りしてお届けをしていけたらと思います。

それでは本題に入っていきます。

前回の記事で、わたしが5年間勤めた仕事を辞め、転職を迎えるタイミングで、思い悩んだ原因についてこう表現した。

「環境を変えることで
自分の栄光が失われることへの漠然とした恐れ」

これは転職だけでなく、一つの物事

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考え事をしている時は、あっさりめのコーヒーが似合う。

考え事をしている時は、あっさりめのコーヒーが似合う。

昼間と比べて明け方はまだ寒く

ここ最近は5時くらいになると寒さで目が覚めて
ベッドの横にあるタオルケットを
ミノムシのように隙間なく巻きつけ

アラームまでは絶対に起きてたまるかと
寒さを凌ぐ日々を過ごしている

しかし今日に関しては何にも予定のないお休みで
とくに何時に起きようと決めておらず

クローゼットから羽毛布団を引っ張り出して
ちゃんと二度寝に勤しむことにした

おかげさまでホッカホカ

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何も考えられない日にも、意味を持たせてあげたいから。

何も考えられない日にも、意味を持たせてあげたいから。

毎日投稿を再開してから5日

今日は書きたい内容が浮かびません

初めて5日で躓くなんて早すぎるわよ!
何やってんのよ私・・・

って朝からずーっと思ってます

ネタが尽きたんじゃありません
私の思考回路が回っていないだけなのです

この悪天候のせいなのか

爆弾低気圧のせいなのか分かりませんが

今も何にも考えられないまま
首をちょっと右に傾けながら
ちょっと口をへの字にして
気怠げにキーボード

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私が街中でイヤフォンをする理由。

私が街中でイヤフォンをする理由。

わたしは幼少期にいじめられた経験から
小さな声で話している声や、クスクス笑う声など
周りの話し声にとても敏感です

そして人に嫌われないように
周りの人の顔色を窺うようになったので
愛想笑いや機嫌が悪そうな顔はすぐに見抜きます

もしかして・・・と思い

よくあるHSP診断たるものをやったりすると
ドンピシャでそれに当てはまるのですが

HSPは生まれつきの気質なので
なんとも言えないんです

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私らしくない記事と、スキがもらえなさそうな記事が分かってきて虚しくなった話。

私らしくない記事と、スキがもらえなさそうな記事が分かってきて虚しくなった話。

毎日投稿を再開して思ったことがあります

外面気にしすぎてるな・・・と

文章に行き詰まるたびに
過去の投稿を見返すのですが
ちょっと前の自分の方が
すっごく自由に見えるんです

これは人によるかもしれないけれど
私はすごくそういうタイプです

もちろん学生時代なんて
思い出したくもない過去ですが

自分の趣味もとい生業である写真や
このコラムの投稿みたいな

自分の感性を曝け出すものに関しては

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肩の力を抜いて幸せの基準値を下げてみる。

肩の力を抜いて幸せの基準値を下げてみる。

花粉の時期が終わりを告げて
やっと自由に窓を開けることが
できるようになりました

浴室乾燥にお世話になっていた洗濯物も
やっとベランダに干すことができるし

暑さに耐えかねて
ベッドの隅っこに追いやられていた
分厚い毛布はお天気の良い日にベランダに干して
クローゼットにしまいこんで・・・

日差しがたっぷり降り注ぐ日に
窓を大きく開け放って
深呼吸できることがどれだけ幸せか

これは恐らく花粉症

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わたしは伝えたい

わたしは伝えたい

母から久しぶりにLINEが来た

「今月のおじいちゃんの法事は来られるのよね?」

「もちろん、予定は空けてあるよ」

そう返事をすると母は「そういえば・・・」と
私宛に手紙が届いたことを教えてくれた

それは高校生のころに所属していた
演劇部の自主公演の招待状

毎年2月はじめの土曜日と日曜日に
それぞれマチネソアレの公演が計4回行われる

そしてこれが3年生の卒業公演だ

演目は2本

既存作

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