台湾留学のおぼえがき
デジタル一眼レフカメラで撮った写真
通っている大学の語学センターのこと
2022年12月1日〜10日、台湾をぐるり一周する「環島」に出かけた旅の記録です。 12月1日:台南→枋寮→墾丁(台湾最南端)/ 2日:墾丁→台東/ 3日:台東&太麻里/ 4日:台東→瑞穗温泉/ 5日:瑞穗→花蓮/ 6日:花蓮&太魯閣峡谷/ 7日:花蓮→宜蘭→九份/ 8日:九份&金瓜石→基隆&富貴角(台湾最北端)/ 9日:基隆→台北/ 10日:台北→新竹→台南
ふいに昔の記憶がよみがえることがある。 大した記憶ではない。「なぜこんなことを?」と不思議になるような、普段の生活のちょっとした一場面が、頭の中で再現される。 思うに「忘れる」という行為は、時間が経つにつれ記憶が失われるワケではないのではないか。実は記憶そのものは頭のどこかに存在していて、「忘れる」というのは、それが取り出せなくなった状態を指すのではないか。 タンスの引き出しに例えるならば、洋服はちゃんと入っているのに、取っ手が壊れているせいでお目当ての一着を取り出せな
前回の投稿であれだけ強調した私の牛肉湯LOVE度。ただ、もし本noteを読んでくださる方のなかで台南に来ることがあれば注意してほしい。すべての牛肉湯屋さんがおいしいわけでは決してない、ということを。 ガイドブックに載っているような有名店はやはりちゃんとおいしい。ただローカル店のなかにはスープが甘すぎたり、牛肉が硬すぎたり、正直微妙なところもあった。 これから台南で牛肉湯に出会うひとが、ちゃんとした牛肉湯屋さんに足を運び、ちゃんと牛肉湯を好きになってもらえますように。 そ
帰国から半年。台湾の味を懐かしんでいる。 留学前は気づかなかったけれど、意識して探してみると東京には台湾料理屋さんが沢山ある。そして、いろんな種類の「台湾料理」を、現地に行かずとも楽しめる。すでに魯肉飯や牛肉麵、雞排も三杯雞も大根餅も食べた。蛋餅、豆花、あるいは擔子麵も東京で楽しんだ。 ところがひとつだけ、見かけないメニューがある。台南であれだけ食べていた牛肉湯niúròu tāngだ。 牛肉湯(←これも私はわざわざ中国語読みで入力している)は台南の地元料理で、さばきた
西欧風の建築物が多いなかで、それでもたまに中華風の古跡がぽつんと建っていたりもする。それが台湾に留学しているっぽさを感じられて好きだった。 【2023/02/25の日記】 朝食は厚切里肌帕尼尼(85元)と活力盤餐(105元)の計190元=約845円。このお店はやっぱりパニーニがおいしかった。こういう店が近所にあって本当によかった。奶茶の微糖ももうすっかり慣れました。 拉亞漢堡 台南長榮 +886 6 274 9160htt
洋風の建物が多くて、緑豊かで広々していて……というだけなら、日本の大学でも似たようなところはあるかも。台南の名門、国立成功大学の最大の特徴はキャンパス内のあちこちにガジュマルの木が立ち並んでいることだった。 光復キャンパスにはその名も「榕園(ガジュマル園)」と呼ばれる一角も。南国らしい雰囲気に包まれ、朝、太極拳をするおじいちゃんおばあちゃんたちを横目にジョギングするのは本当に幸せな時間でした。 【2023/02/24の日記】
台南にある国立成功大学は、もとは日本統治時代の軍人の官舎があった場所をキャンパスとする高等教育機関。中南部では最難関の一つとされ、日本でいうところの京都大学みたいな位置付けらしい。 敷地は広大で、建物も、洋風のとても立派なたたずまい。一部は日本統治時代から使われていると聞いた。理工系の学部の棟は鮮やかなエメラルドグリーンで装飾されていた。あれはなぜなのか、最後までわからなかった。
前々回、前回に続いてお土産リスト。最終回はスーパーやそこらへんの日用品店で買った本当に本当のバラマキ品です。 これは確か近所の小北百貨で購入。鳳梨酥は3つの味の6〜9個くらい入っていて90元なので、おそらくもう本当に安いやつ。沙琪瑪は黒糖系の麩菓子。40元。 缶づめは①台湾南部の名物養殖魚、虱目魚のもの②いわゆるルーローハンのお肉部分、滷肉燥③同じくルーローハンのお肉部分である滷肉飯。ただ③はなんとベジタリアン向けだった。帰国してから気づいた。最後に森永の台湾仕様のドロッ
