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「障がいと性」についてのクラウドファンディング

10月1日から、大阪で障がいと性についての活動をされている「一般社団法人 輝き製作所」所長の小西理恵さんのクラウドファンディングに参画させてもらっています。
 
 
倉敷で昨年から動き出した障がい者の性についてのアクションに小西さんがスーパーバイザーとして加わって下さって、地域の風土を作っていくためのアクションです。
 
 
つい先日もTwitterスペースにて小西さんと一緒にお話しさせていただいたりもしているんですが、今日はいち支援者として感じている事についてお話ししています。
 
 
障がいがある方のための婚活支援とか、今回の性の話に共通しているのは、選択肢のなさ、だと僕は感じています。
 
 
僕が今取り組んでいる事って、障がいがある方を優遇してほしい、とか特別な配慮をしたい、とかいう類のものではなくって、「本人のために」という名目の下、支援者や周りが本人の人生の選択肢を奪っていないだろうか?から始まっています。
 
 
リスクがあるから、取り返しがつかなくなったらいけないからを理由に、それを禁じたり制約する事は僕にとっては福祉でも支援でもなくて、それはただの制約や抑圧ですよね?
 
 
少なくとも現代の福祉のベクトルはそっちに向いてたらいけないような気がしています。
 
 
確かにセンシティブな事柄かもしれないですが、多分支援や福祉の本質ってリスクもある、手間もかかるかもしれない、なかなか体系化出来ないし統一した基準も設けづらいものではあったとしても、だからこそそこで制約するのではなく「当たり前に向き合う」を僕ら支援者、福祉人はしなきゃいけないように思うんです。
 
 
じゃないとあまりにアンフェアだな、と。
 
 
選択肢がないから生きづらくなってしまうのに、選択肢を奪ってより生きづらくしてしまう状態ってどう考えても結構矛盾していますよね。
 
 
それを僕ら福祉人がしてもよかったっけ?と思えてならないんです。
 
 
だから、アクションとしては障がい者の性についての取り組みをしていますが、僕の中ではトラブルリスクがあるからって安易に全体から目を背けて見なかったことにする、無かったことにする、を福祉人がやっちゃダメだろ、というメッセージでもあります。
 
  
福祉の中だけで解決できる事ではないからこそ、僕らも今の実態を知りに行ったり逆に社会に知ってもらって、そこからです、本当に支援としてのスタートラインに立つのは。
 
 
今日はそんなお話です。
 




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