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〈環境圧〉と〈習慣化〉で人生を変える

みなさんこんにちは!あなたをモチベートと申します。今回は、「環境圧」と「習慣化」で人生を変えるというテーマで話をお聞きいただきたいと思います。


上向きへのスイッチング

まず、ビジネス書、自己啓発本のようなものの主題は、99%くらいが「どうしたら成功できるか」「どうしたら成長できるか」「どうしたら人生を変えられるか」というようなテーマなんですね。

そこで、私はそのような本をいくつか読みながら、「なんで成功や成長、〈人生を変えるにはどうしたらいいか〉というテーマが人気あるんだろう」という疑問が湧いていたんです。

私の内面ではいつも、優先順位としてトップに「幸せ」という人生の唯一の目的があって、そこから様々なことをその「幸せ」に関連付けて、どのようにして「幸せ」にアクセスしていくかということを考えていました。

最終的に出た「幸せとはなにか」の結論は、人間は一瞬一瞬の身体活動に伴って複雑な感覚を感じており、その中でその時その時の感覚そのものが「幸せ」を作り出すし、「人生の目的」そのものであるという結論を出したんです。詳しくはここでは説明できないので、ぜひ過去の記事をご覧になってみてください。

ということで、とにかく「幸せ」を作り出すのは〈感覚〉だ。ということだけ今は知っておいてください。

そこで、この〈感覚〉を語る上で大事なことが、その〈感覚〉を得ているのはどのような身体活動をしているからなのかということです。

例えば、外部環境(花火)を知覚(見ている)していて、恋人の隣に立って(行動)いて、クオリア〈感覚〉としては「綺麗だなあ。」という感じや「誰々と一緒に見られて嬉しいなあ。」という感じを持っている。という身体活動+感覚があるとしたら、

この感覚(クオリア)こそが幸せである、ということです。

そして、今何について語っているのかと言うと、人の感覚の最小単位について話しています。時間単位的には、一瞬から一時間くらいのこと。

そこで、今回さらに話したい内容は、もっと一年くらい長い目で見た人間の感覚のことなんです。だから、「上向きへのスイッチング」とか言っているんですね。結論、成長には意味があるし、「人生を変える」という言葉にも意味がある場合があります。

なぜ今回のタイトルになっている「環境圧と習慣化で人生を変える」という自己啓発的な内容に意味があるのかと言うと、それは自分の人生の感覚を「正の傾き」にすることで、人は幸せな感覚を得ることができるからです。

例えば、20歳のときに結婚をして、その人はすごく順風満帆な人生を送ってきたとします。この結婚をしたすぐのときまでは、右斜め上にその人自身の感覚が上がり続けていたとしましょう。しかしながら、結婚をして2年ほど経った時、結婚生活がうまくいかずに離婚をしてしまいます。一人の人のことも幸せにできないのか自分は、ということで人生のどん底のような気分を味わっている最中。この瞬間を切り取ってみると、今までの右肩上がりの(正の傾き)の人生の感覚が、急に下降したポイントにプロットされたせいで確実に負の傾きになってしまっているんです。

何を言いたいのかと言うと、前の時点と今の時点を結んだときに、その人の感覚が上向きになっているのか、下向きになっているのかがかなりその人の幸福感を考える上で重要になってくるということです。

こんな、どん底に叩き落されたような気持ちになった人は、下向きになってしまっている感覚に歯止めがかけられなくなったりします。どこかで、「上向きへのスイッチング」をしなければなりません。ここで、環境圧と習慣化という手段を使って、自己啓発的な「どうしたら成功できるか」「どうしたら成長できるか」「どうしたら人生を変えられるか」という言説にアプローチしていかなければならないんです。


縁起の法

それでは、もっと人生を良くしていくための1つ目のアプローチ、「環境圧」について説明をしていきます。これは、人生を変える上で、感覚を上向きにスイッチングする上で最も強力な手段です。

人は最も近くにいる(時間を長く共有している)5人の平均値になる」という言葉をご存知でしょうか?例えば、周りに勉強に集中する人たちが多いとき、自分も勉強時間が増えるとか、そういうことを言っています。学習塾は、学習の内容というよりも、集中して勉強をすることができる環境を価値として提供していると言っても過言ではないと思います。

このようにして、周りにいるのはどんな人たちが多いのか?つまり、周りの環境がどうなっているのかということが、自分自身に対して強く作用してくるということが分かっています。

今回の話とそれになんの関係があるんだ?と思われると思いますので、じゃあ具体的にどうしたらいいのかということをお話しします。

まず、とても難しいものの、一度思い切ってやってしまえば手っ取り早く人生を変えられる方法は、「引っ越し」です。住む場所を変えることで、環境をごっそりと変えてしまうことができます。それが良いものになるとは限りませんが、今までの状況からどこに向かうかという方向性をかなりスイッチングできる、下を向いていた視線を上に向かせるということもかなうかもしれません。

とにかく、住む場所を変えてしまえば、ほとんどの人間関係はリセットされ、身の回りにあった見慣れた風景もすべてなくなってしまいます。基本、人間は現状維持をしたい!現状維持じゃないと不安だ!という本能を強く持っていますので、住む場所を変えてしまうのはかなり勇気のいることです。しかしながら、もしガラッと何かを変えたいのならば、あなたというコップに入っていた水をいったん全て外に出してしまって、新しい何かがそこに入ってきてくれるようにしなければいけないんです。もし一貫性の本能を振り切ることができるなら、「引っ越し」という手段も考えてみる価値があると思います。

