【本紹介】『すごい準備』から学ぶ、成功のコツ。
みなさんこんにちは、
グラフィックデザイナーのウエマツです。
今回は、
栗原 甚さん著、『すごい準備』
を紹介していきます。
今回も安定して付箋だらけになっています!
栗原 甚さんとは。
ここで、簡単に著者の栗原 甚さんを紹介。
↑と、Xに書かれています。
これが一番わかりやすかったので、引用させていただきました。
凄い準備とは。
まず、この本で言う「凄い準備」とは、
ということを理解しておいてください。
この本では、交渉のための準備を題材に、全ての場面ににおいて準備の大切さを説いてくれていると言うわけです。
準備の大切さ。
「準備は大切だ。」と、言われてそこに反論のある人はほとんどいないと思います。
それくらい準備は大切で、多くの人はそれを小さい頃からさまざまな場面で言われた経験があると思います。
ただ、その「あたり前」と思える程に浸透している準備に対して「変態的な深度」で向き合い続けたからこそ、著者の栗原さんはTV業界の中でプロデューサーとして異次元の成果を出してきたのだと言えます。
私は、前職で建設業(解体業)を20年程やってきました。
建設業では、
と、よく言われてきました。
とにかく仕事の準備は全てメモをとっておいて漏れが無いように丁寧にやっていたのを思い出しました。
この本では、交渉についての準備が多く取り上げられていますが、私がいた建設業では、仕事中のトラブルというものが日常茶飯事でした。
トラブルは起きることを前提に仕事を進め、必要な場面では動画や写真をとっておく、打ち合わせはメモは当たり前で、相手にもよりますが打ち合わせ内容を録音していました。
そして、トラブルの可能性のあるところにはできる限りの事前対処と、有事の際に矢面に立って話をしてくれる上司(社長)に対しての報告には本当に丁寧に行っていました。
それは、現場単位のトラブルだけでなく、金額が大きい場合には裁判にもなりかねないので、それに対しての準備でもありました。
これは全て、自分の身と、自分の会社を守るために必要なことだと思い意識をそこに注いでいたのを思い出しました。
そのおかげか、グラフィックデザイナーとなった今も準備には本当に気と、時間を使い、人と会う時にはあれば、その方の書籍や、インタビュー記事、SNSでの発言などには目を通しておく。
相手が最近何を考えていて、何を欲しているのかを想像する、ということは当たり前にやるようになっています。
この本で書かれている、
と、私は解釈しました。
まとめ
この本では、「準備」という観点から、仕事で最高の結果を出すために必要なことや、考え方までをわかりやすく、でも具体的に紹介してくれています。
合わせて、著者の体験談も書かれていてとても面白く、読みやすい構成になっています。
体験談で私がとても面白いとワクワクしながら読んだのは、
マツコさんを喜ばせた「差し入れ」とは!?
会員制・女装クラブに潜入!
覚せい剤を使用する女子高生を探せ!
この3つはとても面白く、さらに勉強になりました。
ぜひ、みなさんにも読んでもらいたいと思っています。
本の最後にこう書かれています、
最後にもう少しだけ私の話をさせてください。
先ほど、建設業界での準備について書かせてもらいましたが、それができるようになる前の私は結構な問題社員でした。
問題というより、劣等という方が合っているのかもしれません。
仕事での失敗も多く、トラブルをよく起こしてしまっていました。
ただ、真面目ではあってサボったり、手をぬくということはいっさいなかったです。
ですが、失敗が失敗を呼ぶという悪循環にハマってしまってもいました。
それを脱することができたのは、ただただ「丁寧な準備」でした。
少し上手くいくようになると、気持ちも安定し成功が成功を呼ぶ、ポジティブなスパイラルが生まれました。
準備の大切さを身をもって学んできました。
境遇はまったく違いますが、この本『すごい準備』を読んでいてあの頃の気持ちが掘り起こされ、準備の大切さを再認識できました。
この本で書かれているのは、特別な技術なんて必要なく誰でもできることばかりです。
これを本当に丁寧に行うことで結果が変わり、未来が変わるならやらない手はないと思います。
少しでも気になった方はぜひいちど読んでみることをオススメします。
以上、ウエマツでした〜
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