マガジンのカバー画像

サービス開発

55
運営しているクリエイター

記事一覧

おっさんがコスメに詳しくなるには

おっさんがコスメに詳しくなるには

はじめに私はノイン株式会社というコスメECやECデータの提供を行う会社で取締役をしてます。ジョインしたのはコスメが好きだからというわけではなく、コスメというカテゴリにビジネスとして可能性を感じたことと、社長と友達だったからというシンプルな理由です。個人的には肌はかなり強く、食器用洗剤で洗顔しても大丈夫なくらいでスキンケアなんかまったくしないですし、当然メイクもしません。(入社するまでスキンケアとメ

もっとみる
プロダクト・マネジメント戦略?①目的の見出し方と目標の捉え方

プロダクト・マネジメント戦略?①目的の見出し方と目標の捉え方

Makuake ADVENT CALENDAR 2020年の記事です。

こんにちは。Makuake CTOの生内です。
今日は、先日意見交換会で展開したプロダクト・マネジメント戦略の話を抽象化してお届けします。

プロダクト戦略の話ではありません。プロダクト・マネジメント戦略の話です。

第1章的に書いてみようと思いますが、需要がありそうだったら第2章、第3章と書いていきたいと思います。

プロ

もっとみる
創業4年目で考えたスタートアップの事業成長にとって重要なエンジニアの素質

創業4年目で考えたスタートアップの事業成長にとって重要なエンジニアの素質

 こんにちは。Ubie 株式会社共同代表の久保です。このコロナ禍は、スタートアップにとって流動的で難しい日々に適応をしなければいけない試練になりました。特に医療を事業ドメインとするUbieでは、医療崩壊の危機を阻止するために、創業前から開発をしていた生活者向けサービスを緊急ローンチしたり、20 億円の資金調達を実行したりと、激動の数ヶ月でした。会社としても、正社員が50人を超え、次のフェーズに入っ

もっとみる
CTOの頭の中:技術投資を最適化する

CTOの頭の中:技術投資を最適化する

ざっくり年収1,000万円のエンジニアが10名いる会社では、年間1億円の技術投資がなされているわけですが(地代家賃、ライセンスフィー、PC代など含めるともっと)、年間1億円を正しく詳細に把握して、投資をコントロールできている会社は少ないと思います。会社が創業期であれば、最低限作らなければならない機能などは分かりやすく見えていたりするのでまだしも、そのプロダクトでしっかりとした収益が成り立ち、上場企

もっとみる
前職のスクラムが神がかっていたので忘れないうちにまとめる

前職のスクラムが神がかっていたので忘れないうちにまとめる

どんなエントリ?コニチハ、経営管理クラウド ログラスのエンジニアの佐藤です。

前職(ビズリーチ)チームのスクラムが社内でもトップクラスの完成度だったので忘れないようにまとめようと思います(事実上の退職エントリ)。

スクラムの知識を前提としてスクラムイベントで気をつけていたことを順番に書いていきます。

注意: ここで書かれていることはあくまで前職のチームでは、ということなので、公式のスクラムガ

もっとみる
「ユーザーが行動をおこす条件」の話

「ユーザーが行動をおこす条件」の話

新入社員のこばかなさんが、「こばかなスケッチ」という自分企画を頑張っている。THE GUILDでの日々の仕事と、読書で学んだことを、一枚のスケッチにまとめるチャレンジだ。

彼女のスケッチが溜まってきたので、復習とサポートを兼ねて、解説を書いていきたい。第二回はこの絵。

行動 = 動機 × 実行能力 × きっかけ今回のこばかなさんのイラストは、「フォッグの消費者行動モデル」という概念モデルだ。ざ

もっとみる

noteにおけるコア体験と相互作用メモ

可読性テストとして、書体や行間、文字色を通常のnote.muのページと変えています。ご了承くださいませ。

noteにおける最優先のユーザー体験は、「読んで楽しい」と「書いて楽しい」だと考えている。

この2つの相互作用があれば、最小構成モデルとしてエコシステムが機能するからである。

「読む」と「書く」の相互作用は、ユーザーの行動という側面で考えると、以下のような4要素のグロースサイクルとして落

もっとみる
グロースサイクルの本質とは何か?

