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僕にとって特別な日の話
すごくすごく久しぶりのnote。
最近は時間がなくて音声メディアを使っての発信ばかりになっていたんですが。
ちょっとただの僕の心情的なお話を書かせてもらおうと思います。
2023年9月1日、という日は僕にとってはちょっと特別な日なもので。
この記事は僕が稼働日にほぼ毎日記事を書いているオンラインコミュニティ「ふくし会社margin」の今日の記事をそのまま転載しています。
だいぶ個人的でセンシテ
できない理由を探すより、どうやったら出来るか考える方がいい理由
「できない理由を探すより、どうやったら出来るかを考える方がいい」って話はもう何万回も擦られている概念です。
でもこの概念、ともすれば「何がなんでもやれよ」というちょっとブラックな扱われ方をしたりもします。
僕もどちらかというとどうやったら出来るか、をまず考えるタチなんですが、決して「なにがなんでもやれ」的に考えてるわけではありません。
むしろ、一回は「できない理由」自体は挙げる
守るべきものを見誤ると生きづらくなる
心がしんどくなってしまっている方と関わっているときによく感じる事があります。
それが「自分が守るべきものを見誤ってしまって、結果守れなくなってきてしんどくなる」という問題です。
ある意味心の中での「緊急性と重要性の優先順位」があべこべになってしまうことで起こる事なんじゃないかと思うんですが、しんどい状況に陥ってしまいがちな傾向の時って結構起こる事なんじゃないかと思うんです。
例えば
福祉から生まれる福祉 社会から生まれる福祉
昨日、毎度お馴染みの「福祉深掘りチャンネル ふくしLabo」というYouTubeチャンネルの配信でお話をさせてもらっている中で、社会から生まれる福祉、というものについて改めて考えさせられたんです。
それは、
・社会という舞台から、ビジネスという手段を使って生まれる福祉、という視点
・専門職じゃなきゃ生きづらさを持った当事者と関わっちゃダメなの?
・福祉畑じゃない人が使命感を宿した時の熱量には嘘
福祉と芸術(カルチャー)の交わりから見えるもの
先週の土曜日に、倉敷駅近くのダイニングバー「KAG」さんをお借りして毎月行っている福祉イベントを行なってきました。
今回は障がいのある方もない方も一緒に楽しむ、という主旨のイベントで、「即興芝居・即興コメディ」のパフォーマー「6-dim+」さんにお越しいただいて、午後にワークショップ、そして夕方からはパフォーマンスをいただきました。
そもそもこのダイニングバーを使って毎月イベントを行ってい
物事を逆から考えてみるとちょっと楽になる
物事って考えよう捉えよう、みる角度によって随分と見え方が変わったりします。
Bさんから「Aさんってこんなこと言ったんだよ、ひどいんだよ」と聞かされたとします。それだけを鵜呑みにするとAさんはひどい人に映るかもしれませんが、今度はCさんから「Aさんはいつも自分がフォローしていたけど、多分それじゃずっと変わらないと思ってあえて厳しいと分かっているけど言ったんだって」という話を聞くと、Aさんはす
自分の事も人の事も責めない考え方
僕は長らく対人支援の仕事をしつつ、かたや事業所運営の仕事、つまり人のマネジメントもやっていることが多いんです。
その中で、僕もやっぱり人間なので、うまくいかない事があれば自分を責めてしまったり、逆に自分の求めているところまでスタッフが動いてくれなかったりするとそれに苛立ったりしてしまうこともあったんです。
本当はいけないけれども、やっぱり自分が対峙している利用者さんに対しても、思うように動
見えない化された社会課題〜障がい者の性〜
世の中には、数値化・見える化されて認知されている課題もあれば、まるで水面の下にある氷山の山裾のように、言われたら気づくけど、その大きさすら明らかじゃなく、触れなければ知られることも目を向けられる事もない「見えない」課題があります。
その見えない課題は、「見えない」から「知られない」、知られないからまるで存在しないかのように扱われます。正確には扱われてすらいないんだけど。
でも、当事者はもちろん
福祉人こそ向き合った方がいい「お金の話」
今回クラウドファンディングを始めたから、というわけじゃないんですが、改めて福祉業のお金との向き合い方について、ここ最近改めて考えさせられることがよくあります。
僕は普段福祉制度のお仕事をさせていただいているんですが、それ以外にも制度外のソーシャルアクションをいろんな方と一緒にさせていただいたり、自分でオンラインコミュニティを運営してみたりもしています。
そして就労支援という界隈にいるもので
「障がいと性」についてのクラウドファンディング
10月1日から、大阪で障がいと性についての活動をされている「一般社団法人 輝き製作所」所長の小西理恵さんのクラウドファンディングに参画させてもらっています。
倉敷で昨年から動き出した障がい者の性についてのアクションに小西さんがスーパーバイザーとして加わって下さって、地域の風土を作っていくためのアクションです。
つい先日もTwitterスペースにて小西さんと一緒にお話しさせていただい
「知らない」が選択肢をなくしている
僕の活動の動機の原点みたいなものになりつつある事があります。それが「選択肢を増やす」ということ、そしてそのために「知ってもらう、届ける」ということ。
生きづらさを抱えている、ということは、言い換えるとそれは「選択肢がない」ということでもあると思います。
そして福祉というものの本質というのは、社会の中に選択肢を生み出す、ということだったり、個人の生き方の選択肢をふやすということなんじゃないか
相手の感情を深読みしてしんどくならなくていい
これは支援の現場だけで起こることでもないような気がするんですが、僕らはどんなに頑張ってみても他者の感情って絶対分からないものじゃないですか。
相手の感情を分かる術なんて僕らは持ち合わせていないはずなんです。
だけどしばしば相手の感情を「◯◯と思ったんじゃないだろうか」と感じてしまうことがありますよね。
それがポジティブなものだったらいいのかもしれませんが、しばしばそういう深読みって
知らない、が生む生きづらさ
支援に携わらせてもらっていると、「知らない」事から生まれている生きづらさって結構少なくないな、と感じることがあります。
インターネットがこんなにも普及して、いくらでも情報を仕入れることができるようになった時代に「知らない」ってどういう事なのか、と思われるかもしれません。
確かに情報を手に入れるには今の時代随分容易になったと思うんです。
じゃあ一体僕らは何を「知らない」ことに