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「台湾カメラ散歩」

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#海外生活

【台湾カメラ散歩】グリーンが映える国立成功大学キャンパス

【台湾カメラ散歩】グリーンが映える国立成功大学キャンパス

台南にある国立成功大学は、もとは日本統治時代の軍人の官舎があった場所をキャンパスとする高等教育機関。中南部では最難関の一つとされ、日本でいうところの京都大学みたいな位置付けらしい。

敷地は広大で、建物も、洋風のとても立派なたたずまい。一部は日本統治時代から使われていると聞いた。理工系の学部の棟は鮮やかなエメラルドグリーンで装飾されていた。あれはなぜなのか、最後までわからなかった。

【2023/

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【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる②

春節の台南カメラ散歩&廟めぐり、2日目。

1月22日は旧正月の1日目。日本でいうところの元日。台南ってこんなに人がいたんだっけ? というくらい街は混雑していた。

【2023/01/22廟めぐりの記録】

(以下、上記のカメラ散歩&廟めぐりとは別日の日常の記録です)

【2023/01/11の日記】

机に向かっての勉強時間は4時間26分。

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

【台湾カメラ散歩】春節の台南を歩きまくる①

今年は1月22日が旧正月の始まり。その2日前から私の通う大学の語学センターも休みになり、いわゆる春節休暇に入った。

春節は台湾人も一斉に休みをとって帰省する。観光名所もレストランも閉まっちゃうよ、旅行に行くのはあんまりオススメできないよ――。

そう聞いていたが、だからといって部屋でぼーっとするのももったいない。

思いついたのが路地裏歩き。台南は台湾で最も歴史のある街で、区画整備されていない雑

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【カメラ散歩】台湾のんびりゆったり最南端

【カメラ散歩】台湾のんびりゆったり最南端

台湾の最南端・墾丁。マイ語学留学先の台南と比べてもさらに陽射しが強くて、けど風が強いのでそこまで汗をかくわけでもなく、とっても気持ち良い場所だった。特に公園として整備されている本当の最南端は行き交う人々すべてが観光客ということもあって、本当に平和。のんびりゆったり。

台湾の修学旅行生たち? が鬼ごっこしていた。中学生くらいにみえるけど、学校の友達との遠出はやっぱり楽しいよね、テンションあがるよね

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【台湾カメラ散歩】高雄「旗津アート半島」サイクリング

【台湾カメラ散歩】高雄「旗津アート半島」サイクリング

高台からおりてきて、老街で昼ごはん。眠くなってしまいそうなので、すこし体を動かすことにした。シェアサイクルを借りて、3kmほど先にある風車公園をめざす。



自転車を返し、駅へと向かう。帰路につく。

【2022/11/17の日記】

机に向かっての勉強時間は4時間06分。

【カメラ散歩】台湾・嘉義「あの野球部」の街

【カメラ散歩】台湾・嘉義「あの野球部」の街

10月の3連休旅行、3日目は嘉義を歩きまわってみることにした。

嘉義=台南と台中のちょうど真ん中くらいにある街。人口30万人弱と小規模ながら、台湾では台南に次いで長い歴史を誇る街らしい。熱心な野球ファンにとっては台湾が日本の統治下にあった1931年、甲子園で準優勝した嘉義農林学校野球部が有名とのこと。

7〜8年前に「KANO 1931海の向こうの甲子園」という映画が公開されている。KANOは嘉

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【カメラ散歩】大都会・台中の日式ノスタルジー

【カメラ散歩】大都会・台中の日式ノスタルジー

10月10日は「国慶節」。台湾ではとっても重要な意味を持つ祝日だ。

1911年、のちに「辛亥革命」と呼ばれる、清朝の打倒運動が勃発したのを記念する日らしい。日本にも建国記念日ってあるけれど、あれって1000年以上むかしの出来事にもとづいているでしょう? あまりリアリティがない。それと比べれば台湾はせいぜい100年前だし、なにせ建国の歴史が現在の政治にも直結している。興味が湧きやすい。

なお大陸

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【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

【カメラ散歩】台湾の鉄道駅、惚れ惚れレトロ

鉄道駅ってどこの国にいっても心惹かれる存在。列車の到着を待つひとたちが、これから向かう先は違っているのに、同じ空間を共有しているのがなんだかドラマチックな感じがする。台南の場合はどこかレトロな雰囲気にも惚れ惚れしてしまう。

ここから下は新營駅。菁寮老街へのアクセスの良い駅です。

【2022/09/26の日記】

10月第2週の週末が3連休なので、どこにいこうか考え始める。日本からだとアクセスの

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街②

台南人におすすめしてもらった古き良き宿屋街「菁寮老街」。被写体を探しながらぶらぶら歩いていたら、にぎやかな鐘の音が聞こえてきた。

なにかしらの隊列が街を練り歩いているみたい。音のするほうへと向かうと、あらわれたのは赤、黄、青とド派手な民族衣装を身にまとった20人ほどの集団。もしやローカル結婚式に遭遇した? 一瞬そうも期待したが、隊列のまんなかで牛車に腰を下ろした男女、どうみてもおじさん&おばさん

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【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

【カメラ散歩】台南人のお気に入り 菁寮老街①

台南から電車とバスを乗り継いで1時間半ほど。清代から宿屋街として栄え、現在も日本統治時代の街並みが残る「菁寮老街(jīngliáo lǎojiē)」に行ってきた。

菁寮老街は日本のガイドブックにはほとんど載っていない小さな小さな街。ただこっちに来てから台南暮らしの長い日本人&台南人に個別にカメラ散歩のおすすめスポットを尋ねたところ、いずれも「ちょっと遠いけど菁寮老街かな」。見事なまでに答えが一致

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