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現代アート界への皮肉たっぷり社会風刺映画『ザ・スクエア 思いやりの聖域』感想
ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017)
原題 The Square
監督/脚本 リューベン·オストルン ド
全編皮肉、振り返ってスクエア(スクリーン、TV、タブレット、スマホ)越しにこれを観ていたこちら側も盛大に皮肉をぶっ被る話
あらすじ
現代美術館のチーフキュレーター、クリスティアン。次の展覧会の目玉である「スクエア(地面に正方形のエリアを区切っただけ)」は"すべての人が平等の権利を
男は〇〇であれの固定観念から逃れられない悲喜劇映画『フレンチアルプスで起きたこと』映画感想
フレンチアルプスで起きたこと(2014)
原題 Turist
監督/脚本 リューベン·オストルン ド
あらすじ
フレンチアルプスに家族旅行で訪れたノルウェー人一家。さっそく雪山を楽しもうとした矢先に、父親が大失態、それを妻からはネチネチ責められ、子供達からは冷ややかなまざし
バカンスが始まったばかりなのに針の筵状態になってしまった夫、妻と子供達との関係はリカバリー可能か?というブラックコ
【映画感想】ブーブル
インド産ダークファンタジー。
三兄弟が全員クソ。
長男・領主、DV夫。
次男・レイプ魔。
三男・兄弟の中では善良だがボンクラ。
児童婚(ブーブルは5歳の時に領主と結婚)と、インドの女性に対する考え方(持ち物-女性への人権意識が薄い)の問題を扱った寓話的ファンタジー。
超自然的な力を得ることでしか男逹に制裁を加えられない……という設定が少し哀しい。
ブーブルの場合、貧しい実家ゆえ5歳で裕福な