前回の続き。いろんな立場の人に配るために、いろんな価格帯のお土産を買って帰りました。今回は中価格帯。 赤崁樓の近くにあった信裕軒というお菓子屋さん。入っているのは米菓系で、パッケージがおしゃれ。それぞれ150元(約680円)くらい。 * 赤崁樓から民族路を台南駅方面に歩いたところにある「奉茶.台南総店」。その場で飲むためのお茶も購入できるし、お茶っ葉ギフトも買える。 パッケージがとてもかわいらしくて、ひとつ150元(約690円)なので、ちょっぴりかしこまったバラマキ用
タイトルの通りです。会社員業をやっていると、いろんなところにお土産を買わないといけないので大変。まわりの友人たちにもいろいろアドバイスしてもらいました。ありがとうございました。 * まずは台南を代表する超定番お土産調達スポットに足を運びましょう。 * 続いて台南の中心部、赤崁樓のほぼ向かいにあったドライフルーツ屋さん↓。このお店で、
帰国まで10日を切っているのに懲りずに出かけた2月下旬の台湾北部旅行、3日目は台北からちょっとだけ南下して桃園へ。 そんなにメジャーではない、正直いって空港のイメージしかないこの街。友人から台湾随一?の珍百景であるモヤモヤ系スポット「蔣介石公銅像公園」があると聞き、帰国までになんとか足を運ばなければと思っていたのだ。 【2023/02/19の旅日記】 蒋介石といえば国民党のトップ。ただ戒厳令をしくなど強権的な政治手法で知られ、かなり毀誉褒貶ある人物である。 強権的な政
帰国直前の悪あがき旅行、2日目は台北近くにある平溪へ。かつて日本統治時代に石炭を運ぶために敷かれた鉄道が、いまは観光線となって私たちを山間の村落へと連れて行ってくれる。 最大のアトラクションは願いごとを書いて空に放つランタン飛ばし。私は一人旅だったのでやらず、幸せそうな観光客たちの様子をずうっと眺めていた。 【2023/02/18の旅日記】 電車に乗って平溪へと向かう。 一眼レフでそれっぽくきれいに撮った写真は後日載せます。 面白いのは観光客たちのランタン、必ずしも
春学期の木〜金は9:10〜11:10に必修クラスがあるのみだったので、お昼前から遊びに出かけることができた。ということで以下、帰国が10日後に迫っているのにも関わらず、台北に遊びに出かけていた2月17日の旅の記録。 この年になると「十何年ぶりの再会」という面白イベントが発生するのが楽しい。 【2023/02/17の旅日記】 ↑昼食ですね。
人手不足というと日本の専売特許のように思ってしまいがち。ただ女性が生涯に産む子供の平均を示す「合計特殊出生率」を調べると、台湾は長らく日本を下回っている。 ということで台湾でも日本と同じく、最先端技術を投入して人手不足の緩和をめざしている。 その現場を目撃してしまった。2月中旬、場所は台湾南部の台南である。 動画は当日のこちらのツイート↑からご覧ください。シュール! ロボットで人件費を削減しているはずだが、それでも昨今の原材料高には抗えず、このお店も相次ぎ値上げをして
半年間の台南留学で1度だけ、知人が日本から遊びに来てくれた。安平に足を運び、赤崁樓のあたりをぐるぐる散歩し、林百貨をのぞき……。 いずれも定番スポットなので自分は2度目、3度目なわけだけれど、あらためて自分じゃない誰かと歩いてみると、それぞれ別の表情を見つけられるというもの。派手さには欠ける反面、行けば行くほど味わい深くなるするめスポットが多かったのが台南だったように思う。 【2023/02/15の日記】
タイトルの通りです。 【2023/02/14の日記】 昼食は我們的傳統。ひとり100元くらい。 加依軒(+1)小籠湯包成大店 +886 6 236 9666https://t.co/INH3XB39wk pic.twitter.com/mOR1vZZ4Hr — u5505 (@u5505tainan) February 14, 2023
台湾の街並みを歩いていて日本語の書かれた看板を見かけるのは珍しいことではない。けどひとつだけ、「これは果たして大丈夫なの?」と思っていたのが、商業施設などの自動ドアに書かれた「押して下さい」なのである。 中国で押すは「推tuī」。 だから手動で押して入る形式のドアには「推」と書かれているケースが多い。ここまでは普通。 問題は来店客の接近をセンサーで検知するのではなくて、自分でボタンを押して開くタイプの自動ドアである。日本でも見かける日本語の「押して下さい」表記のボタンが