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教育現場でChatGPTをどのように活用するのか?~「何でも応えてくれる」ツールを前に、教員の役割を見直す~
Step 01 教育に使ってもいいものか、迷っています
ー佐々木 高校でも大学でも、積極的に使いながら、教育効果が高い方法を模索していくのがよいだろうと考えています。確かに生徒や学生が誤った回答を鵜呑みにしたり、課題を横着したりするかもしれません。ChatGPTの回答か本人の回答か区別がつかないケースもあり、評価にも工夫が求められます。でも、社会の様々な場面でこれから使われていくことが確実な技術
生徒のためにやりたいこと、できない理由は何?~ファーストペンギンが飛び込めば、必ず変化は生まれる~
Point 01 新たな学びで気づいた一人ひとりと向き合う難しさ
ー築 小中高大と教育のあらゆるステージで人材育成の在り方に変化を求められているのが、今の時代ではないでしょうか。十数年前までは、与えられた前提をもとに素早く答えを導き出せる人材を育てることに重きが置かれていたように思いますが、IT技術の進歩などに伴い変化の激しい社会を迎えた現在は、前提から本質的に考え、自分なりの正解にたどり着く力
若手高校教員と考えた!「1人1台」で教育はどう変わる?
群馬県でも「1人1台」が実現。Chromebook、使っていますか?群馬県でも2021年春までに県立高校の生徒1人に1台、ノートパソコン「Chromebook」が配備されました。全国的な端末配備と高速大容量通信ネットワークの整備も進み、GIGAスクール構想の目標達成に近づく高校がある一方で、使いあぐねている現場も多いのでは。大学で商学や情報教育を学び、群馬県立下仁田高校で教鞭をとる夏目智明先生にデ
もっとみる「分からなくても褒めてもらえる」英語の授業って?
2019.09.11
自分の周りで「英語が得意!」って人は、そんなに多くないはず......。「日本人は英語が苦手」なんて言われることもあるし、中学から勉強しているのに、なかなか英語を使いこなせない日本人が多いのはなぜだろう......?そんな疑問について、英語の授業を行っているスニップ・キュースティン准教授にぶつけてみました!
授業で受けた〇〇により、日本人は英語が話せない?
ー英語の授業
言語の意味は個人によって異なる...?英語を学ぶ上で大切なヒントとは
2019.10.28
普段私たちが何気なく使っている「言語」。生まれてからこれまでどのようにして言語を使えるようになったか、覚えている人は少ないでしょう。実はこの言語を理解する過程には、外国語を学ぶために大切なヒントが隠されているようです。今回はそんな言語に関する疑問について、認知意味論・認知言語学を研究し、高崎商科大学で英語や日本語について教えている渡邉美代子教授にお話を聞いてみました!
そ
"サービス"を"デザイン"する...?「サービスデザイン思考」って何?
2019.11.11
今、新しいサービスを生み出したり、もともとあるサービスを改善していく上で、「サービスデザイン」という考え方が注目されています。サービスをデザインする思考とは、具体的にどんな考え方なのでしょうか。今回は、高崎商科大学でサービスデザイン思考を取り入れた授業を行い、デザイン・シンキングやファイナンス論について研究をしている前田拓生教授にお話を聞いてみました!
「サービスデザイン
"地域"を"プロデュース"する、「地域プロデューサー」ってどんな仕事?
2020.01.08
「地方創生」「地域活性化」などの言葉をよく耳にする近年、地方のカギを握っている役割の一つが「地域プロデューサー」です。地域をプロデュースするとは一体どのようなことなのでしょうか? また、そもそもどうして地方を元気にする必要があるのでしょう? そんな疑問について、社会学、市民活動論、非営利組織(NPO/NGO)論、地域政策などを専門とする松元一明准教授に聞いてみました!
「
観光客増など地域活性化のカギを握る、「フィルム・ツーリズム」って?
2020.01.22
皆さんは、自分の好きな映画・ドラマの舞台やロケ地を訪れたことがありますか? ありふれた場所も、好きな作品に関わりがあると知ると、何だか特別な思いが生まれてきますよね。そのような気持ちを使った観光モデルを「フィルム・ツーリズム」と言います。今回は、観光社会学、観光マーケティングなどを専門とする岩下千恵子教授に、「フィルム・ツーリズム」について聞いてみました!
地域活性化にも
群馬の特産品「桑茶」とSDGs(持続可能な開発目標)の意外なつながりって?
2020.05.21
群馬の特産品である、桑の葉を使った「桑茶」。このおいしいお茶と、今、国際社会共通の目標である「SDGs」には、実はつながりがあるそうです。でも、そもそも「SDGs」って?「持続可能な開発目標」って難しそうな言葉だけど私たちの生活に関わりはあるの? 今回は、そんな疑問について、環境教育・ESD(持続可能な開発のための教育)の手法を用いて「持続可能な観光まちづくり」について研究