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京都の遠回しにいう悪口なのかしら

京都の悪口文化みたいなのを聞いたことがある。「オタクのお子さんのピアノ、上手になりましたねえ」は翻訳すると「こっちまで聞こえててうるさいわよ」になるみたいな感じに。ちょっと怖いけれど、おもしろいから嫌いにはなれない。

旅行で京都に行った時の話。京料理おばんざいや胡麻豆腐等が運ばれてきて、つくえは賑やかな色に。なんとご飯がおかわり自由だったからいいところだなと思った。

しばらくして、お皿運び屋のおばさんが「おかわりはいかがされます?」と来てくれた。じゃあいただきますとひとこと。

5〜10分して2ターン目、「おかわりはいかがされます?」また声がけしてくれた。お腹いっぱいだったから、『ああ、もう大丈夫です。ありがとうございます。』と返した。



お水をもらって帰ろうとした時——。

「おかわりはいかがされます?」

「?!」


(このばばあ、また聞いてきたぞ?しかも痩せている知人には直接聞かず、俺にばっかり聞いてくるじゃねえか。たしかにわいは肉付きはいいかもしれねえがデブではねえはず。それなのになんで俺にばかり聞いてきやがる。さては...、京都の悪口文化か?!おかわりはいかがされます?もっと食べるでしょ?と言いたいのかちくせふ!)

とこんな感じで、京都の悪口文化(京都の人はいい人ばかりです) というデタラメのような話を事前に聞いていたから、変に被害妄想をしてしまった時の話。

そのとき僕は知人(痩せている)と一緒に居たから、余計に思考を巡らせてしまったんだね。

外資系専門商社でBtoB, BtoG営業をしています。さまざまな社会問題や身の回りに起きた出来事を発信しています。「新しいモノ・コトで人々の生活を豊かにする」