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お前たちのホームルーム
「お前たちが辛くなったらいつでもここに戻ってこい、いつでもホームルームはここにあるから」中学の卒業式の最後のホームルーム。担任が初めて見せた号泣、生徒たちの鼻を啜る音。感動的な別れの言葉。
24歳。僕は大人になった。もう地元にはいない。中学を卒業して数年経っている。
先日帰省した時、用事があり市役所に寄った。証明写真をとって、帰ろうとした時、少し歳を取った当時の担任らしき人が遠くに見えた。似て
「転職」って、美味しいんだろうか?
ひとつ上の先輩が退社する。転職するらしい。先日展示会の打ち上げで酔っ払った後、彼女とふたりだけで揺られていた電車で、「どうして辞めちゃうんですか?」とわざとらしく聞いてみた。理由は知っていたのだけど、本当の理由が他にあるのではないかと探ってみたくなった。その期待に反し、「分かってるでしょう?」とすぐに答えが返ってきた。組織的に不安定な状況と評価に納得がいかない、という理由はどうやら不動だったらしい
もっとみる信じたいものを信じる
誰もが出くわす瞬間として、「自分はなんてダメな人間なんだ」といつ自己嫌悪ブルー現象があるだろう。小さいミスが積もった時、叱られた時、思い通りにならない時、思いもよらない別れを呼んでしまった時がそれだ。
そんな時の自分を救う唯一の処方箋として、「信じたいものを信じる」が良いと思っている。
先日、人生で初めてJグループの男性アイドルのライブに行った。15m程前だったか、望遠鏡もいらない、手が届きそ
『Over 25歳』ここから抜け出さなければという焦燥感?
これ、自分のことでは?と当てはまった人も多いはず。それもそのはずで、20代後半から始まる、「クオーターライフ・クライシス(QLC)」というもので、人生の4分の1が過ぎた時に訪れる幸福の低迷期のことらしいのです。https://www.lifehacker.jp/article/1607010life_crisis20s/
考えてみたけど、例えば以下かな?
・転職する、留学にいく、大学(院)に通学
防衛業界参入企業が「死の商人」と呼ばれてしまうことについて
タイトルの通り、日本では、武器は「平和利用(peaceful use) 」のために開発・製造、輸出入されていて、それを生業として生計を立てている人たちが少なくとも存在する。言い換えると、一旦国際秩序が乱れて戦争特需が起こる時、防衛予算が今までよりも多くつけられて、一時的に儲かる業界が存在する。戦争は絶対に起きてはいけないが、戦争が起因して儲かる(儲かってしまう)業界・職業があり、私もその業界にある
もっとみるコーヒー豆の精製方法「ワイニー」に出逢って
こんばんは。今日もお疲れさまです。
このあいだ、いつも通っているコーヒー豆屋のおっちゃんに、いつも通り「今日は何か新しいの入っていますか?」と聞いてみた。
(この店はいつも2-30種類くらいの豆をそろえていて、本当にたのしい)
「今日はおもしろいのがひとつ入ってますよ」とおっちゃん。
(このおっちゃん、外資系製薬メーカーに2-30年務めた後、いまはコーヒー豆屋を業にしている)
紹介された
もう会えない人に5本の薔薇を
友人の母が今日亡くなった。癌だった。
その訃報を受け取ったのは、私がしごと終わりに地下鉄の改札に行くまでの道で、スマホをふと開いたときのことだった。その知らせはインスタのチャットを通じてだった。生まれて初めて、チャットのことばに重みを覚えたし、訃報をインスタ経由で知ることに少し震えた。
友人は高校時代より精神障害を患ってきた。家庭環境がすこし不安定で、どういうわけか卒業後は家を出てひとりで暮ら
「物流」というふだん気にしない視点からものを考える
物流はビジネスパーソンにとって必須の知識である、と言われている。ものがどのように運ばれ、ものが保管される倉庫・拠点の場所はどのように決められるのか、それを考える機会は日常では極端に少ない。
商社に勤めて早1年半、僕は「物流」はロジスティクス系の会社にいった友人等にしか関係のない話だと思っていた。A地点からB地点にものを運ぶ、ただそれだけの事だと思っていた。彼らの業務として思いつくものは、モノを運
東京に帰るときに人格が変わる件
いつも北関東の実家から都内に帰るときに、たぶん赤羽駅くらいで人格が入れ替わる。人が多くなってきてから、たぶんその分人目が増えるからなのか。理由はわからないが明らかに人格が変わっている気がする。
赤羽駅くらいまでは、「もう少し実家でだらだらしてたかったな〜もう少し料理が出てくるシステム(=母) に甘えていたかったなあ〜」とか思っている。母よ、ごめん。ひとり暮らししている瞬間は自立心しかないのだけれ