【カメラ散歩】台湾・嘉義「あの野球部」の街
10月の3連休旅行、3日目は嘉義を歩きまわってみることにした。
嘉義=台南と台中のちょうど真ん中くらいにある街。人口30万人弱と小規模ながら、台湾では台南に次いで長い歴史を誇る街らしい。熱心な野球ファンにとっては台湾が日本の統治下にあった1931年、甲子園で準優勝した嘉義農林学校野球部が有名とのこと。
7〜8年前に「KANO 1931海の向こうの甲子園」という映画が公開されている。KANOは嘉義農林学校の愛称。映画は野球部の苦労や活躍、治水インフラが不十分で台風が来るたびに甚大な被害を受けていた当時の台湾南部の様子を描く。前日夜に鑑賞したうえで街に繰り出した。
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嘉義公園にやってきた。駅前の宿泊先からは30〜40分ほど歩いた場所にある。まずはお約束の孔子廟。公園のなかにあるっていうのが、台中とも台南とも違う。本殿の目の前で子供たちがバドミントンをして遊んでいた。それくらいの気軽な雰囲気。
嘉義公園内にあった嘉義市史跡資料館。かつて嘉義公園には日本人がつくった神社があって、その社務所をリニューアルした建物とのこと。なぜだかわからないけれど「昭和十八J18」という愛称がついているようだった。
嘉義公園をあとにして、寄り道しながら嘉義駅の方向へと戻ることにする。
檜意森活村という、かつての日本式宿舎群をリニューアルした一帯にやってきた。もともと林業に携わる人々のための宿舎群だったからか、木工グッズ屋さんが多いような気がした。とはいっても一番賑わっているのはアイスクリームなどの食べ物やさん。
本格的に暗くなってきた。帰りの電車の時間も迫ってきたので、いよいよ駅へと戻ることにする。
【2022/10/10の日記】
机に向かっての勉強時間はゼロ。
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