とは言いつつも、そんな勇気がないならば、もう一つ方法があります。みなさん、その方法は何だと思いますか?答えは、先程の「人は最も近くにいる(時間を長く共有している)5人の平均値になる」という言葉に隠れています。

ここでポイントとなるのは、別にこの「最も時間を共有している5人」というのは、実際に会わなきゃいけないわけではないんだということ。

つまり、例えばYouTubeなどの動画プラットフォームや、noteなどのブログで情報収集をしている時間が長く、特定の人の話を聞き続けているならば、自分の人生でその人と接した割合が大きくなって、その人の頭の中、発信している情報に寄っていく。ということが起こるんですね。私は、実際にYouTubeなどで暇のあるときに耳から吸収し続けて、「最も時間を共有している5人」はどんどん変わり続けています。そのようにして、聴覚や視覚からの情報(つまり環境)を意識的に変えていくことで、自分の人生を大幅に変えていけるようになるんです。

人生は、環境が全てだと言っても過言ではありません。

釈迦の思想における「縁起の法」はまさに「自分は複雑系における一要素に過ぎず、他の99%の環境や他者など、すなわち〈〉によりて大抵のことは〈〉こるのだ」ということを表している。

みなさん、釈迦の思想はご存知でしょうか?急に宗教みたいな話になったなと思われるかもしれませんが、ご安心ください。釈迦は哲学者みたいなものです。釈迦の思想の中心になっているのは上の画像の説明に書いたように、「縁起」なんですね。全てのことは、相互に依存しながら、関係性によって成り立っているという思想です。

私たち一人ひとりにとって、自分自身に対しての思いというのはとても強いので、その関心の強さから、(上の図のように自分対それ以外という感じの構図で考えて)自分自身が現在の状況に影響する力を、実際よりも過大評価してしまうことが多いんです。

なので釈迦は、実際は世界は複雑系ネットワークのようになっていて変数が多く、他者 他者 他者 他者 他者 自分 他者 他者 他者 他者 他者 他者 他者 他者 他者 他者 というように、自分は0.00001%くらいの力しかないから、「縁起」、つまり環境からの力が私たちの想像以上に大きな影響力を与えてくるということを示してくれています。

他にも、「諸行無常」とか、「諸法無我」とか色々な言葉があると思いますが、それも全部この「縁起」と関連しています。諸行無常というのは、全てのことは変わりゆくものだということなんですが、これは、全ては縁起で成り立っているからこそ、多くの要素が絡み合い、多くの意志が交差しているこの現代社会では絶対不変のものは一つもないということを表しています。そして諸法無我はこれと繋がっていて、縁起で全ては変わり続けるので、自分という存在も、ずっと同じ自分であり続けることは不可能で、自分自身も常に変わり続けているのだということを表しています。

ごちゃごちゃ言ってきましたが、最終的に何が言いたいのかというと、とにかく「環境」が大事だから、入ってくる情報や物理的な環境を変化させることで、自分自身も変えることができるということを知っておいていただきたいんです。


無意識のための意識

ということで、最後に残ったのは「習慣化」という人生を変えるための重要な要素なんですけれども、この習慣化について語るためには人間の仕組みについて知っておいていただく必要があります。

人間は、一番最初に話したように、身体活動と、それに伴う感覚をたよりに生きています。そして、この生活世界において他者や環境と相互作用しながら生きています。

身体活動には、
「外部環境への、五感を通した知覚」
(とそれに付随した感情や無意識の行動)
「意図を持っておこなう、行動や思考」
(とそれに付随した感情や無意識の行動)
という種類があります。

この中で、「意図を持っておこなう、行動や思考」という身体活動だけが自分の意識から起こせる活動なんですが、

「外部環境への知覚」や「感情や無意識の行動」という身体活動については、自分自身の意識で起こすということは不可能で、全て無意識的におこなわれてしまうことになるんですね。

ここで、自分がしていることのほとんどは意識的におこなっていることではなく、無意識で行なっている、習慣となっているようなことという話が大事になってきます。

・外部環境への知覚
・何も考えずにすること
という無意識の行動がほとんどということは、

先程の「どのような環境が周りにあるか」、そしていまお話している「無意識で行う習慣となっていることは何か」ということが関連して重要です。

しかし、その環境と習慣を変えることができるのは何かといえば、私たちの「意識」だけなんですね。無意識にアプローチできるのは、私たちの意識、つまり私たちが意図的に何を考えてどんな行動をするのかということだけなので、「環境圧」と「習慣化」を作り上げていく私たちの意志の強さが頼りの綱になってくるわけです。

それでは、少し具体的に「習慣」についてお話したいんですが、

すみません、長く記事を書いてきて力尽きてしまったので以前書いた、下の短い記事をご参照ください(`;ω;´)


結論ですが、幸せな感覚を持つためには、今この瞬間が過去から未来にかけての、上向きの直線上に位置しているんだという感覚がとても大事になります。そのために、自分が上を向いていけるような「成長」や「自分が良くなっている」感覚を持つ必要があるんですね。

なので、「環境圧」や「習慣化」を有効活用して、人生を変えるための「上向きへのスイッチング」を実現していただきたいと思っています。

ということで、今回の記事はここまでです!長い記事を最後までご覧いただき、本当にありがとうございました!!

ここまで読んでいただけるなんて、本当に辛抱強くないとできないことです。感謝感謝です。。

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ありがとうございました!!\(^o^)/

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