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大学とコスパ

「大学」にいわゆる「コストパフォーマンス」を求めない人は、経済面で苦しむ機会が少なかった人のような気がしている。

例えば、地方出身で経済的に恵まれていない人を挙げよう。彼らは大学という教育機関を「将来お金に苦しまないために行くための卒業証明書発行機関」と捉えやすく、そこにアカデミアの終焉があることはほとんど気にしない傾向にある。

大学に対する意識は以下のように、二分化できる気がしてならない。

①もし大学に(多少将来を約束できる)コスパを求めているのであれば、人は奨学金を背負ってでも行きたがる(行かざるをえない)。②コスパを求めないのであれば、そこは本来そうなるべき「教育機関」となり、学業に集中できる。

本来大学は②であるべきだ。

①②に関して、私は当初①寄りの人間だった。だが、通学を重ね、卒業する頃には①を持ち合わせた②寄りの人間になった。

だが、奨学金を払って行った場所であるが故、「大卒だからこそ就職できる業界・会社」に多少なりともDREAMを抱いてきた。

こういう人は多いのではなかろうか?

生涯学習やリカレント教育とは無縁の人が多いのは、①が理由だろう。

各国の進学率データ比較、進学(退学)理由、親の収入
地域、教育サービス、などを引っ張ってきて語れたらよいのだが、ダルいので終わりにする。

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外資系専門商社でBtoB, BtoG営業をしています。さまざまな社会問題や身の回りに起きた出来事を発信しています。「新しいモノ・コトで人々の生活を豊かにする」