グロースサイクルの本質とは何か?

私はGoodpatchという会社でクライアントワークを通じて、様々な企業や事業・組織にUXデザインやサービスデザインの専門性を持って携わってきました。
特に新規事業を立ち上げる際に「事業や組織共通のコアとなる循環をどのように作るのか」「複数の観点を統合するためにはどうすれば良いか」「何を持ってMVPを定義するのか」などを考える上で起点にしていたのがこのグロースサイクルです。

本記事では、グロ

もっとみる

コスメアプリ 「LIPS」 の誕生からリニューアルまで

こんにちは、株式会社AppBrewの取締役の松井です。先日、タカヤ・オオタさんとFuturize社の池田大季さんにお力を貸していただき、コスメアプリ「LIPS」のリニューアルを公開しました。

また、昨日「LIPS」は100万DLを達成しました 🎉🎉
リリースは後日、改めて配信させていただきます。

このタイミングで一度リニューアルまでの道のりを軽く振り返るとともに、リニューアルを通して見えて

もっとみる
120 個のアプリを触って見えてきたオンボーディング 15 種類・そのメリットとデメリット

120 個のアプリを触って見えてきたオンボーディング 15 種類・そのメリットとデメリット

オンボーディングとアクティベーションについて考察した 前記事 の続き。今回は 120 アプリのオンボーディング体験を調査してそれらを 15 種類の UX に分類、それぞれの UX について共通項・個人的に思ったメリット・デメリットをまとめました。

次回はこれらの統計結果を公開。今回は実際の UX 事例について。現場で「これ使ってみる?」と今日から検討できる(かどうかは知らないけど…)記事になって

もっとみる
ゼロからのアクティベーションとオンボーディング理論

ゼロからのアクティベーションとオンボーディング理論

US の iOS App Store のアプリを 120 個触り、オンボーディングについての定性・定量分析を行い、これを 7 記事に分けて内容をまとめました。

シリーズを通して、以下のような記事を順次、週ごとに公開していければと思っています(他のシリーズもはじめると公開が遅れるかもしれません。)

[01] ゼロからのアクティベーションとオンボーディング理論
[02] 120 個のアプリを触って

もっとみる

CTOの大切な役割の一つ

久々に記事を書いてみました。スタートアップの経営者やCTOというポジションを今担っている人、これから目指す人向けに私見をまとめた乱文です。直近はCTOというよりも、もはやポジション名もわからないなにかになってしまい、人事や総務、マーケティング、各事業の経営管理など職責を広げすぎてしまいましたが、今回は自分にとってのCTOの職責として重要なものとは何かを考えてみました。

要点事業をスケールさせるた

もっとみる
モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

モノ作りから学べる、人生を通じて応用がききそうなこと

色んなものを作って遊んで、人生で普遍的に応用がききそうだなぁと思ったことまとめ。

最近はデザインの応用として、デザイン思考やデザイン経営なんてももてはやされてるけど、一番大事なのは、「ものを作る肌感覚、実感」を持てるかだと思う。

とりあえず口に突っ込もう口に合うかどうかを見定めるには、口に突っ込むのが手っ取り早い。人生で一番最初に出会ったものが、あなたにベストマッチしている確率はとても低い。も

もっとみる
ウェブサイト・サービスの売上・収益最大化のためのアウトライン

ウェブサイト・サービスの売上・収益最大化のためのアウトライン

インターネットメディア事業のグロースをお手伝いするデジタルマーケティング事業とOffers(SaaS)、メディア事業を展開しております。

デジタルマーケティング事業は、3年半で累計100社以上のメディア事業を支援をしています。主にコンテンツマーケティングを強みとしてデジタルマーケティング事業を行なっておりますが、

クライアントの共通課題
・「売上を最大化する運用ができていない」
・「売上のトッ

もっとみる